完全にただの好奇心。
茅ヶ崎店の常設試乗車の「FX3 DISC（M）」を借り出して、休日ライドに持ち出してみました。
性能・快適さ・利便性を追求した万能クロスバイク（自称）は、果たしてどれだけの走りを見せてくれるのか？
景色を見ながらのんびりサイクリング
ライドのコースはいつもの境川。
246までなら往復50km弱なので、この手のお試しライドに丁度いい。
稲刈りシーズン真っ盛り！
新米が出回るのが楽しみです。
フラットハンドルゆえ？の前輪の落ち着かなさや乗り心地のゴツゴツ感は正直慣れの範囲。30分もすれば乗り方がつかめてくるので大丈夫。
ハンドリングに関しては、フレームのサイズが明らかに小さいので適正なライポジが取れないというのもありそうです。
なんとなく漕いでいると踏み込むペダリングになりがち＝脚がバテるのが速そうと感じたので、腰を後ろにズラしてハムを使うことを意識。
ただ、ここでフレームサイズの小ささが仇になる・・・
264にぶつかった所で折り返し。
軽い向かい風の中22km走って平均速度は19.7km。
のんびりサイクリングの予定だったのに、結構しっかりとペダルを踏んでいた気がします。
タイムだけを見たら愛車のクロモリロード並みという結果。
これだけ普通に走ってくれると、「クロスバイクだから走りはそれなり」という変な思い込みはあっさり崩れ去ります。
さらにはサドルやペダル、グリップといったインターフェイス面を何とかしたいという欲求が。
「もっと気持ち良く走れるようにしたい」と思ったという事は、自分の中でスポーツバイクとして認識されたという事なのかも。
とりあえず30kmくらいでサドルが合わないことは判明。インナーパンツを履いて走っていたにも関わらず・・・
柔らかくて幅広なら快適、というほど簡単な問題でもなさそうです。
帰りは微妙に追い風。
空気抵抗の塊みたいなポジションで走っているので最高速は35㎞/h程度でしたが、それでも25～30km/h巡行くらいなら普通にこなせそう。
フロントシングル化の影響もこの速度域なら関係ナシ。登りも斜度が10％くらいまでなら何とかなりそうです。
吊るしの状態でも運動性能は十分高い
ここまでで往復40km。平均速度はちょっと上がって20.5km/h。
追い風効果微妙・・・
翌日、別件でほぼ同じコースを走ったら、22km/hまで平均速度が上がりました。
ペダリングをちょっと変えた（ハムを意識）だけでこの変化。適正サイズならもうちょっと良いペースで走れるような気がします。
後はタイヤとサドルとペダルとグリップ交換でしょうか。
通勤＆休日ライドで走った距離は約100km。
想像以上にあっさりとスポーツライドをこなしてくれた「FX3 DISC」。
通勤・通学・街乗りだけでは勿体ない。休日のサイクリングの良い相棒になってくれること間違いなし！
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