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【MERIDA】第五世代の「SCULTURA V」+「MAVIC COSMIC SLR 45」快適で乗り味が素直なオールラウンドバイクに仕上がりました!!

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川崎店】 24年02月03日

SCULTURA店内IMG_5833

今回は「MERIDA SCULTURA V」で組み上げた私の車体をご紹介したいと思います。
昨年の9月に完成して以来、乗り味の気持ちよさ、快適さを楽しんでおります。

山を目指して走るのが好きなので、自走で山まで平坦やアップダウンを繰り返しながらも脚を温存し、山を登り、いい空気を吸って帰ってくる。

そんなライドを念頭に置き、車体選びを始めました。

幸い、弊社では各メーカー様のご協力により社内試乗会というものを行っておりますので、そちらで試乗をし、SCULTURAを選びました。
こちらの試乗会は「スポーツバイクデモ」といった試乗イベントとして一般公開もされますので、是非、実際に車体の乗り味を体感して購入の参考になさってくださいね。

車体の構成

車体の構成をご紹介します。 

フレーム:SCULTURA V FK-08
コンポーネント:ULTEGRA Di2 12速 52-36T スプロケット11-34T
ハンドル:FSA K-FORCE COMPACT CARBON
バーテープ:ENVE HANDLEBAR TAPE GREY
ステム:FSA NON-SERIES ACR ALLOY 100MM
サドル:PROLOGO SCRATCH M5 PAS NACK
ホイール:MAVIC COSMIC SLR 45
タイヤ:CONTINENTAL GP5000 28C クリンチャー
ボトムブラケット:WISHBONE BB86SH
ペダル:GARMIN RS200(パワーメーター)
サイクルコンピューターマウント:REC-MOUNTS TYPE19 GARMIN用

フレーム

[ysid 4710949852863]

ULTEGRA Di2

[ysid 22197641]

ハンドル

[ysid 4712010062072]

ステム

[ysid 4713170267512]

バーテープ

[ysid 0810006964561]

BB

[ysid 4712899710156]

サドル

[ysid 4711946193287]

ホイール

[ysid 22161512]

タイヤ

[ysid 4019238007848]

ペダル式パワーメーター

[ysid 0753759266745]

サイクルコンピューターマウント

[ysid 4573214179580]

 

MERIDA SCULTURA V

2023年のツール・ド・フランス(全21ステージ)で3勝をあげたチーム・バーレーン・ビクトリアス。
その3勝の内、第10、15ステージでの2勝がSCULTURAでの勝利だったとのことです。
両ステージ共に、とても素晴らしい戦いでした。
ベテランのワウト・プールス選手の優勝はとても熱かったです!!

MERIDAのHPより

第10ステージ

https://www.merida.jp/team/news/202307122977/

第15ステージ

https://www.merida.jp/team/news/202307172984/

 

MERIDAの方からうかがったのですが、バーレーン・ビクトリアスの選手達は自分のお気に入りメインバイクが決まっていることが多く、そのバイクを中心にレースを戦い、ステージのコースプロフィールによってバイクを変えるようなのですが、日本を代表する新城幸也選手はSCULTURAを好んで乗られているとのことでした。

そのように、プロの世界でも実績を残している第5世代のSCULTURA。
とてもバランスが良く、快適性の高いオールラウンドな車体に仕上がります。

快適性の向上と軽量化、空力性能をバランスさせたオールラウンドなフレーム

プロのロードレースでは上記のツール・ド・フランスのようなグランツールを中心に、年々、より高速で強度の高いレース展開になる傾向にあり選手達にかかる負担も増しています。

剛性の高いフレーム、ホイールでセットアップされた車体で戦う際、勝負所まで体力を残すために、より快適性が求められています。
近年タイヤサイズが太くなっていく傾向にあるのは、剛性の高い車体の乗り心地を良くし身体へのダメージを軽減する流れの一つのようです。
ワールドチームが選択しているタイヤサイズの現在の主流は28Cから30Cとなっているようなのですが、SCULTURAは30mmのタイヤまでセットアップできるクリアランスがあります。

快適性

そういう全体的な流れから、第5世代のSCULTURAは「快適性」を一つのポイントとして開発されました。

MERIDA公式サイト「SCULTURA V」

https://www.merida.jp/special/scultura_v_team/

上記サイトの「快適性の向上」より

「ボトムブラケットからサドルまでの垂直方向の剛性を111N/mmから80N/mm以下に下げられたこと。この大幅な改良に加え、さらにシートチューブを40mm短くしてシートポストを露出させたことで、さらなるしなりを利用できたこともあり、乗り心地の良さは大幅に上がりました。」

SCULTURAで走っていてよく感じるのは手やお尻から伝わってくる突き上げのマイルドさです。
特にサドルからは路面の突き上げを「いなしている」感触をとてもよく感じられ、乗っていてとても気持ちよく、快適です。
「剛性感」が乏しく「柔い」という印象ではなく、踏めばそれを受け止め推進力に変えるような剛性がありながらもしなやかさを併せ持つ「強靭性」が高いといったような印象です。

そして、これまでクリンチャーとチューブレスともにタイヤサイズは25Cで走ってきましたが、今回、快適性の向上を期待して28Cのタイヤを選択しました。
28Cになることで「走りが重くなるのではないか?」との不安がありましたが、路面の多少の穴や凹凸にも余裕をもって対応出来、走行中の安心感が増し、とてもいいですね。

リムブレーキの車体からディスクブレーキ車になるため、ホイールも交換することになり、「MAVIC COSMIC SL 4O +GP5000(25C)+R'air」から「COSMIC SLR 45+GP5000(28C)+TPUチューブ」へ足回りを変えてみました。
フレームとホイールが変わりましたので、比較は難しいですが、タイヤのサイズアップによるデメリットは体感としてはなく、メリットの方が上回っていると感じております。

グランツールで走るプロたちの主流はチューブレスでの28Cから30Cということですが、TPUチューブを使う事で重量的にも、それに近いセットアップになったように思います。

 

[MAVIC COSMIC SLR 45]と組み合わせた走行性能

SCULTURA+MAVIC COSMIC SLR 45+CONTINENTAL GP5000 28C

この組み合わせでの走行感は漕ぎ出しも軽くスムーズで、とても素晴らしいです。
どの製品がどのような効果を生むのか、切り分けが難しいところですが、踏み込んだパワーに対する応答性は、坂、平坦、ともに良く、踏んでいて気持ちがいいです。とても良いバランスになったと気に入っております。
もちろん、坂は坂ですのできついのですが(笑)
ただ、きつい領域でも、きついのは私だけですので車体は変わらず機能して走ってくれます。
きつくてペダリングが乱れても、それなりに走ってくれますが、
再び、進むペダリングのツボに入るとスーッと軽やかに進み始める、、、きつい時がゆえに、その感じに入ると、とても頼もしく感じます。
下りは剛性感良く、安定して転がっていき安心感があります。そのような安心感が下りの興奮に繋がっていく感じが気持ちよく、気に入っております。

SCULTURA購入を決めたのは、冒頭に言及いたしました通り当社の社内試乗会がきっかけとなりました。
平坦の周回コースでしたが、ステアリング操作性と直進安定性の良さが第一印象として強かったです。
自らが意図するハンドリングとの乖離を感じることなく操作出来、真っすぐに安定して進む。
主観的な表現となってしまいますが、バイクコントロールの際に感覚とのズレが少ないことは購入に向けての大きな要素となりました。
試乗により自分の感覚において違和感のないことを確認しましたが、私の足回りのセットアップでもそれは同様でした。

空力性能

第五世代のSCULTURAはMERIDAのエアロバイクであるREACTO IVで得られた技術が反映されています。
そのためSCULTURAに60mmのリムハイトのホイールをセットアップすると同じホイールをセットしたREACTO IVに比べ約10w増加で済むほどに空力性能が迫るとのことです。(上記公式サイトの「エアロダイナミクス性の向上」より)

ULTEGRA 12速 Di2

私自身、初めて12速Di2の車体に乗っているのですが、変速性能も素晴らしくとても快適ですね。
12速になったことで、どこまで変わるのかと思っておりましたが、どこにチェーンをかけても丁度よく、ストレスが無いことは走行の快適さと気持ちよさに繋がりますね。
そして、STIレバーのグリップ上部に搭載されているボタンにより、GARMINのEDGE840SOLARをコントロールしているのですが、これもとても快適です。
ボタンによりページ間を移動したり、地図を表示したり出来ます。
このコントロールはE-TUBEというアプリにより、STIレバーの各ボタンの割り当てを変更できるので、D-FLYを別のボタンに割り当てるようなカスタマイズも行えますよ。

コストパフォーマンスの高いオールラウンドなバイク

良好な空力性能と快適性とを併せ持つコストパフォーマンスの高いオールラウンドなバイク、そのようなバイクをお探しの方にはSCULTURAはとても満足していただける一台となることと思います!

私はフレームから組みましたが、完成車でのご購入もおすすめですよ!

まとめ

、、、と、いろいろと書かせていただきましたが、とにかく乗っていて楽しい!!(笑)
これに尽きます!
トレーニングから冒険的な長距離ライドまで、カバー範囲が広くコスパの良いオールラウンドバイク、おすすめですよ!!

 

 

関連ブログのご紹介

「MAVIC COSMIC SLR 45 DISC」

 

 

Muc-Off チェーン最適化プログラム

 

私のSCULTURAに行ったチェーン最適化プログラムのインプレブログ

 

 

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