チェーンが水に濡れたらやりたい簡易メンテナンス
こんにちは、池袋C上山です。
昨日よりの雪でしばらくの間路面は雪解け水でいっぱいでしょうか？
そんな中でも通勤などで自転車に乗られる方も多いかと思います。
でもそのままずっと乗っていたらチェーン周りが錆びてダメになってしまいます。
対策は？
上山もいつも使っておりますWAKO’Sさん製品にその対策がとれるものがありますのでご紹介です。
この3製品本来の用途は少し違いますがすべてチェーンに使って問題ないです。
3本の特性
メンテルーブ
粘性がある潤滑剤でワイヤーなどの長期的な潤滑にも有効です。
水置換や油膜で水に強く
とどまる性能は長持ちするチェーンルブとしても使えます。
チェーンルブ
低い粘性でチェーンからスプロケットなどの歯が離れやすく抵抗が生まれにくく設計された潤滑剤です。
水置換性はチェーン掃除などで水分が残っているときでも使うことができ作業流行りやすい。
WAKO'Sのスタンダードチェーンオイルです。
ラスペネ
低い粘性に揮発性の高い潤滑剤です。
浸透性が高く本来の使用用途は錆びたねじなどを緩めるために使います。
その浸透潤滑性能を生かしチェーンから汚れをさらに落としたいときに使います。
水置換について
上の図のように金属に乗った水分の下に入り込んでいく油膜が水置換性になります。
上山は昔置換という言葉だけ聞いて水を取り込み油分に変えてしまうものだと思っていましたが調べてみたらそんなことはなかったですね。
よくよく考えてみれば水と油混ざる性質は持っていませんでしたね。
簡易メンテナンス
これらの特性を生かし
チェーン周りが濡れてしまったから毎日チェーン掃除…
通勤でお使いのバイクで毎日洗車は時間的に厳しいと思います。
上山の経験からもやはり面倒で疎かになりがちですね。
そんな時はとりあえずチェーンを掃除せずに現在塗ってある水置換性がある潤滑剤を塗っておくことをおすすめします。
もちろん次の掃除までのつなぎになりますのでいつもそのようにやっていると汚れがたまって余計に摩耗が進んでしまいますので注意が必要ですね。
またチェーンオイルは混ぜると効力を基本発揮しません。
重ね塗りをする際は現在塗っているもの以外では効力が発揮しきれないと思います。
フレームやほかのねじなどに使いたい場合
Muc-OFF BIKE PROTECT
こちらも水置換性を持つ製品で
フレームの汚れ防止、ネジなどの防錆、水置換性を持つコーティング剤になっています。
チェーンに使うこともできますが潤滑性能はありませんので乾かした後にチェーンオイルを別途塗るのが良いでしょう。
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ご案内は上山翔でした。
