このハブ、このリム、、、カッケーっ、、、、!!!
という事で先日パーツ入荷のお知らせをさせていただいている、アサゾー手組ホイールこと、GROWTAC EQUAL手組ホイールが完成しました!!
手組ホイールの歴史再び
ホイールスペック
リム:GROWTAC EQUAL ROAD TLR 40mm
(リムハイト40mm、内幅22mm、外幅29mm、フックドリム)
ハブ:GROWTAC EQUAL ディスクハブ(レッド)
スポーク:SAPIM CX-RAY(ブラック)
ニップル:SAPIM Polyax Aluminium Secure Lock #14 14mm(レッド)
前後実測重量:F-636g、R-722g(SET実測1,358g)(カタログ予想値1,386g)
組み立て:アサゾー店内組み立て
※リムテープ、TLRバルブは別売りです。
※リムステッカー、保証書、付属しております。
今回は前後JIS組しています。前後組み方がそろっている方が見栄えが良い。
販売価格
手組ホイールのため材料調達の状況により価格が変動する場合がございますが、以前予告させていただいた
¥161,700‐税込
こちらの金額でご案内させていただきます。
※上野アサゾー店店頭お渡し限定の商品です。お買い求めはアサゾー店店頭にてお願いいたします。
※ご注文いただいた場合、リムの重量に個体差がございますが、重量の計測、お選び、いただく事はできませんので予めご了承ください。
ハンドビルドホイールのメリット
【ハンドビルド】格好よく言ってみましたが手組ホイールをこの時代に選ぶメリットについて。
様々なホイールを販売している私から言える事としては、正直そんなにメリットはないです。
たいして選択肢のない状況からニッチな市場故、逆に割高なパーツを選んで、専用パーツではないものを組み合わせて出来上がったホイールが果たしてメーカーが開発費をかけて組み上げたホイールと比べて良いものができるのか?
例え、メーカーのディスクブレーキホイールが手組化していてスポーク本数が24本のオーソドックスなタンジェント組主流という状況だとしても、単品販売しているリムやハブが大した種類もなく、特別コストパフォーマンスに優れているわけでもない状況の中、果たして意味があるのか?
ちょっと前まで私自身そう思っていました。
そう、このタイミングで
GROWTAC EQUALシリーズが本気出してきた!!
今更紹介するまでもないと思いますが、革新的なホームトレーナーを手掛けていた【GROWTAC】がEQUALというブランドで近年様々な商品を展開しています。
一番のヒット商品として機械式ディスクキャリパーが挙げられますが、更にディスクブレーキハブとカーボンリムも発売されることとなりました。
カーボンリムを既製品の型から選ぶことで開発費をかける事無く安価に(手元に来ているものは今の所品質良いです)用意して、超こだわって作った普通の高価じゃないハブを設計して、あとは定番の最強スポークCX-RAYを使って普通に組むだけで量産ホイール以上の軽さと性能を持った普通に良いホイールが組みあがるという、GROWTACさんらしい勝負に出てきました。
GROWTACさん自身、組み立て工場を用意すればそれなりの価格でそれなりの品質のホイールが組めたと思いますが
ホイール組はもともとお客様の好みに合わせてプロショップが組んでいたという歴史もありますから、今回手組ホイールという言い方でこのパーツを発売されているのだなと思った次第です。
実際にバラバラのパーツで注文をする為、ハブのカラー、スポークのカラー、ニップルのカラー、リムハイトを前後変更したりする事で好みに合わせたホイールを組み立てする事が可能です。
取り寄せの日数と、組み立て費用などいただく事になりますが、それを踏まえてもリーズナブルで、軽くてしっかりしたホイールが手に入るのがこの手組ホイールになります。
コストパフォーマンス:最高
ホイール性能:最良(これでいいんだよ!)
見た目:メッチャ格好いい!色選べる!
手組ホイール時代がGROWTACさんにより始まりました。アサゾー店はこのビッグウェーブに乗っかります!
人気の赤で組みました
一番人気の高い赤いアルマイトのハブとニップルで今回展示用ホイールを組ませていただきました。
「とにかく美しいハブのアルマイト」
最近色付きのハブって殆ど無いのでカラーバリエーションが選べるのはうれしいですね!
ホイールの選択肢が真っ黒のみというのが一般的で、バイクに個性が出しにくい今日この頃ですが、このホイールならカラーとリムハイトで個性を出すことができますよ!
リムはプレーンなマットブラックカラー
普通に仕上げ綺麗ですね。
リムの厚みも結構しっかりとあるのでリム打ちした際の耐久性も高そうですし、ロード用とは言え内幅22mmという絶妙なワイド加減で28cタイヤからオールロード系のワイドタイヤにも適応するド真ん中サイズです。
なので、例えば、春からのヒルクライムシーズンは28c-30cタイヤを履いて、山岳ロングライドを楽しんだら、秋冬は35cを履いて河川敷の浅いフラットダートを抜けるライドをしたりと二毛作的使い方も可能です。
エンデュランスロード、オールロードにこのホイールを使えば無敵です。
ガンガン使える理由として、
クラッシュリプレースメントがあるので初回購入から2年以内はあらゆる破損に対して特別割引にてリムの購入が可能との事です。
申し込みについてはショップからではなく個人とGROWTACとの間で行うとの事です。詳しくはメーカーホームページご参考ください。
勿論、このホイール普通に軽いのでロングライド、ヒルクライムのメインホイールとしても活躍を期待できます!!
組みあがった感じとして、剛性も十分高いので結構走ると思いますよ!!
メンテナンスも比較的簡単で、構造としても堅牢さを重視していて防水もかなり高そうです。
「普通だけど、”良い”ハブ」ができた
という言い方をしていますが、それって今の時代に必要なものだと思います。
普通のハブだから「安価に作れた」
良いハブだから「よく回り、メンテしやすい」
それ、一般的には「最高のハブ」ですよ。
ハブの単品販売もあります
ご自身で組みたいという方もいると思いますので、単品での販売も承ります。
勿論、店頭にて「この色で組んで!」というのも当然ですがお待ちしております。
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手組ホイールの新時代
ディスクロードになってロードバイク文化も再び多様性を見せるようになってきました。
その中に合って、実は手組ホイールという文化自体は意外とマッチしているものですが、如何せん選択肢が少ないというのが現状です。
そこに一石を投じたGROWTACのEQUALリムとハブ。
まずは、ココから。
あなたのサイクリングライフワークにマッチするホイールをEQUALシリーズで組んでみませんか?
ご相談は上野アサゾー店店頭までお願いいたします。