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【定休日のTech便り】 空気の入れ方

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川崎店】 22年10月18日

【定休日のTech便り】

 

** ワイズロード川崎店は毎週火曜日を **
** 店舗定休日とさせていただいております。**
(火曜日が祝日の場合は営業) 

 ワイズロード川崎店Techコーナーです。

本日のTech便りは基本に立ち返って

「空気の入れ方」です。


ポンプ(空気入れ)を用意する。

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スポーツサイクル用の空気入れは、
いわゆる軽快車(ママチャリ)用の空気入れとは違います。

スポーツサイクルで使われている米式・仏式のバルブに空気を入れられるようポンプが対応していて、なおかつ空気圧を測れるようにエアゲージが付いているものが必要となります。

お持ちのポンプの口金を確認する。

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 軽快車(ママチャリ)のバルブ形状は「英式」(EV)という名前です。

ママチャリ用の空気入れには通常洗濯バサミみたいな物が先端に付いていますね。

それを外す事が出来るかどうかで、お持ちのポンプがスポーツサイクルに対応しているかどうかわかります。

「英式用トンボ口金」を外す。

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 通常はロックレバーを解除してあげれば、英式用の「トンボ口金」は手で簡単に抜けます。

トンボ口金を外したら何式のバルブに入れられるのかを確認する

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こちらのポンプは口金を外すと「米式」「仏式」の2種類のバルブに空気を入れられるようになっています。

上の青い丸で囲んだのが仏式に入れられるという印で、
下の赤い丸で囲んだのが米式に入れられるという印です。

物によっては口金を外したら米式にしか入れられないというポンプも存在するので注意が必要です。

米式(AV)バルブの空気の入れ方。

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 まずはマウンテンバイクや、タイヤが太めの一部クロスバイクで使われている米式バルブに空気を入れてみましょう。

キャップを外してポンプの口金を差し込む。

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止まるまでしっかりと差し込みましょう。

米式は差し込むときに引っ込むので、その場合は反対側から指で押さえると良いでしょう。

空気圧で抜けてしまわないようロックレバーを使ってロックする。

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 起こしてロックするタイプのレバーと、元々起きているレバーを寝かしてロックするものがあります。

タイヤ側面を見て、推奨空気圧を確認する。

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 このタイヤの場合の推奨空気圧の読み方はそれぞれ、
60-95PSI 「60から95ピーエスアイ」

4.1-6.6BAR 「4.1から6.6バール」

410-660KPA 「410から660キロパスカル」です。

実は3つとも同じ事を言っているのですが、表す単位が違うだけです。

その中で今回はPSIを使って説明を続けていきます。

推奨空気圧まで空気を入れる。

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推奨空気圧は先ほど確認したように60-95PSIでしたので、エアゲージがその数値を指すまでポンピングをして空気圧を上げていきます。

最後はロックレバーを解除して口金を外し、キャップをすれば米式バルブの空気入れは完了です。

仏式(FV)バルブの空気の入れ方。

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次はロードバイク、クロスバイクをはじめ車種を問わずスポーツサイクル全般に広く使われている仏式バルブに空気を入れてみましょう。

キャップを外して中の栓を緩める。

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 中の栓は外れないので、止まるまで緩めてください。

緩めた栓を押して空気の通り道を作る。

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一瞬プシュッと押してあげればもうオッケーです。

米式とは違い、仏式バルブの場合はこの儀式が必要となります。

口金を差し込んでロックし、推奨空気圧を確認する。

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このタイヤの場合は5~7BAR、70~100PSIが推奨空気圧です。

とりあえず100PSIを目指してポンピングしていきます。

入れ過ぎてしまったら空気を抜いて微調整をする。

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 お持ちのポンプに写真のようなエア抜きが付いているなら、それを押して入れ過ぎた空気を抜いて適正値に合わせます。

入れ終わったら中の栓を締めてキャップをする。

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 仏式バルブは細くて弱いので、バルブを抜くときにグリグリやって曲げたり折れたりしないように気を付けましょう。

慌てず静かに真っ直ぐに引き抜くのが正しい方法です。

バルブ根元のナットが緩んでいたら手で締める。

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グラグラしないようにするためのバルブなので、手でギュッと締めればそれでオッケーです。

工具などで締めるとチューブを破損しますので工具は使わないようにしましょう。

今回は「空気の入れ方」を紹介しました。

「そもそも空気の入れ方が分からない」「まだ自分で空気を入れたことが無い」という方は参考にして頂けると幸いです。

空気を入れることは愛車のメンテナンスの第一歩です。

自転車に乗らなくても2週間に一回は愛車のタイヤに空気を入れてあげましょう。

スポーツサイクルは、手を掛けてあげればあげるほど長持ちします。

空気を入れることを第一歩として、大事な愛車を良い状態で長く乗られる方がもっともっと増えていけば良いなと願っています。

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