先日チェーンオイルを注しすぎてしまい、
きれいだったチェーンが見るに堪えないほどドロドロになりました。
いつも通り洗車すればいいのですがちょうどディグリーザー切れ。
たまには違うものを使ってもいいかな~
ということで
久しぶりの自腹レビューです。
自腹なので忖度なく思ったままに書けますね!
あ、どうも京都店 吉野です。
今回購入したのは・・・
No.92 ハイクオリティーウォッシャー タイプ”S”
1,650円
[ysid 4589873410018]
まずはざっとメーカーの説明を読んでおきましょう。
油汚れにとことん強い洗浄力を持った「強アルカリ性」洗浄液。
ファッ!?
好きな方ならご存知でしょうが一般的に自転車の洗浄には中性洗剤、洗浄液を使用します。
なぜかというとアルカリ性はアルミに対して腐食させる効果があるので変色したり脆くしてしまいます。なのでアルミパーツの多い自転車には恐ろしくて使用できません。
しかしこのNo92 ハイクオリティーウォッシャー タイプ”S”(以下No92)はPH12の強アルカリ性にもかかわらずアルミのアルカリ腐食が起こらないようでメーカーで実験済みのようです。
使用用途としては・・・
(メーカーサイトから抜粋)
自転車専用ではなく家の掃除にも便利そう・・・
これがありば日課のキッチン周りの掃除も捗る・・・
キッチン用洗剤としてはちょっと高く感じてしまいますが。
洗車終わったら換気扇でも掃除してみましょうかね。
鉱物油、植物油問わずに洗浄可能で石鹸よりも環境負荷が低く、生分解性と近年高まりつつある環境にも優しい。毒物や劇物ではないので資格不要で自宅に置いておけます。苛性ソーダや苛性カリとは違いメタ珪酸ソーダがベースの為、肌にも優しい。大量に廃棄する際は水で希釈するだけで中和されるので処分も簡単。
金属、ゴムへの攻撃性がないので安心してタイヤの近くでも使えます。
ただ、クリア塗装をしていない塗装面は変色のおそれがあるようなのでマット塗装なら気を付けた方がいいかもしれませんね。
では使っていきましょう。
洗車
ドロドロになって手が付けられなくなった自転車がこちら。
粘度の高いオイルだった為ヘドロのようになり固まってしまっています。
これはしっかりブラシで擦ったりしないと落ちないやつです。
噴きかけて1分ほど放置。クランクは擦った後です。
使った感想はトリガーの動きがあまり良くない。(個体差?)
泡はサラッとしていて割とぽたぽた落ちてくる。
というのが最初の印象です。
1回の洗浄でクランクやスプロケットはだいたいきれいになりました。
ですがこれではまだチェーンを触ると手が黒くなるので徹底的にやります。
~3回目
ようやく触っても手に付かなくなりました。
あとは拭き上げてコンプレッサーで水分を飛ばせば完了です。
もう一台
せっかくなので快適街乗り号もきれいにしておきましょう。
チェーンもギアもドロドロ
これはひどい!
本当に汚い。
よくもまぁこんなになるまで放置したものです。
今度は2分ほど放置してみます。
クランクとチェーンから流れ出た汚れ(の一部)
落ち切らなかったので2回目は擦ってみます。
これできれいになりました。
アルミに使っても安心でゴムなどに攻撃性がないのでまさに自転車をきれいにするにはぴったりの洗浄液なのではないでしょうか。
食器用洗剤でチェーンをきれいにする話は↓
キ〇〇ンマ〇〇ク〇ンできれいにする話は↓
オマケ
そういえば年末に向けてそろそろ換気扇とかやらないといけない・・・
せっかくなので比べてみました!
キッチンマジックリン VS NO.92
こちらの汚れた換気扇にスプレーしてどちらの方が速く油汚れを分解できるのかチャレンジ
画像左がキッチンマジックリンで左がNO.92。
やっぱり流れるの早いですねぇ。
スポンジで軽く擦ったら同じくらいきれいになりました。
泡の吸着性=汚れの分解がいい。ということではなさそうです。
換気扇のロックのあれもきれいにしましょう。
NO.92の分解力を信じて!
思ったよりもきれいになりましたね。
個人的にはもう少し密着する泡の方が自転車、特にチェーンなんかにはいいんじゃないかなと思います。
なので今度はノズルを加工して使ってみましょうかね・・・
自転車も家も掃除できて手肌に優しい強アルカリ性クリーナー
ぜひ1本いかがでしょうか。