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【メンテナンス】MAVICユーザーに絶対オススメ!MAVICのID360フリーボディーを強化できる新型シールに交換しませんか?【ホイール】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 24年02月13日

横浜ワールドポーターズ店松野です。

 

 

ジャンル問わずホイールで人気なMAVIC。今のMAVICはフリー機構に面ラチェットを使用した「ID360」(Instant Drive)を採用しています。

一般的なロードバイクのフリー機構と比べるとかみ合った瞬間 面 でかみ合うため高い駆動剛性が特徴です。

 

 

しかし、実はフリー機構のシールの密閉が弱く、防水・防塵性が弱点でした。

メンテナンスをサボってしまうと………

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錆びてしまいます!こうなるとラチェットが上手くかみ合わず、最悪の場合ペダルが前に向かって空転してしまうこともあります。

 

しかし!シールを新型に交換すればある程度防ぐことが出来るんです!!!

 

 

MAVIC ID360 シール V2

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販売価格:¥3,080(税込)

 

使いきりの専用のグリス(1.5g)と新型シールのセットです。交換作業はグリスアップの手順と同じです。

 

 

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まずはフリーボディーを手で引っこ抜きます。フリーボディーとスプリングが外れるのでなくさないように並べておきます。スプロケットを付けたままの方が外しやすいかもしれません。

 

 

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続いてラチェットリングを外します。爪で掴んで赤い矢印の方向に軽く力を入れながら抜き取ると二枚まとめて外せます。(グリスが切れてると落っこちるので注意です。)

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二枚のラチェットリングは全く同じなので区別はありませんが、初期型以外は奥に入ってた方は防音ゴムが張り付いています。

 

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最後にシールを外します。金属のドライバーや千枚通しではハブボディーに傷が付いてしまい、シール性能が落ちてしまうので竹串が便利です。旧型のシールならあっさり外れます。

 

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新型と旧型の見分け方はシール裏側を見てください。とても見にくいのですが新型は"SAV"という文字があるはずです。

 

 

外したパーツを綺麗にし、摩耗や錆びの確認をした後は元に戻します!

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まずは付属のグリスを新型シールの外周と内周部、更にシールが収まるハブにも薄く塗ってください。これを忘れるとシールがキツくて取り付けにくくなってしまいます。また、今回は新品ホイールなので内部のグリスはそのままにしています。既にお使いのホイールの場合中もきれいにしてください。パーツクリーナー直接ぶっかけはNGです!

 

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シールの向きを間違えないように取り付けます。さっきの「SAV」と書いてあったのはハブの内側に向けます。シールのリップを外側に向けます。

 

 

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最初に外したシールよりもきついので、何カ所か均等に抑えながらさっきの竹串でしっかりとシールを収めます。浮かないように気を付けてください。

 

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グリスを塗った防音ゴムとラチェットリングを取り付けます。斜めにならないように奥までまっすぐ収めます。

 

 

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これはNG例です。

 

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たっぷりとグリスを塗った二枚目のラチェットリングを入れた後に同じくグリスを塗ったスプリングを取付します。外した時と同じように、ラチェット同士をかみ合わせておくとこの後の作業がスムーズになります。

 

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ラチェットリングとかみ合う部分にグリスを塗ったフリーボディーを取付します。その際にハブシャフトにも薄くグリスを塗っておくと◎です。作業完了!

 

 

作業のコツは

①構造をしっかり理解する
②パーツを良く観察して役割を考える
③信頼できるマニュアル(メーカー等)を参照する

です。今回の作業に限った話ではありませんが(笑)

 

公式の動画なんかもわかりやすいのでオススメです。

 

作業は是非お任せください!

少しでも「難しそうだな」と思ったら無理に作業せず、是非お任せください!

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