みなさんどうもです◎
自転車専用の着こなし(=サイクルウェア)といえば上下ピチピチのスタイルを想像する方も多いと思います。
が、いろいろなコーディネートがあります。
そこで今回は大きく3つに分類してサイクルウェアのスタイルをご紹介します(/・ω・)/
自分にはどんなのが向いてるかな~と参考にしてみてください。
今回も長そうなのでも「もくじ」を用意していますので、気になるスタイルに飛んでください◎
自転車走行時の快適性とは?
「走行時の快適性」というと挙げられるのはこの3つ
・皺や凹凸が少なく空気抵抗が少ない
・伸縮性がしっかりしていて体の動きに柔軟に対応
・キツさや緩さがなく前傾姿勢時に体にしっかり沿う
サイクルウェアはこの3つを念頭に作られています。
サイクルウェアの基本
サイクルウェアの設計は「走行時の快適性」を細かくかみ砕くと上の画像の項目を意識して作られていることが多いです。
例えばトップス1つにとっても普段着との違いはこれだけあります。
走行中のパフォーマンス効率を最優先に考えられています。
サイクルウェアはこの基本の要素をベースに大きく分けて3つに分類されます。
①基本のフィット感「ベーシック」
迷ったらこれ!!「サイクルウェアの基本」要所をしっかりおさえたスタイル
先ほど説明した「基本」の要点をおさえたスタイルで、いきなり超ピチピチに抵抗がある方でも、「サイクルウェアの快適さ」が体感しやすいのが特徴。
主に使われている素材は一般的なサイクルウェア同様の吸汗速乾性に優れたものや伸縮性があるものが多い。
ボトムは腰履きのタイプを一緒に選ぶ方が多く、まずは専用ウェアの良さを体感するのにはうってつけ。
ボトムに付属するパッドは、メーカーによって走行距離・コンセプトによって選べる場合が多い。
初心者向けの低価格帯のものも多いのもオススメポイント。
「ベーシック」スタイルの例
PHOTO:KAPELMUUR
PHOTO:PEARL IZUMI
PHOTO:KAPELMUUR
②走行中のパフォーマンス重視!しっかり乗るなら「レーシィ」
「走行時の快適性」を最重視!!ピタッとしつつも窮屈感のないつくり
さきほどの「ベーシック」からステップアップ。スペックを走行中の快適性に全振りした着用感。
「レーシィ」の一番の特徴は直立時に100%ではなく前傾姿勢時に衣服の着用感が100%になるように計算して設計されているということ。
素材も運動強度が高い方を想定して設計しているので薄地なものや、伸縮性がかなり高いものなどが多い。
着用時の皺や段差などの少なさがポイント。
ボトムに関しては、腰履きとは変わってオーバーオールのような肩紐で吊って着るタイプ。
腰のゴムひもがなくなり、肩で股下を支える形状になるので圧迫感の軽減とフィット感の持続性を両立することができます。
パッドに関してもコンセプトに応じて選ぶことができます。運動強度が高いことを想定しているのでパッドの厚みのほかに通気性の良さを考慮したものなどもあります。
「レーシィ」スタイルの例
PHOTO:PEARL IZUMI
PHOTO:CASTELLI
PHOTO:CASTELLI
PHOTO:KAPELMUUR
③普段着のスポーツアレンジ「カジュアル」
パッと見は普段着!!でもよ~く見ると「自転車仕様」
走行中に気になる部分への細かな配慮がポイント
サイクルウェアの中でも1番「普段着」に寄っているスタイル。
見た目は普段着だけど、吸汗速乾性が良かったり摩耗耐性・伸縮性のあるスポーツに向いた素材が使われています。
街中をライドするときや輪行などを行う、通勤通学で着替えずそのまま1日を過ごす方・ツーリング・旅行など…の方に定番のスタイル。
上記2つのスタイルと違ってその服装のまま街中に溶け込めるのがポイント。
トップスは普段着やスポーツカジュアルに自転車の要素をトッピングしたものが多い。
しかし素材はスポーツ向けなので快適に使用していただけます。
ボトムは多いのは「七分丈」のパンツ。
裾がギアに触れずに汚れない・季節問わず使える・5分丈ほど肌の露出がないので様々な年齢層の方が男女問わず使える というところが定番化したポイント。
また、スポーツバイクは正しいサドルの高さにセットしていると跨ったまま停車がしずらいので、前の方に降りて足を着くことが多いと思います。
このサドルへの乗り降り動作の繰り返しによってパンツの生地とサドルが擦れます。何度も何度も繰り返すとお尻の部分の生地だけ薄くなってきた!なーんてこともしばしば。
そこで自転車用は耐摩耗性に強い素材を使ったり、お尻の部分の布地を2重にして擦り切れから守ってくれます。
また歩く時よりも、足の稼働幅が広いので股下も足の可動域を邪魔しないように、ゆとりをもった布量があったり、普段着っぽいけど伸縮性のある生地が使われていたりします。
またカジュアルボトムは上記2スタイルとは違い「パッドなし」のものが多いです。
なので、お尻を守るためには別途でパッドを用意する必要が。
下着履いて、パッド履いて、ボトム履いて…だと重ね着の圧迫感や窮屈感すごいので、オススメはインナーパンツを併用すること。
インナーパンツとは「下着」+「パッド」が合体したアイテム。
インナーパンツは上に合わせるメインボトム次第で1年中使えます♪
「カジュアル」スタイルの例
PHOTO:PEARL IZUMI
PHOTO:rin project
PHOTO:KAPELMUUR
PHOTO:KAPELMUUR
まとめ
今回は3スタイル紹介しましたが、他にもアレンジ次第で着こなしは無限大!!
例えば、ぴったりしたスタイルにしたいんだけどお尻周りのボディラインだけは隠したいな~という方はハーフパンツや女性はスカートを組み合わせる方もいます。
新宿ウェア館ではお客様と一緒に希望のスタイルに合わせたウェア選びをお手伝いします(/・ω・)/
男女スタッフどちらも在籍しているので、異性スタッフに聞きづらいことはぜひ同性スタッフにご相談ください!!!