こんにちは! 府中多摩川店テック担当の きんじょう です。
いつになるのか梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、
西日本、特に九州地方の方々は被害にも遭われお見舞いを申し上げます。
さて、こういう時期はライド時に避けていても雨に出くわしてしまうものです。
通勤通学で使われている方は、尚更避けられないですし・・・。
そんな濡れてしまった車体はどうされていますか??
水気を取ってしっかりと注油していれば安心ですが、そのまま外に置きっぱなしだとどんどん腐食が進みパーツが錆び、見た目も良くないですし走りが重くなったり変速不良の症状が出たりと良くない事だらけです。
時間が無い方は*「水置換」の特性をもったオイルを注油すると良いでしょう。(*水置換;オイルが水分の下側に潜り込み金属表面に膜を作る特性を持っています。)注油した後に軽く拭きあげれば簡単に水分が除去できてしまいます。
なので、しっかりと水分と取っておかないと車体カバーを掛けているから大丈夫と安心できないのです。
特に近年の日本の夏季は高温多湿なのでカバー内でムレムレ状態になり、腐食を促進している状態になりかねません。
外から目視できるパーツ類なら分かり易いですが、この時期よくある症状がヘッドパーツ。
先日も、ハンドリングの調子が悪いという事で持ち込まれた車体ですがこのような状態に・・・。
画像左側はヘッド上部のベアリング。こちらは洗浄すれば大丈夫そう。(グリスはほぼ流れ落ちてないですが・・・汗)
問題は画像右側のベアリング。こちらはヘッド下部のベアリングで見たとおりに完全に錆びております。これではスムーズどころがまともに動かないはずです。(もちろんこちらもグリスが存在しておりません・・・大汗)
雨水等がベアリング部に侵入しグリスを流し、下部に水分が溜まり腐食を進めたのでしょう。
ここまで腐食が進みますとクリーニングでどうこうできる状態ではなく、ベアリングは勿論、ベアリングを支える「椀」の部分も腐食して段もできているのでヘッドパーツ全体の交換になります。
上位グレードの車体になると防水性の高いシールドベアリングを採用しているの中のベアリング自体は腐食しにくいですが周りのスチール製のケース部分が錆びる事がよくあるので注意しましょう。
是非、ご自身のスポーツバイクのお手入れをしてみましょう!
自信がない方はお店のスタッフまでお気軽にご相談下さい。
(実作業はご予約を承っております。)
2020/07/13 きんじょう
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