今回ご紹介するのは、、
キャノンデールのアルミレーシングバイク
CAAD12
のメンテナンスです。
知人から譲り受けたというバイクで、外観は綺麗そうですが中古のバイクは要注意。
ネジのゆるみやパーツの消耗がある事が多いので必ずしっかり点検したうえで、消耗パーツは交換しましょう!
たとえば、、、
一番消耗が早いのがタイヤ
乗った距離に比例してすり減るうえに、
乗ってなくても経年劣化で朽ちてしまいます。
2~3年以上変えていなかったり、
すり減り、キズ、ヒビが見られる場合は交換しましょう。
タイヤと同じくブレーキのゴムも消耗品です。
チェーンも伸びてしまっています。
チェーンが伸びるとギアチェンジが悪くなるほか、スプロケットの消耗も早くなってしまいます。
ギアチェンジが悪いので再調整が必要ですが、これでは調整できないどころか危険です。
ワイヤも交換ですね。
後から見つかりましたがアウターワイヤも折れて内部が露出していました。
交換にしておいてよかった、、
これも作業中に発覚しましたが、、
リムが変形している!!
事故か何かに合ったのでしょうか、、、
もちろんンホイールごと交換が必要です。
受注時にホイールの異常を見抜けなかったので、、お詫びと言うわけではないですがサービスでスプロケット洗浄。
フレーム裏側も簡単に洗浄。
こういったところはワコーズのフォーミングマルチクリーナーが便利
塗装を傷める心配が無く、様々な汚れを落としてくれます。
グリップやサドルにも有効!!
リアエンドの再固定と微調整。
自然と緩むことも多く、このまましばらく乗っていたら折れていたかも!?
見逃しがちなヘッドのガタも調整。
ヘッドやリアエンドは専用品で取り寄せに時間と費用がかかるので、傷む前にしっかり調整しましょう。
バーテープもグリップの良いスパカズに交換。
誰かの汗のしみ込んだテープは嫌ですよね、、
ようやく完成!!
大事に乗ってあげて下さい!
今回の費用は約5万円前後でした。
このまま乗っていたら危ない状態だったので直させて頂いてよかったです!
中古で買った(もらった)バイクは必ず点検しましょう。
ほとんどの場合3~5万円分のメンテナンスが必要なことが多いです!
これは中古ショップや通販で買った場合も同じです。
また、特に初心者の方は、メカトラブルが少なく使い方やメンテナンスなど必要な説明が得られるプロショップでの購入をおすすめいたします。
メンテナンス・購入相談などスタッフが詳しくご案内いたします。
お気軽にご来店くださいませ!