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パワメ選びに悩んだらまずペダル型!10万弱予算で買える『GARMIN Rally RS100』のススメ!

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東大和店】大元 英俊 23年12月22日

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低価格モデルの登場と共に大衆化が進み、この2~3年で劇的に普及が進み始めているパワーメーター。

元々はトッププロ選手達がトレーニングで活用してきた超高級アイテム、しかも専門的な知識が求められる事から導入できるライダーは限られていました。

ですが近年はインターネットの普及によりパワーの基礎知識を誰もが学べるようになり、サイクルコンピュータ・スマートフォンアプリ・スマートトレーナーなどの登場によりハード・ソフト面のサポートが共に充実。

そして様々なタイプ・価格帯が登場した事で今やレーサーの必需品となり、レーサーを飛び越えてレースをしないサイクリストにまで導入の波がやってきています。

パワーメーターのタイプはホイール型・クランク型・スパイダー型・ペダル型と多様にありますが、今導入の敷居が低い事からシングルセンサーのペダル型の人気が高まっているんです。

GARMIN
Rally RS100

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¥105,000-

シングルセンサーとは名前の通り片側だけにセンサーがありパワーを計測するパワーメーターです。

両側にセンサーのあるデュアルセンサータイプはパワーフォーム・プラットフォームセンターオフセット・ペダリングバランスなど様々な機能を使用する事が出来ますが、サイクルコンピュータに注視出来るサイクルトレーナー上でペダリングトレーニングを行うのに便利な機能となります。

なのでシングルセンサータイプが最適なのは以下のような方になります。

・実走時にパワーの数値を活用したい

 ➡3秒平均パワーなどで一定のペースを維持しやすい

・自分の実力を可視化し、成長を体感したい

 ➡FTPを計測してパワーウェイトレシオを判断可能

・ライドの強度がどのレベルか確認したい

 ➡ストレススコアを知る事で適切なトレーニングタイミングが分かる

・スタミナのコントロールに役立てたい

 ➡最新EDGEに搭載のパワーガイド機能が使える

もし将来的にデュアルセンサーでなければ出来ない事をやりたいとなった場合、アップグレードキットを買い足す事でデュアルセンサーに変更する事が可能です。

既にパワーメーターを活用していてより高度な分析をして実力アップに繋げたい方はデュアルセンサー、最初のパワーメーターで使い方から学びたいなら基本的な機能に絞られているシングルセンサーで良いと考えております。

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対応クリートは3タイプ

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ペダルの形状は3タイプあります。

シマノのSPD-SL互換の『RS』シリーズ。

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ルックのKEO互換の『RK』シリーズ。

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シマノのSPD互換の『XC』シリーズ。

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ロードバイクトレーニングなら『RS』『RK』、ロングツーリングやオフロードライドなら『XC』をお選びください。

どれを買ってもペダルボディを変更できるコンバージョンキットを購入する事で組み換えが可能です。

オンシーズンはロードバイク、オフシーズンはシクロクロス・グラベルライドなど、シーズンに合わせて使い分けるのも良いでしょう。

バッテリーはメリットの多い交換式

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バッテリーはペダルシャフト内に収まっていて、使用する電池はLR44/SR44を2つかCR1/3Nを1つとなります。

パワーメーターのバッテリーにはライトのように『交換式』『充電式』があります。

電池交換式のメリットデメリット

・連続使用可能時間が長い

・電池を交換すればすぐに使える

・電池代のランニングコストがかかる

電池充電式のメリットデメリット

・電池代のランニングコストがかからない

・連続使用可能時間が短い

・充電をし忘れるとすぐに使う事が出来ない

・充電池が劣化し使用時間が短くなる

電池交換式は充電の繰り返しによるバッテリーの劣化問題に悩まされず、長く使用する事が出来ます。

お値段が決して安くないパワーメーターは買い替える事はあまり多くはありません。

長く使える物を選ぶなら断然電池交換式に大きなメリットを感じて頂けるはずです。

Rally RS100をスタッフも愛用中

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使用サイコン
GARMIN EDGE 830

私はローラートレーニングはあまり好きではなく、実走で追い込んで爽快感を感じながら走りたい派です。

屋外でデュアルセンサーの機能を活用したトレーニングをする事は無さそうなので、シングルセンサータイプを使用しています。

勾配の変化や向かい風で気持ちが挫けてペースが乱れそうになった時、3秒平均パワーを頼りにしてペース維持を意識、セグメント区間の自己ベストを狙う時は前回のパワーデータを参考にしてその数値を超えたペースで走れるようパワーメーターを頼りにしています。

帰ってきたらライドの運動強度が分かるトレーニングストレススコアと心拍を基準に回復に必要な日数を教えてくれるリカバリーアドバイザーをチェックし、翌日以降しっかり休日を取るか、ライドや他の運動を軽めにするかなど今後のスケジュール判断に役立っています。

ガーミンのGPSサイコンはライドの内容からFTPを自動計測、設定された体重からパワーウェイトレシオを計算しガーミンコネクトアプリのパフォーマンス統計からいつでも実力と成長具合を確認できるのでモチベーションにも繋がっていますね。

ペダル型を導入する理由

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ペダル型パワーメーターは付け替えが簡単で複数台持ちのサイクリストには大変便利です。

クランク型パワーメーターは自分に最適なクランク長が無い場合がありますが、ペダル型ならロードバイクの全てのクランクに使用が出来るので機材の制約に悩まされにくいのもポイントですね。

私はクランク長160mmを使用しており、クランク型でこのサイズのラインナップが少なく予算に見合う候補が無かったのもペダル型を選んだ理由です。

コンポーネントを変更すると互換性の関係でクランク型は使い回せない事がありますが、ペダル型はその心配がないのも長く使える利点となっています。


 

以上、シングルセンサーのペダル型パワーメーターについてでした。

パワーメーター導入をお考えの方はぜひ候補にしてみてはいかがでしょうか。

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