【チェーン掃除】来年はセルフメンテ始めてみよう！

: 【チェーン掃除】来年はセルフメンテ始めてみよう！

615: 【志木店【閉店しました】】 23年12月25日

まずはチェーン掃除から

スポーツバイクは一般車(ママチャリ)のおよそ半分の重量、とても軽量にできているのに時速100km/hを出しても壊れない耐久性を併せ持っています。
しかし、摩擦でタイヤが削れたり、振動でボルトが緩んだりという自然界で当たり前なことには逆らえません。
高級な自転車も雨に濡らして放置すれば1日で錆びてしまいます。
その他抵抗を減らすため、回転系のパーツの防水性が低いなど様々な弱点があります。
異次元の走行体験ができる特別な自転車なわけですから、長く楽しんでいただくために誰でもできる簡単なメンテナンスをご紹介します。
上の写真の商品は右にいくにつれて作業工程が多くなります。

埃で汚れたチェーンオイルを除去

新品の状態であればチェーンには潤滑の役目を果たすオイルが塗られています。
日本が世界に誇る大阪のshimano製品。
いくら精度が高いといえども、金属と金属が擦れているわけですからコーティングがないとフルスピードで痛みます。
チェーンオイルは必須ですが、めんどうなことにこのオイルが埃や砂をキャッチして黒い塊になります。
天気、路面状況で汚れ具合が変わります。
少なくとも500kmに一回ぐらいは清掃したほうがいいでしょう。
「うわっきたねえ…」って思った時がベストタイミングです。
それを遥かに超えると汚れが乾燥して剥がれ落ちます。
オイル切れしている状態なのでチェーンやギアの寿命が縮むので気を付けましょう。

防錆効果もあるチェーンオイル

汚れを綺麗に落としたら次は注油です。
クリーニングと注油はいつもセットです。
どちらか片方のみだと効果が少なくなってしまいます…
なるべく長持ちさせたい方は丁寧に１コマずつ、時短したい方はクランクを回しながら流し塗りして、垂れてきたものをふき取ります。
当然後者は汚れ付着しやすくなります。しかし錆びるよりマシです。なるべく頻繁にやりましょう。

チェーンオイルの種類についてはこちらの記事をご覧ください！