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【STAFFBLOG】自転車で写真、どうやって撮ります?

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新橋店】石澤 貴志 22年12月02日

新橋店の石澤です。

タイトルの通りなんですけど、自転車でカメラを持ち出し、走った先で写真を撮りたい時、あなたならどんな機材を選びますか?
サイクリングしてる時ってカメラは邪魔だし、写真撮ってる時って自転車は邪魔なんですよねぇ〜
なので「スマホで撮ればええやん」というのがだいたいにおいて最適解かとは思います。
最近のスマホなら、画質面でまず満足できる写真が撮影できてしまいます。

と言ってしまうと、ここでこの話は終わってしまいますので、今回はもう少し踏み込んで「しっかり作品を作りこみたい」レベルのお話をしたいと思います。

じてんしゃのって なにとるの?

さて問題は、サイクリングと写真、それぞれにどの程度ウェイトを置くかです。
わたくしがロードバイクに乗るときにカメラを持ち出すのは、だいたい「寄った先で食べたものをキレイに見せたい」というのがほとんど。
そんな軽めのスナップに役に立つのが、APS-Cからフォーサーズくらいの小型ミラーレスカメラに薄型レンズを組み合わせたコンビ。

時代はやっぱりミラーレス。持ち運びも便利!

わたくしが自転車で持ち運んでいるのは、キヤノンのミラーレスカメラ EOS M100(現在は後継機のEOS M200が登場しています)に、同社のパンケーキレンズ(薄型の交換レンズのことをこう呼びます)、EF-M 22mm F2を組み合わせたセット。
まるでコンパクトデジタルカメラのようなサイズ感ながら、高画質、かつ背景をボカした写真がササっと撮れてしまいます。
以下は全てこのセットで撮ったご飯の写真。スマホで撮るよりみずみずしく、美味しそうに見えませんか?

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同じようなサイズ感、同じような仕上がりの写真を撮るのであれば、 

 

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・OLYMPUS PEN-LITE E-PL10

 

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・PANASONIC LUMIX GF10
などのマイクロフォーサーズ機に、

 

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「LUMIX G 20mm f1.7II」 を装着してもいいと思います。
オリンパスはボディ内手ぶれ補正を搭載しているので手ブレに強く、パナソニックはタッチパネルも含めた操作性が良いので、グローブをしたままでも快適な撮影ができます。

 

サドルバッグをカメラバッグに! 

これを、PROのサドルバッグ「MAXIプラス ストラップタイプ」に放り込みます。
荷物をなるべく持たないで走るときにはサドルバッグは有効なのですが、「ちょうどいい」サイズのものがなかなか無いのです。
このモデルは、標準で1.5l、拡張機能を使えば2lという絶妙なサイズ感。
残念ながら廃盤となっているのですが、近い後継モデルといえばこちらでしょうか。 


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先ほどのEOS M100+レンズと、85cmのチェーンロックをセットで収納可能。ツール缶などと組み合わせれば、ファストライドに必要な最低限の荷物を収納できます。

 

サイクル&フォトの必須対策、それは雨 

さて、ここまで挙げた三機種、ボディもレンズも小さくまとまるのですが、共通する弱点が一つ。それは
「防塵防滴じゃない」
という点。
当たり前ですが、サイクリングは屋外スポーツ。雨が降ってきてもすぐさま避けることはできません。
コンパクトなミラーレスカメラで防塵防滴仕様のモデルは数が少ない上、それと組み合わせられるレンズにまでとなるとほとんど選択肢がありません。

 

 

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小さくて防塵防滴といえば、候補に挙がるのはやはりオリンパス(OMシステム)。OM-5やE-M5 MarkIIIと、12-45mm F4 PRO、もしくは20mm F1.4 PROの組み合わせが該当するでしょうか。
これ以上大きくなるとサイクリング中の取り回しが悪化してしまうので、画質とのバランスでいうとギリギリのせめぎ合いではないでしょうか。
ならいっそ、レンズが交換できなくてもいいんじゃね?となったときに出てくる選択肢がこの二機種。

 

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CANON PowerShot G1 X MarkIIIと、

 

 

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FUJIFILM X100Vです。

レンズ交換ができない分、開口部が少ないことで防塵防滴性能も確保。G1Xはボディ単独で、X100Vは保護フィルターを組み合わせることで、雨が降っても安心して使えます。
ズームレンズを搭載し、利便性に優れたG1Xと、単焦点レンズに加え、独自のセンサーとファインダーを搭載して作品作りを楽しめるX100V。サイクリングと写真を両立するならオススメです。

と、ここまで読み続けるレベルの方の中には
「今流行のフルサイズ機は候補にならんの?」
とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
まあそこまでカメラのサイズが大きくなってもいいなら、ぶっちゃけ何を持っていってもいいと思います。
気合いを入れて撮影するなら、わたくしも手持ちのLUMIX S5とLUMIX S 20-60mmを組み合わせてバッグに放り込むと思います。

ですが、わざわざ「自転車で撮る」と銘打つなら、コンパクトさと画質、さらに耐候性も併せ持ったカメラじゃなきゃなぁ・・と思ってしまうのです。
コンパクトなフルサイズ機は市場にいくつか存在しますが、操作性、堅牢性、耐候性、さらには手振れ補正など、総合的にバランスを取ろうとするとどれも何かが欠落しています。
何かベストな1台はないのか。カタログを調べ尽くしていくと・・・

 

 

あるわ

 

一機種だけ

 

 

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LEICA Q2

 

・4730万画素フルサイズセンサー
・SUMMILUX 28mm F1.7の明るい単焦点レンズ搭載
・ライカ
・防塵防滴(見てください上のカット!雨なんぞ気にならんよという気概が現れています)
・レンズ内手振れ補正搭載
・クロップで75mmまで(デジタル)ズーム
・ライカ
・マクロモード搭載
・タッチパネル採用
・ライカ
と、もうこれ以上はないんじゃないかというくらいガッツリと「サイクリング&フォト」にマッチした仕様じゃありませんか!
わたくしもライカ(のレンズだけ)を所有しているのですが、その写りは他とは一線を画するもの。2Dの写真なのに、まるでそこに実物があるかのような立体感を伴った描写をしてくれます。

 

そんなライカQ2、お値段はたったの

 

70万円

 

たったの70万円!なんと2ボーラでライカが買えるんです!!

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レンズも交換できないカメラに70万、高いと思います?
でもね、ライカで似たようなレンズ交換式カメラを買おうとすると、 

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M10-R (だいたい100万円※レンズ別売り)

 

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SUMILLUX-M 28mm F1.4 ASPH.(だいたい80万円

 

で、5ボーラな上に
・防塵防滴はボディだけ
・AFなし
・手振れ補正なし
・マクロモードなし
になっちゃうんですよ?

 

というわけで、自転車に乗りながら写真にも妥協したくないみなさま、Q2を2ボーラで買いましょう!

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