キャリパーブレーキ ブレーキシュー
こんにちは、チャーリー店上山です。
2024年も4月中旬を迎え温かい日が続いていて自転車日和なのではないでしょうか
いざ乗ろうとなって寒い季節放置していたバイク乗る前に少しだけメンテナンスしませんか?
今後のメンテナンスも楽になっていくカスタムのご紹介になればと思います。
交換時期
正確になんkmとの表記がないのが難しいところではあるのですが溝が1㎜を下回ったら交換になりますね。
ユーザーによって走行状況(雨や坂道など)や体重などが違うためそういったところに左右される減り具合になっていますが
ゴムとしての耐久年数を見てあげると使用から約1年ほどでゴムが固まってきて固くなってきます。
固くなり切ってしまうとゴリゴリと音がしたり止まりずらくなってしまったりが起こり始めてきます。
なので快適に使っていきたいよという方は1年で交換をめどにしてもいいかもしれませんね。
グレードによってついてくるブレーキシューが違う
こちらの2種類のブレーキシュー違いは
全部がゴムでおおわれているか
金属でゴムを覆うように保持しているか
だと思います。
どのグレードかは書いてあるのでわかるかもしれませんがTIAGRA/SORA用とULTEGRA用ですね。
形の違いのほかにTIAGRA/SORA用はブレーキシューと台座も一緒に交換が必要になりますが
ULTEGRA用は中身のゴムだけを交換することができます。
それの何がいいの?
中身だけ変えることができるということは交換を行った際にブレーキシューの角度を変更させる必要がなくなるため作業もワイヤーを緩めて小ねじを回して交換ができます。
こうしたメリットが上のグレードにはありますがどうしてもお値段がかかるためTIAGRAグレードまではシューと台座が一体型の物を使っています。
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ランニングコスト
先ほどのTIAGRA/SORA用のブレーキシューは¥878-
この写真は1セットと2セット入りのパッケージになっているのですが¥1,056‐¥1,445‐と2セット(前後セット)で買ってあげると2~3回交換する頃には時間的、値段的にも交換しておいてよかったと思えるころではないでしょうか?
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前後向きがあります
昔から結構やっている人が多いのが向きを逆につけてしまっている人
この場合は天地ガエシではなく前後が逆ということですね
取り付け部分は同じような形をしているため付いてしまうのですが
問題はシューにあります。
カートリッジ式のシューはこの用にスライドして外れるため交換が容易なわけですが
外した状態はこんな感じになっているので写真では左の方向へ力がかからないとシューが抜けてしまうようになってしまいます。
キャリパーに取り付けているところを見てみるとこんな感じです
シューだけの写真を見てみるとわかるように小ねじ部分が左側のフォークに近いと思います。
つまりこの写真では進行方向は右側になります。
逆にしてしまうと
先ほどの写真で説明するとこの状態で右の方にホイールが回る形になっています。
当然ながら抜けてしまいますよね?
平地ではそこまで強い力がかからずに抜けないで何とかなっていた人も
例えば山に登りに行った下り道いつもの速度よりも倍くらいの速度が出てしまうことがあると思います。
そんな力がかかった状態でブレーキシューがこの状態でくっつけられていたら…想像したくないですね
実際人気の山など上っているとたまに見かけるくらいには落ちていますね
多分下っているときに外れていると思うんですけど無事なのでしょうか?
不安な方は
変速周りよりも1か所で完結する部分になりますのでご自身で作業を行う方も多いところではないでしょうか?
前後の向きのところで書きましたがそうならないように注意しながら作業を行うとよいでしょう。
それでも不安な方は当店にて作業を依頼してください。
片側¥1,320‐
で承っております。
ご案内は上山翔でした。