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乗鞍岳登ってきました!!【#酸欠】

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川崎店】 22年10月20日

岐阜県高山市と長野県松本市を隔てる山、乗鞍岳。
ここは車が通れる県道、国道を含む最高地点で、標高は実に2716m。

雲を突破する絶景を目指して酸欠になりながら登っていきました(笑)
今回は高地攻略と役立ったアイテムをご紹介します。

秘密兵器、MAVIC

MAVIC KSYRIUM 30 DISC in my bike
(プライバシー保護のため車体に加工をしております)

早速ですが今回大活躍したMVPその1はコチラ。
価格54500円とは思えない機能を誇ります。

聞いていただきたいのはこのラチェット音。
とてもエントリーグレードとは思えないいい音がします。

自分で実際に回した動画はシステムの関係で
アップロードできませんでした・・・

ホイール重量も1780gとエントリーの中では軽く、
明らかに進みの良さが違います。

 タイヤはPanaracerのAGILIST TLR
ぎゅんぎゅんすすんでくれるので山道も快適です。

防寒対策も万全に、観光センターからいざ出発!!

 

スタート~5km地点:むしろ暑くなってしまう

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登るのに相当のエネルギーを使うので
むしろ重装備では暑くなってしまいました。

ここで服を濡らしてしまうと
下りで凍えてしまうので服を脱ぎます。
(汗が風で冷やされて極寒地獄になります)

私は暑がりなので半袖1枚、
素手で十分なくらいの発熱をしていました(笑)
(個人差がございますのであまりあてにしないで下さい(笑))

加えてマイカー規制区間は実はまだまだ先。
少し損した気にもなりましたが
これもトレーニングということで
えっちらおっちら登っていきます。

エコーラインは全体的に
一定斜度の登りが続くコースで、
セクションごとに景色が変わる面白いコースです。
このあたりはまだ標高は高くなく
まだ山は緑が多い印象です。

5~10km地点:晴れていたら
地上を見下ろせたんだろうなぁ・・・

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ハンドルの中央を持つことで
(プロ選手もするヒルクライムを楽にするコツです)
体力をしっかり温存しながら
道中の休憩もそこそこに頂上を目指します。

エコーラインはバス停などで
休憩地点やチェックポイントが多く、
差がついても待つことが出来ますので配慮も十分。

少し遅れてしまっても約1kmごと
休憩地点や写真映えスポット
(広く開けている場所)で合流できます。

バスやタクシーも通りますので
後方に気を付けつつ、さらに頂上を目指します。

この辺りから葉が色づき始め、紅葉の始まりを感じます。

10~15km地点:体力の減りが
明らかに早くなっている・・・

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ここは少し勾配の差が激しく
比較的なだらか→ちょっと急な坂が連続します。
この辺りから標高は2000mを越え始め、
明らかに酸素が足りない感じがします。

休憩して、よし行くぞ!と再スタートを切ると
最初の数十メートルは元気よくペダルが回りますが、
そこから急激にペダルが重くなってしまい
酸欠の影響(?)らしきものに苦しみます(笑)

この標高はライチョウの群生地ですのでもしかしたら・・・
と思いつつ周りを見渡しましたが残念ながら見当たらず・・・

それっぽい・・・??ライチョウのヒナが1羽道を通りましたが
専門家ではないので友人と
あれはライチョウだったのかどうか談義だけで登り続けました。

若干道も開けるので上が見えるのですが、
はるか彼方上にある道をバスが通過するのを
見て絶望したのも印象的です(笑)

 

15km~20km(ゴール) 霧の晴れ間を狙え!!

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ここまでくると低層の雲に突っ込む標高になります。
したがって、状況次第では視界が悪く、
視界が晴れるまで待つことを強いられました。

待つ間もライチョウを探しますが中々見当たらず・・・
難儀なもので結局ゴールまでは見当たりませんでした。

それでも紅葉カルデラは絶景。
ここまで頑張った甲斐があると
しみじみと感じるほど曇っていても絶景でした。

さて、ライドの方に戻りますが、
高山特有(?)の頸動脈の脈動を感じつつ
ラストを登り続けます。

このセクションは目立ってハードな場所はありませんが
18~19km区間は少しハードかもしれません。

最後の1キロで少しアタックしてみたりと
トレーニング要素も混ぜつつ、
最後まで楽しみながら頂上へたどり着きました!!

 

エクストラ:準備があれば真の頂きへ!!

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昼食を食べ、元気を得た所で
ランニングシューズ(トレッキングシューズ)に履き替え、
バイクラックに自転車をアースロックしたところで登山道へ!!
カバンが少し大荷物になりますが
自信のある方は試してみてはいかがでしょうか?

自転車に乗ってそこからさらに登山をするという
ハードスケジュールですがトレーニングの本番はここから。
高地順応をして強靭な肺を作り、翌週のレースに備えます。

片道3km、獲得標高415mとハチャメチャに登る最後のクライム。
発熱し過ぎてこの標高でも半袖で登ってしまいました(笑)

道中でようやくライチョウとご対面。
rh+の調光度付きレンズのおかげで
かなりはっきり見えました。
思わぬところで度付きサングラスに
感謝したところでさらに登っていきます。

(ライチョウの写真。解像度が微妙ですが・・・)
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森林限界を超えると岩だらけの山へ。
手も使いつつ、ハードな登りを攻略し、頂上へ!!

雲を抜けたそこは美しい雲海が広がっていました。
絶景に感動しつつ、写真を1枚。
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全然余談なのですがここに
どうやって鳥居を建てているのでしょうか??
ちょっと気になります(笑)

最後まで油断できない
ダウンヒル:極寒の風とガタつく坂

さて、興奮冷めやらぬうちに気付けばお昼の3時。
ここから気温が一気に冷え込んでしまうため、
早めに下ってしまう必要があります。

しかし気を付けたいことが。
1. 気温が低いので下りの風がびっくりするほど冷たい
2. 雨で一部の路面が濡れているので危ない
3. 道が狭いセクションもある
4. ダウンヒル初心者がいる
5. 対面からバスが来る

これらに気を付けつつダウンヒルを開始します。
頂上から7km地点までは比較的道も整備されていて、
コーナリングの練習向きですがそこからは要注意。

山間部に入り、路面が荒れたり排水のための大きな金網が
あったりなど気を付けなければなりません。

初心者がいる時の対策として
慣れた人が100~200mほど先を行き、
危ないと感じたら大きな声で減速を促すなど、
対策を講じて下りました。

ダウンヒルの練習をするなら
最初の7km、終盤の2km程度が良いでしょう。
他は慣れないうちにやると
痛い目を見る可能性が高いです。

参考:AGILISTのタイヤ痕
グリップ力も申し分なく、ガッツリ攻められました。
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20kmも下るので覚悟はしていましたがやはり寒いです。
私は完全防風服装で臨みましたが、それでもなお少し寒さを覚えました。

あとがき:反省

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全体的に恙なく進んだ今回の旅ですが、
反省点もいくつかありました。

1. 現金を忘れてしまった
(山頂の昼食でお金を借りることになりました(笑))
2. 少し強行軍気味だった

1.はともかく2.が少し反省点です。
予報では天気は回復する見込みでしたが
実際は降るか降らないかのギリギリのライン。

結果的に上手くいったものの、
柔軟な姿勢が取れる様にするべきでしたね。

そろそろ季節も厳しくなってきますが、
最後に紅葉が楽しめて良い旅でした。

 

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