瀬戸内海に浮かぶ島々を大橋でつなぐしまなみ海道は、誰もが一度は走ってみたいと思う程に素晴らしいロケーション!!
ですが、その雄大な景色に相応しいだけの長い距離で結ばれている為、走り抜けるだけでも十分景色を楽しむ事は出来るとは言え、スケジュール的な余裕が無いとゆっくりとは景色を堪能できないのも事実です、、、(涙)
(数日かけて往復したり島々を巡れたら最高なのですが)
中級以上のサイクリストなら一日中走り回ってあちこち巡れるかもしれません。一日で尾道~今治を往復(150km)する事も可能だとは思いますが、ゆっくり景色を楽しむ余裕まである方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者の方でも頑張れば尾道~今治を日帰り往復出来るという、とっておきの方法をご紹介したいと思います!!
『サイクリストの聖地』しまなみ海道
しまなみ海道の玄関口である尾道から今治までは最短ルートで結んだブルーラインでも約75kmと、片道でもかなりの距離です。
今回のブログテーマでもある尾道~今治を日帰りで往復(約150km)は、とてもとても初心者が一日で走れる距離ではありません、、、。
じゃあ、どう走るの?
『船でしょ』
という事で(苦しい)、航路を利用して尾道~今治の日帰り往復に挑みたいと思います!!(初心者の方でも頑張れば完走できるはず)
その方法を簡単に説明すると、往路は尾道→瀬戸田港(生口島)でフェリーを利用し、残りの瀬戸田港~今治(約45km)は陸路を走ります。
復路は今治港→木浦港(伯方島)でフェリーを利用し、残りの木浦港~尾道(約55km)は陸路を走ります。
これなら往復で約100kmと陸路のみに比べて50kmの短縮になりますので、ある程度サイクリングに慣れた方なら、時間に余裕を持ちつつ計画的に休憩を取りながら走れば完走できるのではないでしょうか!!
※木浦港からブルーラインへは島を反時計回りに進む方が坂を回避出来ます。
もう少し短いルートは無いの?
100kmって簡単に言いますが、始めたばかりの頃は簡単では無いですよね(汗)。体力的に問題無くてもおしりが痛くなったりますし、、、。
そんな時は当然ながらフェリー移動を増やせば陸路を短縮できます♪♪
例えば復路も今治から瀬戸田港まで陸路を走り、瀬戸田港→尾道でフェリーを利用してしまえば往復約90kmで済みます。
※帰りの瀬戸田港→尾道行きの最終は17時なのでご注意ください。
他には、復路で今治港から土生港(因島)までフェリーを利用してしまえば残りは約25km。これなら往復で約70kmとブルーラインの片道より短い上に瀬戸田~今治の往復よりもブルーラインの制覇率が上がります!!
それに、初めてのしまなみ海道で陸路で尾道まで戻ってきたときの何とも言えない達成感と安堵感は、他ではなかなか味わえないですよ!!
≪日没間際の向島渡船から≫
70kmなら初心者の方でも十分しまなみ海道の景色を楽しみながら走れると思いますし、何よりおしりに優しいです(笑)。
≪尾道行きのフェリーからの夕焼けも絶景≫
なので、どちらを選ぶかはあなた次第です(笑)
実は三原駅(三原港)スタートがオススメ
先日も走ってきたルートなのですがかなりオススメです!!
何故なら三原港から重井港(因島)方面もしくは瀬戸田港(生口島)方面に向かうフェリーがあるから!!(ゆめしま海道にもアプローチ出来ますよ)
そりゃあ、初めてしまなみ海道を走る時は玄関口である尾道からスタートしたいのではないかと思いますので、初めての方やスケジュールに余裕のある方は上でご紹介したルートをご利用頂くとして、スケジュールが限られる方や広島市内など西側からしまなみ海道に向かうという方には必見のルートになりますので、早速ご紹介していきたいと思います!!
今回は重井港(因島)スタートで往復約125kmのルートを企画しました。
広島駅方面から始発電車に乗って三原駅に7:09着。そこから三原港に向かい(徒歩でも5分弱)、フェリーで三原港7:41発→重井港(因島)8:00着、準備して走り出したのが8:10、向かい風でペースを上げられなかったにも関わらず今治城に着いたのは11時前でした!!今治で昼食を取り、復路は往路の向かい風と暑さで体力を削られていたので、多めに休憩を取りながらのポタリングペースになりましたが、それでも重井港16:28発のフェリーに乗り、三原駅17:28発の電車で帰ってこれました!!
今治まで往復したのに尾道~今治を陸路で往復する時と比べて3時間以上も時間短縮になり、結果的に19時前には帰宅できてしまいました!!
しまなみ海道を一日で往復した事がある方ならこの凄さが分かるハズ。
欠点があるとするなら、尾道ラーメンを食べられない事ぐらいです(笑)
今回は殆どブルーラインを走りましたが、体力に余裕が有れば外周やゆめしま海道に足を延ばす事も出来ると思います。また、帰りのフェリーは重井港も瀬戸田港も20時台まであるので時間を心配する必要もありません。
瀬戸田港をスタート&ゴールにした場合は、8時過ぎに瀬戸田港をスタートしてゆっくりペースで走っても夕方前には戻ってこられると思いますので、帰りがけに瀬戸田港周辺を散策する余裕すらありますし、温泉に入ったりお疲れの乾杯をする事だって出来ちゃいますよ♪♪
※飲酒運転になりますので最寄駅からも押して帰りましょう。