.

【レースレポート】ツール・ド・おきなわに参加しました!

1379
新宿本館】 22年11月28日

こんにちは、Y’sRoad実業団所属、植竹です。

遅くなりましたが、11月13日に開催された第34回ツール・ド・おきなわのレポートです。

参加したカテゴリーは女子国際ロードレース。この大会は新型コロナウイルスの影響で2019年以来の開催でした。私は2018年の大会に出場したきりで、2度目の参加でした。

 CA4999D6-BF76-45AC-87CA-AEF24DBB47A9

コースプロフィール

okinawa

距離は約100kmで獲得標高は約1800mの登りが厳しいコースです。1番長い普久川ダムの登りは7km以上あり、20分弱登ります。その後も学校坂と呼ばれる登りやアップダウンが連続する区間があり、終盤にも4kmくらいの登りがあります。

 

出場選手

40名がエントリーしており、出走は35名でした。

優勝候補筆頭の選手は今年の全日本3位で、オリンピック出場選手でもある金子広美選手。ツール・ド・おきなわで上位常連で登りが強い牧瀬翼選手や大堀博美選手、経験豊富な唐見実世子選手あたりもマークしていました。

 

レース前

レース2日前の金曜日に飛行機で沖縄に着きました。

前日の土曜日が雨予報だったので走れるときに走っておこうと思い、コースが変更になった最後の登り区間の試走をしました。

11499B59-651F-4542-8F5A-F8B1B657821D

従来のコースも4年前に一度走っただけなので違いはよく分かりませんでしたが、勾配が少し緩くなっているそうです。

 

レース前日。朝起きると雨が降っていて試走できるか微妙な天気でした。

会場に受付をしに行きました。

天気予報を見ると、名護は強めの雨でしたが以北の国頭村はあまり降ってなさそうだったので、最初の登りの普久川ダムあたりの試走に行きました。お昼くらいに国頭村の道の駅に着くと、雨はほとんど降っていませんでした。

CB91897B-8748-4D9F-9975-0092D25671AC

普久川の登りから道の駅やんばるパイナップルの丘まで走りました。登りが長くてきついコースでした。下りは路面が濡れていたので慎重に下りました。

普久川の下りでヤンバルクイナっぽい鳥が目の前を走って横断していてテンションが上がりました。

パイナップルの丘でパイナップルスムージーを買って、飲みながらその後のコースを車で走って確認しました。記憶よりアップダウンが多くて厳しいコースだったので不安になりました。

宿に帰って夜ご飯を食べて、マッサージをしてもらい、明日の準備をして早めに就寝しました。

 

作戦

登りで金子選手がペースアップをすると予想されたので、付いていって先頭集団に残る。付いていけなければ後ろで集団を形成して先頭集団を追う作戦でした。 

 

レース当日

交通規制が始まる前に車で宿からスタート地点に向かいました。

7時頃に会場に着いたものの、レーススタートは9時半以降の予定なので、準備をしたり朝ご飯を食べたりしてゆっくり過ごしました。

DB2F9585-FD8C-4560-9FAF-98F542D883DA

交通規制が始まる前にスタート直後の登りを往復してアップをしました。

交通規制が始まってからはコース脇で男子国際のレースを観戦して、いよいよレーススタートです。

 

レーススタート

スタート直後の登りは淡々と先頭交代をしながらこなし、北西側の海岸線もペースは上がらず大きな集団で走りました。

CA4999D6-BF76-45AC-87CA-AEF24DBB47A9

最初の勝負所、普久川ダムの登りでやはり金子選手が淡々とペースアップして登っていき、集団は縦に伸びながら崩壊して行きました。私は集団の後方でドロップしていく選手をかわしながら先頭集団に付いていっていましたが、残り1kmを過ぎたあたりで先頭集団からドロップしてしまいました。

先頭集団は金子選手、手塚選手、牧瀬選手、大堀選手、石井選手の5名。普久川ダムを下った35km地点で先頭集団とは1分以上差が開いていました。1人で5人の集団を追うのは分が悪いので淡々と走りながら後ろの集団を待つ事にしました。

道の駅やんばるあたりで前とは2分半くらいの差がついていました。50km地点あたりで後方集団に追い付かれ、唐見選手、渡部選手、森本選手とローテーションしながら前を追いました。

前も5名でローテーションしていると追い付くのは難しいと考え、結構頑張って前を牽きました。しばらくたってから先頭集団との差は2分30秒と伝えられ、ほとんど縮まっていないと分かり、落胆しました。しかし、先頭集団は5人で淡々とゴールまで行くとは思えなかったので、終盤に集団がばらけたり牽制しあってペースが落ちる事を願いながら走っていました。

70km地点あたりで先頭集団からドロップした石井選手に追い付き、5名で走りました。

FEED ZONEでは水のペットボトルを受け取り、飲んで体に掛けて捨てました。ペットボトルでもきちんと受けとれて良かったです。

残り10kmくらいで先頭集団が、1、2、1にばらけていると伝えられました。羽地ダム手前の登りで牧瀬選手に追い付き、4位集団になりました。

2位集団には追い付くことが出来ず、名護市街に下り、集団スプリントになりました。スプリントの強そうな渡部選手の後ろに付きたかったけれど位置取りが上手く行かず、残り200mを過ぎたあたりで集団の先頭でスプリントを開始しました。

両足が攣りそうな中必死にスプリントするも、残り30mくらいで渡部選手に抜かされて5位でゴールしました!

 

 感想

登りで遅れてしまい先頭集団に残れなかったので、優勝争いに参加できず悔しかったです。沖縄のような長い登りは他のレースではあまりないので長時間登る練習が足りなかったと思います。1位の金子選手は登りはもちろんですが、その後もペースを落とすことなく走り続けていたので、独走力もあり、とても強かったです。金子選手と勝負できるようになるには、もっと強くなれなければいけないと思いました。

ツールド沖縄は他ではあまりできないラインレースなので、景色も楽しめてとても楽しいレースです。来年はもっといいリザルトを残せるように頑張りたいです。

 

使用機材

IMG_20220602_180224_013

フレーム:COLNAGO V3-RS DISC

コンポ:SHIMANO R9270系 DURA-ACE Di2

ホイール:SHIMANO WH-R9270-C36-TL

タイヤ:Continental Grand Prix 5000S TR

ハンドル、ステム:DEDA VINCI

サドル:PROLOGO DIMENSION NACK

ギア:フロント52-36T、リア11-30T

プーリー:CDJ R9250 V3PLUS BIG PULLY オリジナルペイントver

チェーンルブ:Muc-Off LUDICROUS AF

ペダル:SHIMANO DURA-ACE R9100

サイコン:GARMIN EDGE530

ジャージ:PEARL IZUMI エアスピード ジャージ

ソックス:R×Lソックス 550R

シューズ:SHIMANO S-PHYRE RC902

ヘルメット:ABUS AIRBREAKER

補給食:MAURTEN DRINK MIX 320
    グリコ エキストラハイポトニックドリンククエン酸&BCAA
    Mag-on エナジージェルPink Grapefruit Flavor×3

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る