こんにちは。
ワイズロード熊谷店のTOMIYです。
今回はマイ自転車のタイヤの交換時期が来たのでタイヤ交換をしようと思います。
私が使用しているのは、だいぶメジャーになってきたTLR(チューブレスレディ)です。
ちなみにロードバイク歴がもうすぐ5年になりますが、TLR歴も5年になります。
ロードバイクではTLRしか使用したことがない、かなり珍しい人間かと……
まずはタイヤの状態を確認
今回はフロント・リアタイヤとも同時に交換時期になりましたので両方交換します。
フロントタイヤはスリップサインはまだまだいけそうですが、タイヤ全体にひび割れがあり劣化しているので交換します。
リアタイヤはスリップサインがかなり薄くなっているので明らかに磨耗が進んでいます。
フロントタイヤ 。スリップサインは大丈夫ですが全体にひび割れが。使用距離約4000㎞
リアタイヤ。スリップサインも薄くなり摩耗が進んでます。使用距離約3000㎞
摩耗が進むとシーラントが滲んでくることも。(スローパンクではないです)
タイヤを外してリムの掃除
TLRのタイヤ交換で一番めんどくさいのはリムに残っているシーラントの掃除です。
この作業をしっかりしないと新しいタイヤを取り付けるときにビードが上がらなかったり、エア漏れの原因となるのでここは念入りに綺麗にします。
念入りに綺麗にしたのに写真を撮り忘れるというミスを……
タイヤを外すとこのようにシーラントが(使用シーラントMuc-off)
タイヤを嵌める
クリンチャーの場合なら何処からタイヤを嵌めても問題ありませんが、TLRの場合は必ず最後にバルブ付近を嵌めます。
タイヤを嵌める際に嵌める側のビードをリムの中心付近に落として嵌めるのですが、バルブはリムに直接付いているのでバルブ付近にビードを落とせません。なので一番最後にバルブ付近を嵌めます。
嵌まったら両側のビードをしっかり中央に落としビード上げです。
取り付けるタイヤは【パナレーサーAGILEST】
[ysid 4931253024160]
¥8580(税込)
公称28Cで250gですが2本とも軽い!
今回はチューブレスバルブも交換しました。
最後にバルブ部分を嵌めます
取り付け完了
バルブコアを外してシーラント注入
TLRタイヤはタイヤだけでは空気を保持できません。空気を保持するためにシーラントを注入し気密層を作ります。
今回使用するシーランとはMuc-offのシーラントになります。
今まで何種類かのシーラントを使ってきましたが個人的には一番オススメなシーラントです。
しっかりシーラントが馴染み気密層が出来ると1週間で0.5bar程度の減圧で済むことが多いです。(あくまでも個人的な使用感想なのであしからず)
[ysid 5037835821000]
¥1650(税込)
[ysid 4931253202599]
シーラントをタイヤ全体に馴染ませる
シーラントを注入したらバルブコアを取り付けタイヤ全体にシーラントを馴染ませます。
普通にタイヤを回転させるだけでなく側面にも行き渡らせるためタイヤを水平にしたりして回します。
シーラントが馴染むには早くて一晩、時間がかかると1週間程度かかる場合があります。馴染みが悪いときは少し走って来ると馴染みが早くなります(これも個人的経験則なのであしからず)
何かと手間のかかるTLRですが最大のメリットだと思えるリム打ちパンクのリスクがほぼ無いのを生かした低空気圧での運用だと思います。
私は体重約70㎏でフロント4.2barリア4.6barで運用しています。
特にロングライドでは乗り心地が良くなり道路からの振動が減るので疲労軽減効果が大きいです。
TLRシステムの運用方法・疑問等ございましたらお気軽にスタッフまで。