昨年より挑戦している、1回のライドで獲得標高8,848mを目指すというチャレンジ「EVERESTING」
条件の項目ごとに達成のバッジがあるのですが、実走でのシングルはほぼ達成したので今回は2倍の獲得標高17,696mを目指すダブルに挑戦しました。
通常のシングルでは、挑戦中は休んでも良いですが寝てはいけないのですが、ダブルではシングルが終わった後に二時間の睡眠が許容されています。
結局二時間まとまっては寝られなかったのできつかったです。。。
場所
以前にもシングルの挑戦で使用した稲城市にあるよみうりV通り。
斜度が平均8.5%とそんなにきつくなく一定ペースで走れ、下りも比較的安全に下れてダメージが少なく走りやすいコースです。
また、路面が綺麗でパンクのリスクが少ない、夜間も照明がしっかりしている、コンビニが近くにあるなど挑戦しやすい条件が揃っています。
記録は走行ログを管理するアプリSTRAVAにあるコースセグメントを利用して判定されます。
このコースは一回での獲得標高は63mなので、282本で達成となります。
機材
フレーム:サーベロ R5
ホイール:LIGHTWEIGHT
前回に引き続き、軽量フレームとホイールの組み合わせ。
以前別のホイールで挑戦した時に比べて後半の疲れてきた時にラップタイムがそれほど落ちなかったのはこのホイールのおかげが大きいと思います。
タイヤはリアのみ、前回駄目になったのでビットリアのコルサスピードに変更。
軽量でしなやかなレース用タイヤです。
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フロントは相変わらずコンチネンタル、グリップと耐久性、転がりの良さで信用しています。
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ギア比は楕円のインナー34Tにリア12-34T、疲れても走れる設定を採用しています。
走るのに手いっぱいで今回ウェア類はあまり写真を撮っていなかったので、別記事でご紹介したいと思います。
予報では初日が気温4-8度、2日目からは5-15度と幅広く、脱ぎ着をしながら調整しました。
所用があって午後3時ぐらいからスタート、無理せず上って下って1本6分前後のペースで走りました。
特に意図はしていませんでしたが満月、夜でも明るさがあるのは良いものです。
朝方は冷え込んで防水リュックの表面に付いた露が凍結していました。
中身は無事なので、やはりORTLIEBのリュックは優秀です。
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日が上がってからは暖かくなり、体が動くようになります。
夜間はバイオリズムもあり中々ペースが上がらないのでこの辺りの調整は今後の課題ですね。
一年前はひっそりと始めた挑戦でしたが、SNS等で発信していると応援してくれる方が増えて今回も何名かは実際に現地まで応援に来てくれました。
一人で走っているとどうしても疲れてくる部分がありますので、可能ならば友人と一緒に挑戦する事をお勧めします。
トラブル
既知の問題だったのでトラブルというほどの事はないのですが、半分ぐらいでブレーキシューがなくなりました。
リムへの攻撃性が低いのと安価ということでコルク製を使用していましたが減るのも早いです。
予備を用意していたので交換して続行。
制動力とのバランスになりますが、個人的にはSWISS STOPが多少高価ですが良いと思います。
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また、疲労が蓄積してくると綺麗なペダリングが出来なくなり膝の負担が増えて古傷が痛みだしました。
この辺りは今後のトレーニングの課題でもありますが、今回はサポーターとリカバリーオイルでケアしました。
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思ったより休憩に時間を使ってギリギリで達成!
走行距離425kmも人生最長距離を更新していました。
何とか荷物をまとめて終電に間に合いました。
後日申請して無事認定されました。
こちらの認定画面ではこれまでの達成したバッジを確認出来たり、他の方の記録も参照する事が出来ます。
ダブルのバッジは日本では4人目、首都圏では初となるようです。
今年の挑戦の集大成はこれにて終了。
来年は残るROAM 10kとトリプルに挑戦したいと思います。