ブログは2年ぶり(?)ぐらいの川崎店 村です。
京都店を離れた後、しばらく店舗外の業務に携わっていましたが、2022年末から川崎店にて勤務しております。
川崎店でも裏方なので、基本的に売場には立っていませんが、ブログで近況をお知らせしていきたいと思います。
選んだモデルは?
CANNONDALE HABIT 4
エンデューロモデルのJEKYLL(国内未展開)とXCレースモデルのSCALPELの中間に位置する、トレイル向けフルサスがHABIT 。
2019年のフルモデルチェンジで、4バーリンケージのフレームにフロント: 140mm リア: 130mmストロークという現行に近い仕様になりました。
2023年からはさらにスラック(シート角が立っていてヘッド角が寝ている)なジオメトリーになり、下りでの安定性が増しています。
※リンクは2023年モデルですが、2024年も同価格にて継続となります。
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なぜHABIT 4を選んだか
元々乗っていたTREK FUEL EXも気に入っていたのですが、乗り換えを決めた理由は以下です。
●フロント: 140mm リア: 130mmという適度なストローク
●フレーム規格の汎用性の高さ(テーパードコラム、非Aiオフセット、JIS規格BB、UDH)
●ROCKSHOXの前後サス
●シマノ・デオーレの1×12ドライブトレイン。リアハブがマイクロスプライン規格なので、拡張性も高い
旧型フリーゆえ1×11(11-46T)で我慢していたFUEL EXに比べ、現行のコンポーネントと親和性の高い仕様となっています。
また内蔵式でありながら、ブレーキホースやワイヤーにアクセスしやすい整備性の高さも魅力です。
これだけ充実したスペックでありながら税込36万円という価格ゆえか、2023年モデルのMサイズは早々に完売してしまい、2024年モデルを予約してようやく手に入れることができました。
インプレッション
河川敷
まずは自宅近くの河川敷で軽く乗ってみました。
最初に感じたのは漕ぎの軽さ!
やはり12速の10-51Tスプロケットの恩恵は絶大です。
足周りが35mmリム+2.5インチタイヤから25mmリム+2.4インチタイヤに変わったのも大きそうです。
4バーリンケージらしく、動き出しが素直なリアサス。
細かなギャップが連続する所はサス任せでグイグイ漕いでいけますし、急な登り坂でもしっかりトラクションがかかります。
少し大きめのギャップを飛んだりもしてみましたが、底付き感はありません。
これはトレイルでも期待できそうです。
トレイル
ピナレロルーム原澤氏に誘われて、定休日に都内某所のトレイルへ。
アプローチでかなり急な舗装路を登るのですが、11速でロー46Tだった時に比べると雲泥の差です。
シフトレバーがデオーレなので、一度に変速できるのは2段までですが、歯数構成が12速に最適化されているので不自由は感じません。
トレイルに入っても好印象は変わらず。
この日は完全ドライの路面に落ち葉が厚く積もって滑りやすくなっていましたが、登り、下りとも危なげなく走りきれました。
お互いの車体を交換して乗り比べてみましたが、原澤さんも
「これはいい自転車ですね!」
としきりに感激していました。
この日は新しくおろしたシューズがぴったりフィットしたこともあって調子よく走れたのですが、シューズについてはまた別の記事でご紹介する予定です。
今後カスタムしたいところ
足周り
アプローチでの漕ぎの軽さは魅力ですが、トレイルではグリップが物足りなく感じることも。
同じ29×2.4"のMAXXIS ARDENTを筆頭に、いろいろ検討中です。
ブレーキ
最廉価グレードのMT200系なので、制動力は正直それなり…。
SLXかXTの4ポットにグレードアップしたいところです。
キャノンデールのフルサスは10年ほど前のJEKYLLを借りて乗った程度で、ややピーキーな印象を持っていましたが、今回購入したHABIT 4は驚くほど癖がなく、乗りやすい車体でした。
カスタムしつつ乗り込んでいくつもりですので、今後のブログUPにもご期待ください!