株式会社シマノセール様よりホイールをお借りして
月々インプレッションをお送りしています。
7弾は、
デュラエース C36-TL
をお借りしました。
このホイールが届くのを待っていました。
個人的に新デュラエース・アルテグラホイールのラインナップ内で一番欲しいと思っているホイールです。
F:620g、R:730g 合計1350g(カタログ値)
と、ローハイトホイールならではの軽量性がポイントです。
他社の同クラスのリムハイトのホイールよりも更に軽量な感じがします。
C36をマイバイクに付けた姿。
エアロフレームでは無いですが、それでも少しフレームのボリュームの方が強く見えますね。
軽量系の細いバイク、サーベロRシリーズやジャイアントTCRシリーズとは見た目の相性も良いはずです。
いつもは半月しか試乗ホイールを使えませんが、ラッキーなことにこのホイールは一カ月借りれました。
ヤビツ峠で試してきました。
このホイールを使ってみて思ったのが、
このままホイール付けたままでもいいかな?
という事です(笑)。
事前に資料で見た内容と実際に乗った感想は相違いませんでした。
漕ぎ出しや、坂道では軽量な分クイクイ進みます。
試乗で第一回目に借りたチューブラータイヤ式の様な感動的な軽さは感じませんでしたが、
それでも通常走行には十分すぎるほどの軽量性です。
その際のインプレの際にも書きましたが、チューブラータイヤはどのようなシチュエーションでも使いやすいとは言えませんからね。
普段でも使いたいので私ならチューブレス仕様を選びます。
このホイールに変えて走った初日は風が強くバイクが暴れやすいシチュエーションだったのですが、ローハイトらしい安定感でした。
剛性はニューデュラエースに共通している程よい剛性感です。
ガチガチに硬くもなく、力が逃げるような剛性不足を感じません。
サイクリストのレベルを選ばず、
レースからファンライドまで幅広く使えるでしょう。
ニューデュラエースのC50TLとこのC36TLで迷いましたが、個人的に履きたいホイールはC36の方です。
C50TLはこのハイトにしては軽量な方で山岳を含めたオールラウンドに使えるホイールだと思います。
しかし古谷野の使うシチュエーションはそれほどスピード域が高くなく、坂道系がメインです。
それであれば少しでも軽量なC36の方が有利だと思います。
同じような用途で走られている方にC36はお勧めです!
※ただしニューデュラエースのホイールはスプロケットシマノ12速しか使えません!11速以下は使えませんのでご注意ください。
2022/8/29 古谷野