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この春からロードバイクを趣味にしよう!サイクリングを長く楽しむコツをお伝えします

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上野アサゾー店】石川 康輔 24年02月19日

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ロードバイクを趣味にする事で得られるメリットをスポーツサイクル専門店の非競技志向スタッフがお話ししていきます。

これからロードバイクを始める方、始めたけど何を楽しめばいいかわからない方、一度やめちゃったけどこの春からもう一度乗ってみようと思う方、飽きっぽい性格の私がずっと続けている秘訣をお伝え出来たらと思います。

特にこの春ロードバイク、スポーツサイクルデビューを考えている方は要チェックです!!

美味しく楽しくエクササイズ!

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私自身、成人してから運動不足に危機感を感じて自転車を始めた人間なので、自転車を競技の機材という考え方から入ったわけではなく、ランニングやその他のエクササイズと同様に運動をする為の手段として選択をしました。

数ある選択肢の中から選んだのは自分の足で遠くまで行けるというのが当時ロードバイクを始めた理由だったと思います。

外出する事が好きな事とスピード感のあるフィーリングは私にバッチリですぐにのめりこみました。

私自身、無類のラーメン好きという事もあり、運動をしていない状況ではとにかく太ってしまいます。

その為、体力づくりの一環でランニングもたまに行いますが特に体重が増えた状態ではどんなにペースを落としても持続できるペースにならない事もあるので、負担の少ないサイクリングは私にとってベストなエクササイズでもあります。

食べる事ができるスポーツ

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(美ヶ原高原の麓にある絶品の蕎麦、こういうお店にも自転車があればカロリーを消費しながら食べに行けます。)

ロードバイクでの長時間サイクリングの特徴としては、実は食べる事が”必要”な所になります。

食べる事ができるという言い方をしましたが、むしろ食べないとダメとも言えます。

その他の比較的ハードなスポーツではちゃんとした食事をとるのは基本的には終わった後に汗を流して落ち着いてからというのが当然だと思います。

休憩中に補給目的で果物やジェルなどを口にすることはあっても、普通の食事は食べませんよね。

ましてや運動中、行動中に食べながら行うというのは、サイクリングと登山ぐらいなものでしょうか?

サイクリングでは慣れてくると3時間以上~寝るまで、、、ずっとアクティビティを続ける事ができるエンデュランススポーツという面もあり、とにかく長時間続けることが可能になります。

勿論休憩をはさんだり、それこそ食事をしたりと生活をしながらの長時間行動を可能にするスポーツという面があります。

とにかくエネルギー補給が必須の為事前に持ち歩く補給食やコンビニ等でおにぎりや菓子パンを買って食べたりとお腹が空いている時間を作らないように気を付けながら長距離ライドを楽しむというのが実は結構重要になります。

まとまった休憩が可能なスケジュールであれば普通にお店で昼食をいただく事ももちろんあります。

そこで、私は考えました

それならラーメン食べてもいいじゃん!!(食べたいだけだろー!)

という事で、ラーメンという一見するとスポーツと最も縁遠い食べ物を食べる事を目的に自転車を走らせることを私自身は習慣的に行っています。

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ラーメンを罪悪感なく食べる為に、ラーメンを食べたぶんの摂取カロリーは標準的な私のサイクリングの距離で消費したという体で、余計に頑張ればその分はおまけで痩せるという、謎の都合の良い計算をして毎週のサイクリングを楽しんでいます。

ある時は埼玉県日高市の名店に行き

ある時は隣県まで佐野ラーメンを食べに行き

ある時は奥多摩の老舗の味を求め

こういった感じで、家から自走で各地のラーメンを食べに行くのが趣味と実益を兼ねた、私の週末のエクササイズとなります。

食べる事ができるのでストレスもなく、楽しいし美味しいし良い事しかないので続けることができています。

 

サイクリングコースを決めよう

そういった感じで私の場合はラーメン屋さんのオープン時間を目安に朝の出発時間やルートを決める事が日常になります。

雑誌で紹介されるような人気のあるラーメン屋さんは12時に到着してしまうと、まず並びます。

サイクリング中という事もあり、並び時間が長いと流石に疲労にもつながりますし、帰りの時間が遅くなるので、私はオープン時間に並んで食べる事にしています。もしくは昼前の時間帯は並びが少ないのが分かっていればその時間を狙うようにしています。並びがきつかったら諦めて道の駅などで食事をとることもあります。

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そういったちょっと小ネタもはさみましたが、「何時に目的のラーメン屋さんにつくのか」を予想してコースを作るようにしています。

その上で食後はどこで休憩をとるのか、午後にどのぐらいの距離を走るのかを決めるとその日のコースは完成です。

余談ですが、郊外のロードサイドのお店に行くようにしています。都市部の駅前は走りにくいですし、お店の前にロードバイクを立てかけておくスペースがない場合が殆どなので駐車場のあるような敷地の広いお店がおススメです。

 

なぜ、この話をするのかというと

折角始めたサイクリングも続かなくなる理由の一つに、走りに行くときは決まったコースが殆どで、走る事そのものが目的だった為にモチベーションが下がった時に自転車に乗る理由がなくなるなどが考えられますね。

エクササイズその物を目的に頑張る場合は走りやすい同じコースを走り続ける方が効率も良いですし、実際に運動強度もどんどん上がって良いと思います。

ですが、モチベーションが下がった場合に気分転換としてどこを走ればいいのか、モチベーションをどこにもっていけばいいのか、そんな悩みを感じたときに思い出してください。

ペースを落として、時間に余裕をもってあの町のあのお店へご飯を食べに行きませんか?

食事を理由に隣の町まで、隣の市まで、隣の県まで足を延ばしませんか?

純粋にお昼ご飯を食べたいから出かけるという発想になれば自然と朝も起きられるようになりますよ。

私がそうでした。

 

慣れてくると

自転車では持ち込み可能な電車で専用の袋を使う事で行える、輪行という移動手段もあり、遠くに走りに行って名物を食べて帰る事もできたりと移動範囲は無限大です。

輪行で佐久平まで新幹線で移動すれば1時間で大宮から長野県に

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佐久平駅からスタートして雪の残るビーナスラインを走ったりする事ができるのも魅力ですし、勿論美味しい食べ物だってルートを考えれば食べられますよ!(冒頭の写真がそれです)

観光サイクリングは徒歩や路線バスを使うよりもより広範囲を自分の身体で感じながら楽しむ事もできるので、そちらをメインに楽しむなんて方も多くいると思います。

今日日、タッチで新幹線に乗れる時代ですから結構手軽に乗れますよ。

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純粋に運動として考えた時に

長時間続けることができるので一日でのカロリー消費もとても大きくなります。

例えば私が先週5時間程のアクティビティを行ったその消費カロリーは2500kcal程消費していました。

これと同じアクティビティをあと2回行えば7500kcal消費する事ができるのでよく言われる体脂肪を1kg消費するのに必要な7200kcalを十分消費していることになります。

週に1度のサイクリングでも3週間で1kgの脂肪燃焼となるとワクワクしませんか?

勿論その分お腹もすいて食べるのでそう簡単に痩せる事はできませんが、日常生活に気を使ってサイクリングはプラスアルファと考えればかなりの消費量だと思いますよ。 

運動をして食べるご飯は特別美味しいので、結構食べちゃいますが、私自身は最近は年末年始で増えた体重も継続して”微”減しているので体力も付きつつ、体重も落とせている状況です。

もちろん、無条件に長時間続けることができるわけではなく、ある程度の慣れや工夫、装備が必要になります。

また、ロードバイクでの長距離サイクリングは純粋な体力だけでなく、身体のケアをしていく事で怪我などを予防する事が重要になります。

身体の負担が少ないという事は本当ですが、負担がゼロという事もなく、長時間の走行では特にどちらかというと筋肉を硬直させている肩回りはほぐしながら走らないと家に着く頃には首や肩、腰など疲労して筋肉が固まっているかもしれませんよ。

 

公道を共有している自覚をもって

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ロードバイクに関わらず、自転車は公道を走行する車両の一つです。

安全に走行するためにルールがあるのは勿論ですし、ルールを守っているから絶対安全という事もなく自衛をする必要もあります。

ヘルメットを着用する、日中からライトを点灯させる、目立つ格好で走るなど、様々な工夫が考えられます。

その辺の話をまとめた記事もあるので重要だよなと思った方は読んでみてください。

意識として、全員が安全を考えて思いやりをもって公道を走っていれば危険な事はそうそう起きませんが、純粋にミスが起きる事もなくはないですよね。

自転車は結構車側から気が付かれない場合が多く、逆に自転車側も後ろから迫る車を認識するのに時間がかかる場合が殆どです。そういった意味でもこちらが存在をアピールして気が付いてもらうという事も大切ですし、こちらが気が付いたなら、安全に避けられる路肩の広い所で車に道をゆずったりするなど心遣いを見せる事で、安全に走る事ができるようになります。

公道は共存、共有しているという意識でルールを守る事は当然、それ以上の気遣いを見せて相手をリスペクトしましょう。

 

まとめ

これからロードバイクを始める方、始めたけど何を楽しめばいいかわからない方、一度やめちゃったけどこの春からもう一度乗ってみようと思う方、ロードバイクの楽しみ方、付き合い方は人それぞれです。

仲間を作って楽しむツールとしてもそうですし、黙々と日々のトレーニングに励むのもそうですし、私の様に景色を見る為、食を楽しむ為の手段としてのロードバイクというのもいかがでしょうか?

楽しみながら運動ができる。身体の負担を抑えながらカロリーを消費できる。おいしい食べ物食べても罪悪感が無くなる!

そんなもう一つのサイクリングの魅力にあなたもハマってみませんか?

 

ちなみに

具体的に食と関連するライドコースの方にも興味がある方は以前まとめた記事を作っているのでそちらも是非ご確認ください。

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