当ブログをお読みの皆様こんにちは!
神楽坂店の藤平です。
自転車で一番多いトラブルといえば
やはりパンクですよね?
異物を踏む、メンテナンス不足による摩耗、
経年劣化、製品不良や取付作業の不備など
パンクの原因は色々とあり
世の自転車店は修理の度に原因を究明しています。
こちらは当店に作業入庫した車体から外したチューブ
パンクの箇所はこの白で囲んである部分です。
チューブに並んだ二か所の穴。
これは「スネークバイト」と呼ばれるパンクに多い特徴です。
段差や大きな物を踏むなどした際に
タイヤが瞬間的に潰れきってしまうと
ホイール側の金属と地面の間にチューブが挟まれ
穴が開いてしまうんですね。
チューブの穴が蛇の噛み痕のように
二ヶ所開く事が多いので
「スネークバイト」と呼ばれるんです。
(※穴が1~4ヶ所の事もある)
スネークバイトの原因の多くは空気圧の不足ですが
段差の角を乗り越える際はタイヤの接地面積が減り
一点に衝撃が集中するため、速度が高かったり
自転車全体の重量が重い状態の時は
しっかりと空気を入れていても
発生する事があります。
一般的なパンクよりも大きな穴が開く事が多いので
パッチ修理ではなく基本的にはチューブごとの交換を推奨いたします。
(※当店ではパッチによる修理は行っておりません)
当店で取り扱いの強いE-BIKEは
パワーがある分空気圧不足による走行抵抗に気付かず
減った状態で運用してしまう方も多いです。
重量もありますのでスネークバイトは起きやすい環境ですね
チューブだけで済めばマシなほうで
角度や速度などによっては
タイヤやホイールの破損をする場合もあります。
(※上画像はタイヤが駄目になった例)
こうなると交換に掛かる費用も大きく上がってしまいます。
私は過去にスネークバイトが原因で
1位を逃したレースがあるので
このタイプのパンクを見ると苦い思い出に浸ります(笑)
(※レース中に修理して完走。三位でした。)
パンクをすると、なんというかとても寂しい気持ちになりますよね・・・
スネークバイトを避けるにはまず適切な空気圧!
当店では無料で空気入れをお貸ししていますので
是非ご利用下さい。
(※定休日や営業時間外に注意!)