DMT KR30
¥38,000(税込)
老舗にして革命家。業界の異端児が送る、最高にしなやかな履き心地のシューズ。
2024年になりました。
既にたくさん乗っている方も、これから徐々にの方も、今年は新しいシューズでライドへのモチベーションを高めてみませんか?
今回ご紹介するのは、イタリアの古豪DMTのシューズ。
いわゆるクリップレスシューズの元祖とも言えるブランドで、数多のトッププロからアマチュアライダーに愛されています。
質実剛健というイメージのDMTシューズでしたが、2010年代に入ってユニークなプロダクトをリリースし始めます。
2010年代終盤には現在のラインナップの礎となるKR1をリリース。
当時他社にも数種ラインナップのあった「ニットアッパー」を用いたロードシューズでした。
ただ、DMTの凄さはこのKR1のみにニットを採用したのではなく、そのほとんどのモデルにこのニットアッパーを採用し、いままでのシューズラインナップを一新してしまったということ。
なかなかの英断だなと当時は思いましたが、このKR1を当時履いた時に「なるほど」と感じたのを今でも覚えているくらいです。
柔らかくしなやかなアッパーは、合皮の硬くプレッシャーの強い履き心地の対局にあり、いたずらにラスト(靴型)を変えるのではなく、アッパーの生地で履き心地をコントロールするという新しい感覚でした。
もちろん素材に対してのネガティブな部分(耐久性など気にされる声)もありましたが、結局のところ現在ラインナップの全てがニットアッパーになり、種類も拡充させている点を鑑みると杞憂だったのかと思わせてくれる頼もしさがあると言って良いと思います。
前置きが長くなりましたが、写真を張り付けたこのKR30はそんなDMT新世紀の旗手になりうる最新作です。
前作KR3の良さはそのままに、細部をブラッシュアップしました。
質の良いニットアッパーは更にしなやかに。そしてダイヤルもより薄くスタイリッシュになりました。
必要な強度を出すためのTPU加工のパターンも改良が加えられ、擦れに強くなっています。
踵のホールド感を演出するアウターカップも刷新し、より無駄のない形状に。
ニットの履きの良さを体感するためのシューズとして誕生したKR3は、そういった性格からくるシンプルかつクリーンなシルエットがデザインとしてうけていた節もあります。
そのイメージを更に高めたのがこのKR30。非常に洗練されていながらも、一目見れば忘れない強烈な個性も兼ね備えているのです。
パフォーマンスに関しては、KRシリーズの丁度中間グレードという位置づけながらフルカーボンソールを採用(トップモデルのKR0,KRSLよりは柔らかくチューニングされています)。
イメージとしては乗りなれている方で、特にロングライドを好まれる方、その中でもテンポよくスカッと走りたい方向けのソールといった感じでしょうか。
反応性は良いが、そこまでスパルタンではない。足に負担をかけないニットアッパーの履き心地と相まって、長時間楽に楽しく履いていただける一足と言って良いかと思います。
また、非常に細かい部分にはなりますが、DMTは革新的なシューズブランドである一方、堅実なモノづくりをするブランドでもあります。
それを裏付けるのが、ソールとアッパーを繋ぐボードを通常は接着して各層を合わせるのに対し、しっかりと縫い合わせて接合しているのです(最後の写真)。
これにより、シューズの寿命が延び、かつアッパーのしなやかさが増すのです。
インソールを外さなければ分からないような非常に細かい部分ですが、こういった細部にも力を入れている点に老舗としての実力を感じてしまいます。
他社ではコスト面でまずこういった製法は採用されません。
この事実だけでもDMTというブランドに関心を持っていただけると思います。
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カラーは2色在庫しております!
クリーンなルックスを更に引き立てる白と黒の2色を在庫しております。
ニットという製法がデザインにもたらす独特さで、単色ながら非常に立体感がありどちらも飽きずに履いていただけることと思います。
サイズは流動的ですが40-43あたりをストックしております。
新しい年にこだわりの詰まった新しいシューズはいかがでしょう。
ご来店お待ちしております。
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