こんにちは!ワイズロードフジグラン広島店スタッフの加藤です。
本日は、試乗会にちなんでSCOTTの魅力的なバイクをご紹介します!
今回はロードバイクから。
試乗会の詳しい内容は、是非このブログからご覧ください!!
今回のバイク紹介(完成車)のカッコで記載しているところは、「ホイール、ドライブトレイン、グレードにより特に違うパーツ」の3点について述べていますので、参考までにご覧ください!
まず1台目は・・・
FOIL RC
SCOTTのエアロロードと言えば、FOILですよね!
そのFOILが2023年に第3世代にフルモデルチェンジし、2021年のUCIのロードバイクフレームデザインのレギュレーション緩和に合わせてよりエアロな造形になったのが最大のポイントです。
この新型FOILは、SCOTTが誇るトライアスロンバイクであるPLASMAの開発で得たエアロ技術をフルで投入し、結果として従来モデルのFOILと比較してエアロドラッグを16w軽減する事に成功しており、これは時速40㎞で40㎞の距離を走った際に1分18秒早く走れるという事になります。
UCIの規制緩和があるにしても、凄すぎませんか・・・(笑)
グレードの展開としては、
・FOIL RC 10(カーボンホイール、ULTEGRA Di2、カウル付きカーボンエアロハンドルバー採用)
・FOIL RC 30(ストレートプル・アロイホイール、105 Di2、アロイエアロハンドルバー採用)
・FOIL RC PRO HMX(フレームセット)
・FOIL RC ULTIMATE HMX SL(フレームセット、HMX SLカーボンを唯一採用したハイエンドモデル)
となっております。
ほぼ垂直に伸びるシートポストがTTバイクを思わせるデザインで、個人的には最新のエアロロードの中では上位に入るカッコよさだと考えております。何より止まっているのに空気を切り裂くべく動こうとしているような雰囲気さえ感じてしまうフレームは特筆もの。特に試乗会では完成車としてはハイエンドであるFOIL RC 10が登場しますので、この機会にガッツリ走りを体感してください!!
2台目は・・・
ADDICT RC
SCOTTにはADDICTシリーズが2つ存在しますが、“RC”が付くこのモデルは走りを極めたコンペティションモデルです。
ケーブルフル内装によるシームレスなルックスと高い空力性能に加え、ADDICTに比べて短くなったヘッドチューブ等により、RCならではのキレのある高性能な走りを実現しています。
特にこのRCモデルは軽量化にもとことんこだわっており、シートクランプにおいては超軽量なカーボン製にしてしまう程の徹底ぶり。一番ベーシックなADDICT RC 40というグレードでも7.9Kgと、特に軽量なパーツが無いのにここまでの軽さを手に入れているのは杞憂な存在と言えるかもしれませんね!
グレードの展開としては、
・ADDICT RC PRO(ZIPPカーボンホイール、DURA-ACE Di2、カーボンハンドルバー採用)
・ADDICT RC 10(カーボンホイール、FORCE AXS、カーボンハンドルバー採用)
・ADDICT RC 15(カーボンホイール、ULTEGRA Di2、カーボンハンドルバー採用)
・ADDICT RC 20(ストレートプル・アロイホイール、FORCE AXS、アロイハンドルバー採用)
・ADDICT RC 30(ストレートプル・アロイホイール、RIVAL AXS、アロイハンドルバー採用)
・ADDICT RC 40(ストレートプル・アロイホイール、105 Di2、アロイハンドルバー採用)
・ADDICT RC PRO HMX(フレームセット)
・ADDICT RC ULTIMATE HMX SL(フレームセット、HMX SLカーボンを唯一採用したハイエンドモデル)
となっております。
いわゆるオールラウンドタイプで、ヒルクライム等もガッツリこなせる走りが魅力のADDICT RCですが、空力を意識したデザインでありながらどこか懐かしい、“エアロし過ぎていない”フレームデザインが抜群にカッコイイですよね!
今回の試乗会には登場しませんが、攻めた長さのヘッドチューブにより全体的なデザインがホリゾンタル基調になっており、地面を這うような美しいデザインで走り以外の面でも魅力にあふれるバイクです!
3台目は・・・
ADDICT
先ほどご紹介した、ADDICTに存在する2シリーズのなかではエンデュランス方向のモデルが、ここで紹介させて頂く“ADDICT”です。
先ほどのADDICT RCの“HMX SL”を採用していない、HMXカーボンモデルと素材は一緒ですが、ジオメトリーの変更などにより楽なポジションで快適な走行が可能となっており、ロングライドにうってつけのモデルとなっております。
しかし、このADDICT。ADDICT RCと比較するとエンデュランス向け、という方が正確には正しく、このモデルもがっつりレース仕様に仕立てることが可能となっているんです。ヘッドチューブ長もMサイズ(日本人にはLサイズ相当)で145㎜となっており、エンデュランスモデルとしては比較的、というよりはかなり短めで、角度の浅い純正ステムでも落差をしっかり出すことが可能になっている、「レーシーにもなる」エンデュランスモデルなんです!!
グレードの展開としては、
・ADDICT 20(ストレートプル・アロイホイール、105 Di2、軽量カーボンシートポスト)
・ADDICT 30(ストレートプル・アロイホイール、105 22speed、カーボンシートポスト)
・ADDICT 40(ベントスポーク・アロイホイール、Tiagra、カーボンシートポスト)
となっております。
ADDICT RCと比べるとエンデュランス方向にチューニングされていますが、ジオメトリーはそこまでエンデュランスがっつり、というほどでもないのがこのADDICT。
シートポストは純正でカーボン製ですが、丸タイプなので社外品に変えられるのはうれしいポイントですね!ほかにもホイール周りを変えれば化ける素質を持っているので、RCほど攻めたジオメトリーは求めていない方はこのADDICTでも相当走りを楽しめます!
また、今までご紹介したラインナップでストレートプル・アロイホイールと記載していた箇所があったかと思いますが、このホイール、完成車の普通のホイールではないんです。ハブの形状はほぼ間違いなくあの大手メーカーなので(SCOTT公式サイトに明記がないのでオブラートに隠しますが笑)、このオリジナルホイールでも走行性能はバッチリです!!
4台目は・・・
SPEEDSTER
このモデルになって一気に時代の波に乗った、SCOTTのエントリーモデルであるSPEEDSTER。
ケーブルのフル内装化、カムテール形状のダウンチューブ、オフセット・シートステーなど、一見すると最新のカーボンエアロロードと見間違えてしまうような攻撃的なルックスになりました。
しかし、重量自体はエントリーロードバイクとしてはちょっと重め(それでもカーボンフォークモデルは10㎏ジャストくらい)。これ、実はSCOTTならではの考えで、アルミチューブを軽量化の為に薄くするのではなく、耐久性と剛性の為にあえてシッカリとした造りにし、ハードな仕様でもを音を上げない、まさに通勤や通学に向いているようなモデルとなっているんです。
グレードの展開としては、
・SPEEDSTER 10(ベントスポーク・アロイホイール、105 22speed、フルカーボンフォーク)
・SPEEDSTER 20(ベントスポーク・アロイホイール、Tiagra、フルカーボンフォーク)
・SPEEDSTER 30(ベントスポーク・アロイホイール、SORA、フルカーボンフォーク)
・SPEEDSTER 40(ベントスポーク・アロイホイール、Claris、アロイフォーク)
・SPEEDSTER 40 RIM(ベントスポーク・アロイホイール、Claris、アロイフォーク)
となっております。
がっちりしたアルミフレームは、重量感はあるものの持ち前の高い剛性でガシガシ踏めばぐんぐん前に出る特性になっています。
特にこのSPEEDSTERは、デフォルトで装着されているパーツがちょっと重いのでホイールやシートポスト、あわよくばコンポーネントを変えていただけると激変する可能性を大いに秘めております。フレームのカラーリングは相当凝っていて、個人的にはSPEEDSTER 30のレッドが非常に推しですので、カスタムベースとして考えていただくのもアリかと!
ガシガシ使えるアルミフレームをベースにいじっていくのも、案外ありかもしれませんね!
さて、ここまで長文となりましたが、第1弾としてSCOTTのロードバイクを紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
SCOTTのロードバイクの魅力、伝わりましたでしょうか?
このブログでSCOTTに興味を感じていただけると幸いです。
試乗会で、最新モデルをたっぷり堪能してくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。