MTBはフラットペダル派なのですが、ペダルが豊富に流通しているのに比べて、シューズはあまりにも少ない…。
仕方なく、ここ数年はトレラン用のシューズ等でお茶を濁していたのですが、川崎ウェア館に貴重なMTB用シューズが入荷したので、さっそく購入しました。
NORTHWAVE TAILWHIP
NORTHWAVEについて
NORTHWAVEの歴史
NORTHWAVEは1980年代初期イタリア北東部ベネト州にあるMontebelluna（モンテベルーナ）という街で創業されました。モンテベルーナ産地の歴史は古く、ベネチア共和国時代まで遡ります。
この街は、古くから登山客でにぎわう街で耐久性、信頼性、高機能が要求される登山靴の生産で靴職人の町として栄え、今では品質の高いシューズブランドと、イタリアでも有数の靴製造工場がある都市として世界的に有名です。 そして、この歴史ある靴職人の街モンテベルーナから NORTHWAVEは誕生したのです（メーカー公式サイトより引用）。
自転車との関係
創業時はスノーボードブーツのプロダクトがメインでその後バインディングやスノーボードをDRAKEブランドとしてリリースしています。
現在はロードバイクシューズ、アパレルなどのカテゴリーにおいて高機能かつ最先端のプロダクトを供給するトップブランドとしてアスリートたちの足元を支えています（メーカー公式サイトより引用）。
1990年代のスノーボードブームの時期、アフタースノー用の厚底スニーカーが流行ったのをご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インプレッション
フィット感
足の爪先側は甲幅や高さ、指の長さなど個人差が大きいため、個人差の少ない踵をいかに保持するかがシューズのキモ。
存在感抜群のヒールカップが、踵を確実にホールドしてくれます。
ノースウェーブは細身な印象がありましたが、普段履いているサイズでピッタリでした。
ソール
ミシュラン社と共同開発したMICHELIN-NWコンパウンドを採用。
ビバンダムのロゴが誇らしげです。
グリップ
トレイルでMTBに乗ってみましたが、ペダルに対してしっかりと食いつき、安定してペダリングできます。
ステルスソール採用のファイブテンに比べると控えめですが、その分踏みかえやすく、適度なグリップ力といったところ。
歩きやすさ
トレイルでは押し、担ぎが少なからず発生しますが、フラットなパターンのわりにしっかりグリップしてくれました。
この日は車体だけ車で運んでもらい、駅からトレイルまで往復4kmほど歩きましたが、自転車用でないシューズと比べても遜色のない歩きやすさでした。
デザイン
イタリアンブランドらしくスッキリと洗練されたデザイン。
いかにも自転車用シューズ！という雰囲気ではないので、いろいろなシチュエーションで活躍してくれそうです。
こんな用途にオススメ
MTB
これは言うまでもありませんね。
愛用しているデオーレXT（PD-M8040）のように、細いピンを使用したペダルとは特に相性がよさそうです。
ピスト
アッパーがスリムなので、ピストでトークリップやペダルストラップを使用する場合も、スムーズに抜き差しできるはず。
街乗り
ブロンプトンにも乗ってみましたが、普通のスニーカーに比べて適度な硬さがあり、ペダリング効率がよいと感じました。
普段使いでも違和感のないデザインなので、そのままカフェなどに入っていってもOK！
貴重なこちらのモデル、現物を見て、試着して購入できるのは、シューズの品揃え豊富な川崎ウェア館ならでは。
私が購入したブラック以外に、ガムソールがオシャレなオフホワイトもご用意しています。
気になった方はお早めにご来店ください！
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