.

真冬の早明浦ダム 氷点下のグラベルライド

497
松山店エミフルMASAKI】関 和貴 23年12月31日

s-S__8732794_0みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

久しぶりのグラベルライドに行ってきたので紹介します。

 

 

スクリーンショット 2023-12-24 154231

今回は道の駅木の香から早明浦ダムを目指します。

全長85km、うち10kmのグラベル区間が楽しめるコースです。

獲得標高は1500m!!

 

 

s-S__8732774_0

スタート地点までは車で移動。

自転車の車載にはミノウラのVERGOが便利です!

前輪を外すだけの簡単取り付けで、車や自転車が傷つきません。

[ysid 4944924424909]

 

スルーアクスル用アダプター

[ysid 4944924423452]

 

 

s-S__8732769_0

自分のバイクは特殊なフォーク(LAUF)を使っているのでVERGOを使うには「VERGO-TF用
ハイトスペーサー」が必要でした。

ギリギリ干渉せず取り付け完了。

 

 

s-S__8732771_0

このスペーサーがあるとスルーアクスルの固定がラクになります!

(特にレバー一体型のアクスルはこれがないと使えないことも)

[ysid 4944924423803]

 

 

S__8732884_0

この日は今年一番の冷え込み!

スタート地点の気温は氷点下~3℃!!

 

 

s-S__8732869_0

持っているフル装備で挑みます!

 

 

s-S__8732775_0

ブリンヤ・ブレスサーモインナー・15℃ジャージ・10℃ジャケット・5℃ジャケット・5℃防風ビブ・パールイズミ ウインターソックス・ネックウォーマー・耳付きキャップ・ヘルメットカバー・防風グローブなどを使用。

[ysid 4571547637098]

[ysid 4582680429310]

 

 

s-S__8732777_0

ヘルメットカバーは風を防ぎ、熱がこもるのでとても暖かいです。

0℃近い気温では全てにおいて、防風と肌の露出を減らすことが大切です。

重ね着ぎやフィット感の調節で、防風ウエアの中に暖かい空気の層を作ることも重要ですね。

[ysid 4562331739265]

 

 

s-S__8732790_0

今回使用する愛車 TREK CHECKPOINT SL

フォークはLAUFのサス付きフォークに交換。

予備の防寒着を運ぶためにリュックの他にフレームバッグも使用。

 

 

s-S__8732768_0 s-S__8732767_0 s-S__8732766_0

手持ちのカメラ+バイクに取り付けた3台のカメラの写真でライドをご紹介します。

来月のシクロクロスでの機材チェックでもあります。

ライトやカメラのマウントはレックマウントから豊富なラインナップが出ています!

 

 

s-S__8732738_0

今回は神山くんと一緒に走ります。

この男、寒さに強いらしいが、ビブが防風じゃない、、だと、、、

 

スタート地点は雪が積もっていて水たまりは凍結しています!

グラベルでなければ間違いなくライド中止の路面状況。

 

 

s-S__8732739_0

序盤は下り基調の舗装路。

しばらく走ると雪は無くなってきました。

 

 

s-S__8732724_0

まずはスタート直後にある大橋ダムへ。

ダムまでは上り坂。

ロードならなんてことない上りでも太いタイヤでは少し重たく感じます。

 

 

s-S__8732762_0

さっそく本日1枚目のダムカードをGET!

気さくな職員さんが対応してくれました。

 

 

s-S__8732754_0

コースに戻り早明浦ダムを目指します。

ダムまでは湖畔を進みます。

細かいアップダウンはあるものの急斜面は無く、きれいな橋や滝が点在していて気持ちの良いコースです。

 

 

s-S__8732863_0

最初の目的地、大川村 村の駅に到着。

 

 

s-S__8732864_0

地鶏牛とは??

 

 

S__8732885

ダムカードをGET!

早明浦ダムのダムカードは2種類ありそのうち1種類のドラゴンVer.をここでもらえます。

早明浦ダムを上空から見るとドラゴンに見えるらしいです。

来年は辰年なのでちょうどいい訪問タイミングでした。

 

 

s-S__8732722_0

止まると寒いのでどんどん進みます。

日だ当たると少し暖かく感じますが、気温は高くても3℃ほど。

動いているうちはそこまで寒さは感じません。

 

 

s-S__8732735_0

早明浦ダム南側は工事のため近づくことができないので、ダム下側に向け一気に下ります。

神山くんグリップの良いシクロタイヤで下りを攻めます。

 

 

s-S__8732761_0

バイクの機動性が高すぎてペダルが路面に接触!

攻めすぎ~!!

 

 

s-S__8732860_0

巨大な早明浦ダムを下から。

早明浦ダムは貯水量で四国一。 

四国の水不足解消や発電にも大きく貢献しています。

 

 

s-S__8732855_0

熱心な神山くんのファンはもうお気づきかとおもいますが、、

神山くんそんな自転車持ってたっけ??

 

 

s-S__8732849_0

本邦初公開!

スタッフ神山の新車!!

ビアンキ ZOLDER PRO (ゾルダープロ)

あまり見かけることのないビアンキのカーボンシクロクロスバイク。

 

 

s-S__8732853_0 s-S__8732850_0

GRXや33Cのタイヤはシクロクロスに特化したパーツ構成。

自分のCHECKPOINTが安定性重視の設計なのに対しZOLDERは機動性重視。

似たスペックでも乗り心地は大きく異なります!

 

 

s-S__8732852_0

パーツ類は赤色で統一して引き締まった印象に!

詳細は本人の紹介ブログをお待ちください。

 

 

s-S__8699979_0

ところで、我々がダムカード目当てに目的地にしているダムですが、生活用水だけでなく洪水対策や発電などたくさんの用途があるんですね、、

高度成長期の時代まではほとんどの電力が水力発電だったとか。

水源の少ない四国では生活はもちろん、工業にも欠かせない電力目当てに愛媛と徳島の熾烈な争いがあったとか、、

今、徳島県民といがみ合わなくて済むのは早明浦ダムのおかげかもしれませんね。

 

 

s-S__8732866_0

そんな水力発電ですが高所にあるダムから水を落とす勢いで水車を回して発電します。

発想はとてもシンプルですね!

 

 

s-S__8732868_0

その水車がコチラ!

想像より小さい!?

 

 

s-S__8732788_0

これは今回のコースから見れる別の発電所。

この長い水道管を落ちる水の勢いで先程の水車を回します。

 

 

s-S__8732865_0

ダムにもいろいろな種類があるので、ライドのついでにちょっと調べると、サイクリングの目的地としてもちょっと面白くなるかも?

 

 

s-S__8732721_0

道の駅土佐さめうらに到着。

早明浦ダムは工事中につきダムカードはここでもらえます。

 

 

s-S__8732844_0

早明浦ダムでカード3枚GETです。

 

 

s-S__8732845_0

サイクリングMAPもありました!

 

 

s-S__8732846_0

ガチヒルクライムコースも設定されています!!

 

 

s-S__8732843_0

道の駅の食堂で昼休憩。

ここを逃すと他に補給ポイントはありません!

 

 

s-S__8732842_0

カツカレーを注文!

 

 

s-S__8732760_0

神山くんのあかうし牛丼 

冷えた体が温まります!

 

 

s-S__8732841_0

早明浦ダムを後にし、グラベルコースの起点となる汗見取水ダムを目指します。

 

 

s-S__8732839_0

ダムに到着。

ここで大誤算!ダムカードは現地ではなく早明浦ダム付近での配布のようです、、

 

 

s-S__8732835_0

ダムカードは諦めて林道へ。

林道までは15%の勾配を上ります。

 

 

s-S__8732836_0

何か白いものが舞っています、、、

 

 

s-S__8732834_0

ようやく林道入り口に到着。

 

 

s-S__8732832_0

空気圧を舗装路用の最大気圧から目分量で2BARくらいまで下げます。

 

 

s-S__8732833_0

いよいよグラベル区間の始まり!

上って下る約10kmの区間です。

 

 

s-S__8732828_0

神山くんは本格的なグラベル初挑戦!

 

 

s-S__8732812_0

ロードとは違う感触に驚きながらも楽しそうに進んでいきます!

細かなコーナーが続くシクロクロス向けの機動性が高いフレームなのでロングライドでは集中力が必要ですが、さすがは普段から特殊訓練を受けているだけあって適応が速い!

 

自分のバイクは安定性が高いのでシクロでのコーナリングはワンテンポ遅いですが、グラベルコースでの安定性は抜群で、カスタムしたフォークには30mmのサスが付いていつので路面からの振動も少なく非常に快適!

 

 

s-S__8732827_0

路面は主に細かめの砂利。

もっと細かい砂利や土なら最高ですが、まずまず走りやすい路面。

 

 

s-S__8732750_0

砂利道ではペダリングや体重移動が下手だと後輪が滑ってしまうし、

コースを考えないと前輪をとられるし、

柔らかいタイヤは力任せでは進まないのでとてもいいスキルトレーニングになります!

 

 

s-S__8732804_0

だんだんと白い物の量が増えてきました。

とはいっても進むしかない。

前進あるのみ!

 

 

s-S__8732822_0

慣れないグラベルで、さらに雪で条件が悪くなり苦戦する神山くん。

 

 

s-S__8732745_0

かなり積もってきた!

 

 

s-S__8732717_0

楽しい!!

 

 

s-S__8732718_0

上っていると暑いのでグローブは外してしまいました!

 

 

s-S__8732811_0

凍結はしていないので雪道でもガンガン走れます!

 

 

s-S__8732808_0

タイヤはIRC BOKEN DOUBLECROSS

まさに冒険にふさわしいタイヤ!

 

限定の33Cはシクロクロスにも最適!!

 

 

s-S__8732802_0

しっかり路面をとらえて不安はありません。

 

以前使っていたパナレーサー グラベルキングSS 32Cと比べると若干重く、舗装路では抵抗も大きいですが、グラベルでの安定感や滑りにくさは圧倒的にBOKENが優位で不安感が全くありませんでした!

舗装路とグラベルどちらを重視するかで選びましょう。

 

 

s-S__8732800_0

タイヤの跡の横に、、、

 

 

s-S__8732796_0

動物の足跡を発見!

どうやらウサギのようです!!

2023年の干支、最後の抵抗でしょうか、、

 

 

s-S__8732757_0

もはや別世界!!

 

 

s-S__8732799_0

安全最優先!

時には押して進みます。危機管理もグラベル遊びの必須スキル。

怖いと思ったら無茶しない事が大切。

 

 

s-S__8732749_0

頂上を越えると今度は下りです!

雪で路面が見えないなか、路面の悪い箇所も多く、よりスリリングに!

 

 

s-S__8732716_0

下ハンを握ってしっかりブレーキ!

 

 

s-S__8732729_0

 しばらく下ると雪は無くなってきました。

 

 

s-S__8732752_0

神山くんも慣れてきたようでガンガン下っていきます!

ブロックタイヤで気圧を低めにしておけば意外と簡単に走れます。

あとはスキルに応じて、重心移動や走るラインがわかってくると速度が出せるようになってきます。

ある程度は度胸で突っ込まないと面白くありませんが、バイクのコントロールを失ってはいけないので状況の見極めが大切です。

 

 

s-S__8732791_0

下の方に人工物(橋)が見えてきました!

あと少し!!

 

 

s-S__8732753_0

ようやく舗装路に合流!

雪が降りだした時はどうなるかと思いましたが、転ぶことなく帰ってくることができました。

グラベル区間は10kmですが、半日遊んでいたくらいの満足感!

途中は二人とも叫びながら、恐怖10%、楽しさ90%でハイになりながら走っていました。

 

 

s-S__8732789_0

舗装路に戻ったので再び空気圧を4BARまで上げます。

 

 

s-S__8732727_0

あとは来た道を戻るだけですが、疲労が大きいのでゆっくり帰ります。

 

 

s-S__8732782_0

神山くんが上りで死んでしまったので、つららを持って追いかけまわします。

 

 

s-S__8732785_0

大漁~!

 

 

s-S__8732784_0

帰りは上り基調。

あと7kmがなかなか進まない、、、

 

 

s-S__8732783_0

ようやく最初のダムまで帰ってきました。

 

最高気温3℃(サイコン上は-4~8℃)の非常に寒い一日でしたが、重ね着したウエアのおかげで凍えることなく快適に走ることができました。

しいて言えばつま先が寒かったですが、SPDシューズで歩き回る都合上カバーをつけにくいのでやむをえません。

SPDシューズで使えるカバーは、、

[ysid 4582680429204]

 

コチラがあるほか、シューズ自体が温かいウインターシューズという選択肢もあります。

 [ysid 8030819292138]

 

自分の体感では、

5℃の気温まではしっかりウエアを選べば全然余裕。

3℃では長時間止まらなければ大丈夫

0℃近い気温ではシューズカバー必須で耳や鼻、頬も痛くなるので対策が必要です。

 

 

今回のライド動画

 

 

冬は寒いですが、冬しか見れない景色や体験があります!

ウエアを準備して、冬もたくさん走りましょう!!

ウエア選び、ご相談ください!!

 

冬の遊び方や目的地に迷ったらサンデーライドにご参加ください!

2024は1/14から毎週開催予定です。

 

 

 

来春1/7は重信川シクロクロス!

当店からも関と神山がC3でエントリーしますので是非観戦に来てください!!

 


ワイズロード 松山店Twitter始めました!

最新情報やスタッフの一言をつぶやきます。是非フォローを!!


 

インスタ日々更新中


SRバナー横長細

ワイズロード松山店主催 サイクリングイベント「サンデーライド」

!!毎週日曜開催中!!

 

▲サンデーライドについて

 

▲サンデーライド最新情報

 

 

カスタム・修理事例・ラ年ぶりにイド記録・コース紹介
じっくり読んでください♪

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る