みなさんこんにちは。とある実業団所属の、新宿本館コダイラです。
お待たせいたしました。今回は先日公開したアノシリーズから最新作をお届けします。
『週刊』という触れ込みはまたしても潰えました……。
(※前回記事はこちら)
今回はサドル交換編!!!!
選ばれたのはPrologo SCRATCH M5 PAS NACKでした。
参考価格 : ¥30,800-(税込)
Color : Hard Black
選定理由
主な理由は二つ。
今使用しているものがヘタったことと、軽量化をしたかったから。
実は以前、仕様違いが入荷した際にご紹介していました。(※詳しくはこちら)
というのも当店でお客様にもお出ししているテストサドルで300km程普段のトレーニングコースで試してみたのですが、どうしても違和感が拭えず。
fizik ARGO R3というモデルです。これに関しては個人差の問題なので人それぞれ。
当店スタッフ間で非常に評判も良く使用者もいる中でたまたま私には合わなかった、というだけです。
そこで交換を考えた際、以前試乗した記憶が蘇りました。
遡ること約一年。
社内試乗会でREACTO 8000-Eをお借りした際に装着されていたこれです。
この際の感覚に惚れ込んで実際にTEAM-Eを購入するキッカケになったわけですが、それを思い出したのです。
特徴をひとことで表すとすれば『THE 無難』。
クセのない感触なので万人ウケしやすいのではないでしょうか。
正直カーボンレールはこれまで回避してきましたが、今回はお試しも兼ねてなんとなく。
軽くなるしいいかなくらいの感覚なのでこだわりは特にありません。
これまで使っていたのはPINARELLO完成車に付属するMOSTのショートノーズ。
使用感が良く気に入っていました。難点は少し重量が重いくらいですね。
装着
REACTOはシートクランプの金具を反転させるとカーボンレール対応のガイドが出現します。
オプションパーツとして数千円別途費用がかさむ場合が多いですが、MERIDAの良心的な一面を感じられます。
単純にこれまでから100gほど軽くなり、ダンシングの振りは向上しました。
ポジション的に元々前傾姿勢はきつくなりますが、それらをもってしても感触はバッチリ。
パワーも掛けやすくシッティングのまま登り区間で踏んでも違和感のない使用感です。
個人的な感想ですが、ARGOほど前傾姿勢が取りやすいわけではないものの着座時に座面がしっかりフィットしている点と踏み込んだ際に脚の動きが阻害されず、それでいて表面が3つに分割されていることからズレにくいように感じます。
またノーズ長もさほど長くないため、前乗りでしっかりパワーを掛けるシーンでも『ノリ』が良く気に入りました。
サドル先端からハンドル中心までの距離をまずは合わせましたが、もう少し前出しでも良いかな?と感じたので試行錯誤中です。
車重は相変わらず不明です。組みあがってからというもの、一度も測ったことがありません……。
興味が無くていつも忘れてしまうので、次こそ測ってきます。
次号は小物?
ちなみにこれは集合地点でDi2のバッテリーを切らしつつも余裕の表情を浮かべる様子。
カスタム自体はまとまってきたのであとは小物類を調整する形だとは思いますが、ぼちぼち更新予定なので乞うご期待。
ではまた。