純正パーツをベースに3速化カスタム
ブロンプトンのギヤ回りをアップグレード化する「MiniMODs」。
今回ご紹介するのは既存のC-Lineで採用される変速システムをベースに、コストを抑えつつ純正の世界観を活かしたカスタマイズとなります。
施工箇所はシフトレバー内部機構の差し替え、スプロケット交換が主なので、雰囲気を損なわずに機能面での底上げを図ることが出来ます。
MiniMODs / 3段変速パーツ
3速化に至ってはキット販売の展開はなく、専用のインデックスキットとカセットスプロケットを交換します。
※シフトレバーは内部の分解交換作業が伴います。
■要交換パーツ
| 商品名 | 重量 | 販売価格 | |
| 1 | シフトインデックスキット | ─ | 3,600円 |
| 2 | カセットスプロケット（11/14/17T） | 40g | 12,300円 |
※重量は実測値となります（付属品等は含まず）
※別途組み付け工賃がかかります。
■別途11s用のチェーンが必要です。
■こちらの商品は弊社オンラインでの取り扱い予定はございません。
カセットスプロケット
スプロケットは削り出しによるワンピース構造です。
取り付けは9溝（シマノ）タイプで、カセットの固定はロックリングでなく付属のCリングで調整します。
純正の2s用ハブをはじめ、現行のスターメーアーチャー内装ハブにも取り付ける事が出来ます。
コグの変更に伴いトップ側のギヤ比が重くなるため、全体のバランスを考慮した場合は純正フロントチェーンリングを44tに変更すると調子が良いと思います。
シフトレバー
セット内容は「インジケーターカバー/インデックスキット/インナーケーブル」となります。
※インナーワイヤーのエンドキャップが「シルバー」「ブラック」から選択可能です。
■純正品の外装変速用シフトレバー（左側）
■純正品の内部構造
本体カバー類を取り外し、内部機構が露出した状態で「インデックスキット」「インジケーターカバー」を差し替えます。
■MiniMODS交換後
インデックス機構を「ミニモッズ/3速仕様」に差し替えて使用します。
※白いパーツが交換後のMiniMODs製品です。
3速化を施したシフトレバーですが、全く違和感もなく操作性も純正を思わせる仕上がりです。
作動感は従来の可動域に対して1クリック増えるため、シフト操作が若干シビアになります。
店頭でMiniMODsカスタム仕様車が試乗車できます。
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上野本館ではMiniMODs変速カスタムを施した常設試乗車のご用意もございます。
実際の使用感など是非とも店頭にて体感してみてください。
■P-Line 7速化ver■
■C-Line 9速化ver（※内装3s x 外装3s）■
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