既に持ってる物のサイズ違いを買った男の話
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です
長かった残暑も終わりやっと秋らしい気候になりましたね
「秋の日は釣瓶落とし」という諺の通り、日が落ちるのが早い季節です。
暗い時間帯に重要な物と言えばライト
私は自転車用ライトへのこだわりが強いので、いわゆる「推し」のような物がいくつかあります
手元の多くのライト類の中でも結構気に入っているのがKnog Cobber(BIG)
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とても広い照射角でやたら目立つカッコいいやつ
他のライトでは見る事の無い「ヘッドチューブに取り付け出来る」という特徴がお気に入りポイントの一つです
しかし、この特徴には少しだけ弱点がありBIGサイズだとヘッドチューブの短い車体に取り付け出来ないという事が発生しがち
乗車ポジションの強いレーシーなロードバイクや、サスペンションの影響でヘッドの短いMTBなどでもダメな場合があります。
気に入っている物が使えないというストレスに負けてついつい買っちゃいました・・・
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Knog Cobber MID
Cobberシリーズは3サイズから選べるんですよね
MIDは名前の通り真ん中のサイズで最大320ルーメンの明るさ
「面で光る」という事が特徴であるCOB LEDを全面に押し出した曲面デザインは唯一無二
設計時18の工場から製造を断られてもなお実現した情熱的なプロダクトです
コンパクトなボディですがMIDサイズでもLEDを144個搭載している(※BIGは288個)そうで、価格設定にも納得がいきますね
仕様上「遠くを照らす」という事には向かない為「このライト一つで何でもOK!」という訳にはいきませんが、人から見られるという事を重視するならばCobberほど効果的なライトを私は他に知りません
LILとMIDどちらのサイズを買うかは結構悩みましたが、電池容量を重視して今回はMID
個人的に好みな点灯パターンである「ローリングフラッシュモード」がLILには無いというのも大きなポイントとなりました
(※代わりにLILにはハンドル取り付け用の点灯モードが存在する)
ちなみにCobberシリーズはライトの点灯パターンをセッティング出来るKnog Mode makerというシステムに対応しているので純正に無い点灯パターンも選べるはずです
パソコンが壊れたので試せていないのですが(笑)
これで手元のバイクのほとんどはCobberが取り付け出来る・・・と思って適当な車体でテスト走行に出ようとしたらカンチブレーキのワイヤー受けが邪魔で装着出来ませんでした
こうなるとハンドル取り付け可能なLILも欲しくなるな・・・(おい
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こんな使い方にも・・・?
自転車用ライトの性能の評価軸は「路面を見る」という事に必要な照らす力と、「相手から見られる」という事に重要な被視認性の二点です
Cobberはどちらかというと後者を重視した設計の為遠くを照らすというのは苦手ですが、COBの特徴として「影が出来にくい」という事がある為ライトから近い場所で何かをするにはとても向いています
例えば夜間にパンクして手元を照らしたい時の作業灯としては強い味方になるでしょう
個人的には自動販売機などで財布から小銭を取り出したい時や、小物を落として探す時にとても便利に感じました。
また、視認してもらう性能が高いという事は公道だけでなくレースなどで目立ちたい時にも有用
私もルールが許す限りは装着した状態で走るようにしています(※出場するイベントの規定はしっかり確認しましょう)
暗い時間帯だけでなく、デイライトとしても十分な明るさがあるので日中のイベントでもまぁまぁ目立ちます
オフロードなど激しい振動に晒されるコンディションでも使っていますが今のところ脱落も無しで安心
個人的にCobberシリーズをオススメしたいのが折り畳み自転車ユーザーの方
ハンドル上にライトを取り付けると折り畳み動作に影響が出る車種が多いですがCobberの取付方式ならば多くの折り畳み方式で問題が発生せず、取り付けたまま畳めます(※フロント側の話で、リアは車種によります)
輪行袋に車体を入れる際にも邪魔になりにくいですね
走行速度が一般的なスポーツバイクに比べて低めであろう折り畳み自転車には、被視認性の高いライトは相性が良いと言えるでしょう。
スタイリッシュで個性的なCobberは個人的にめっちゃ推しです
残念ながら当店には在庫していないので、各モデルの在庫状態はワイズロードオンラインからご確認下さい。