グラベルロードに乗るようになって数年、初めてのグラベルキングシリーズ!独自のブロックパターンを採用した定番のSKを使ってみたのでその辺のお話もサクッとしてみますね。
[ysid 4931253013874]
グラベルライドリターンズ!
というわけで先週も走った荒川沿いのグラベルルートを改めて走りに行ってきました。先週はもうすぐ1年目ぐらいの古いタイヤの損傷により気分的にあまり楽しめなかったので改めて同じ道を走りに行きました。写真は使いまわしではないですよ。
グラベルロードはタイヤ選びが鍵
というわけでホンダエアポートに向かう砂利道です。先週と似た構図の写真ですね。ココはスリックタイヤでも十分走れると思いますが、結構凸凹しているので、できるだけ32c以上のグラベル系タイヤをお勧めします。
パナレーサーのいくつかのモデルで採用される象徴的なパターン
先週ダメージを負ったタイヤの代わりとして今回初採用となったパナレーサーグラベルキングSK。私は35cを選びました。
SKシリーズはシクロクロス用のタイヤでも採用されるブロックパターンを持ったオールラウンドに使えるグラベルタイヤです。
この選択はかなり良かったかなと個人的には思っています。
ちなみにこれの派生形で「プラス」と呼ばれる耐パンク性を向上させているモデルもあります。
よりハードに走る方はこちらも是非。
[ysid 4931253019555]
今日はいつもの人とグラベルライドです
入間の上山君といつも走っていますが彼はグラベル道は私と行くようになるまでほぼほぼ走ったことのない初心者です。
MTBとかもかじる程度には過去にやっていた気がしますが、根本的にバイクコントロールが私基準であまりうまくないので(私より足はあるけど)そんな彼がスリックパターンのタイヤでも走れる道となっています。
グラベルロードやCXバイクなどに太いタイヤを履かせれば確かにたいていの方はこのぐらいの砂利道は走り切れると思いますが、23c時代にこのような道に突っ込んでいって走っていた私からすると、機材に頼りすぎてしまうとバイクの限界を迎えた時に適切な対処ができなくなってしまうので、色々な経験が必要ですね。(リムがギタギタになるので止めた方が良いですが)
ちなみに、彼のタイヤはグラベルキングのロードモデルだったので荒いグラベルには向いていないチョイスなのでかなり慎重に走っていました。
重心の位置を意識して走ったり、低速でのハンドリングを行ってみたり、その場で出来るだけ小さく旋回したり八の字したり、段差を降りたり逆に登ってみたり色々と自分のバイクを操縦してあげるとバイクコントロール上達しますよ。
具体的に言うと転ぶかもしれない状況で転ばないようにコントロールできるようになる事が大切です。自信ない方はスニーカーでやりましょう。
都幾川
荒川から都幾川サイクリングロードに分岐というか移動します。
秘密の雰囲気最高グラベル道
この日は時間に余裕をもって走っているので、いつものルートにプラスしてグーグルマップ上で気になっていた道をちょいちょい侵入してみました。
[ysid 4571546707136]
気になる道がいくつかあったので何度も侵入しましたが楽しいですね。
侵入したのは良いけど通り抜けられずに木の板の橋を渡らされたりしましたね。
とりあえずお昼の時間なので小川町で美味しいうどん
埼玉のうどん好きならば知らない人はいないであろう名店中の名店です。
武州めん 本店
いつも定番の肉汁を食べていますが、旨辛肉汁なる商品もずっと気になっていたので初挑戦。
辛いつけ汁と、味変用の食べるラー油が添えられています。
そこそこ辛いので苦手な方はご注意ください。
やはり、ここのうどんは他の武蔵野うどんとも食感が違う唯一無二な感じです。つけ汁も美味しいです。食後はポットに入っているそば茶を飲んで一服します。
サイクルラックは無いですが、広い敷地の空いているところに上手く駐輪してください。
にゃんぱす
廃校ですが、おしゃれなカフェがあったり、噂によるとアニメの整地だったりとすっごい田舎なのに都内ナンバーの車もたくさん止まっています。
川沿いを軽く走ってみましたが、川の中に入らないとどこにも抜けられなさそうなので引き返しました。
何とか遺跡?があるところですが、ここから先はきつそうだったので帰りました
ちなみにお水が汲めます
小川町の下里という所ですがのんびりとして散策ライドにぴったりです
こっから先に侵入したい気持ちもありますが、まだまだ獣の気配がするので自重します。
嵐山渓谷に流れる槻川
なんども通っているみちですが、とにかく川が綺麗です。急いでいるときには立ち止まって見る事のない景色はのんびりグラベルツーリングならではの時間ですね。
あなたも気分転換にグラベルロードいかがですか?
グラベルロードで何かを成し遂げたいと思うほどにははまっているわけではありませんが、ロードバイクでもグラベル道を走っちゃうぐらいにはそういった荒れた道が好きな私です。これはその為に作られたロードバイクという事もあって太いタイヤを飲み込み、安定するジオメトリーを採用することで気兼ねなく砂利道に突っ込んでいける最高のおもちゃだと思います。
ですが、ベースにはロードバイク要素がしっかりとある為それなりの長距離もこなせますし、モデルによっては荷物をたくさんパッキングするのに適した設計のモノも多数あります。
スピードと距離の呪縛から解き放たれ自由なコースを描くことができるこのグラベルロード。もしロードバイクに飽き、、、マンネリを感じているのであれば一度グラベルロードで今まで見えていなかった景色を見に行きませんか?
グラベルキングSKのファーストインプレ
GRAVELKING SK 700×35c TLC
[ysid 4931253013799]
パナレーサーを代表するタイヤにのし上がったグラベルキングシリーズのオフロードよりなモデルですが、グラベルライドの性質上フラットで硬い路面も長く走る必要がある為オンロードの巡行性能もかなり高いというのがまず一番に感じられました。
ブロックパターンが細かく設定されているので相当走りが重くなると覚悟していましたが、正直今までのタイヤと変わらないと思うほどです。
今回はずっと天気も良くドロドロな道は全く走りませんでしたが、浅い芝生の上や踏み固められた土の道、そして、大部分の荒れた砂利道において、今まで使っていたタイヤ以上に安定して走る事ができました。
過去に使っていたタイヤはどれも、センターがスリックに近いスピードテレーン系のタイヤでオフロードでのグリップは少ないモデルでした。
それと比較して、特に砂利道での乗り心地が格段に良く、ノブの一つ一つがクッションの働きをしてくれることで路面の突き上げ感がかなり緩和されました。
グリップの良さだけでなく、バイクを傾けた時のハンドリングの自然な感じもあり、オンロードでむしろ今までよりもコーナリングは良くなりました。
グラベルロードで実際に深めの砂利道や泥道、登りのある砂利道などに挑戦される方にはもってこいのチョイスになると思います。
ターマックでの速さに関しては思っていたよりというだけで、下り坂で足を止めていると同行のスリックタイヤと比べてわずかに減速しているので90%以上がオンロードという方はもう一つ、グラベルキングSSやノーマルのグラベルキングがあるのでそちらの方が良いと思います。
走るコースに応じて交換するという選択肢もあるので色々と試してみてください。