ご覧いただきありがとうございます。
ハードルが高く感じてしまうチューブレス。私も自分で使うまではめんどくさそう、難しそうと思ってクリンチャーしか使ってこなかったです。ですが、意外とやってしまえば簡単だったので、今回はそのイメージを払拭できるように解説していこうと思います。
チューブレスは空気が抜けやすい!?
よく聞く話かと思いますが、チューブレスは空気が抜けやすいんじゃないか、という話です。
チューブがないので、空気は漏れやすいイメージがありますが実は違います。最近はほとんどがチューブレス「レディ」というもので、シーラントを入れて使用するものがほとんどです。そのシーラントが被膜を作り、隙間を埋めることで空気を閉じ込めてくれます。
それでも空気が抜けてしまうときは…空気が抜ける前に走りましょう!
シーラントの循環は、ホイールが回ることで遠心力でタイヤに付着します。私も2月終わりにホイールを新調して、3月からは花粉で全く乗りませんでしたが、その状態では1日持たないです。最近ようやく落ち着いてきたので乗り始めましたが、やはり循環することでどんどん抜けにくくなりますので、交換してすぐ乗らなくなってしまうのは良くないですね。
数十キロ走ればふさがりますので、長距離行ける方はすぐだと思います。せっかくやったチューブレスですから、しっかり乗ってあげてください!
チューブレスはパンクした時に面倒くさい!?
そもそもリム打ちパンクがないということでかなりリスクが低く、シーラントがあれば小さい穴があいた程度であれば、シーラントが穴をふさいでくれるということで、通常のチューブよりもかなりパンクしにくいというのが利点です。
ですが、切り傷ではシーラントでもふさぎきれないので、切り傷や大きい穴には弱いとされています。それはクリンチャーもチューブラーも同じなので、やはりパンクのリスクは少ないですね。
チューブレスはチューブを入れて走ることもできるので応急処置的に入れることもありますが、チューブが顔を出しちゃうほどの大きさの穴になってしまっていてはタイヤ交換が必要になってしまいます。それはクリンチャーも同じですね。
結論としては、チューブレスがパンクしてしまうほどの被害になってしまったらクリンチャーでも面倒くさいことになるということなので、チューブレス「は」面倒くさいというわけではないということですね。
チューブレスは高い!?
確かにクリンチャーはタイヤとチューブがあればできちゃうので、安上がりだとは思います。
チューブレスはタイヤ、チューブレスバルブ、チューブレスリムテープ(必要なものなら)、シーラントと使うものが多いため、初期投資は高くなります。また、タイヤも同じ銘柄でもチューブレス対応かクリンチャーのみ対応かで値段も変動します。ですが、乗っている時の恩恵が大きく、パンクリスクも大幅に減少するため、たらればの話にはなりますが、もし何回もパンク修理をすることになったら…パンクするたびに足止めされて時間を食い、その回数分のチューブ代などが増えてしまいます。
私の持論ではありますが、ランニングコストや利便性を考えると、チューブレスの方が最終的には安上がりになったという状況もあるので、チューブレスの方が良いかと思います。
チューブレスは怖くない!
ここまででハードルが高く感じてしまっていたチューブレス、実はそこまで難しくない、結局クリンチャーとあんまり変わらないとわかっていただけたと思います。次はチューブレス対応ホイールを紹介していこうと思いますので、次回も乞うご期待!