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また引き続き、事故を防ぐための安全にかかわるお話をしたいと思います。
車やオートバイと違い、自転車には方向指示器(ウインカー)がありません。なので、手信号というもので自分がどのような行動をしたいかを周りに伝える必要があります。車社会の栃木にお住まいの方なら、「いきなり自転車が出てきた!」なんて危ない場面に遭遇した経験も少なからずあると思います。車からそう思われないように、正しい手信号を身に着けて、安全につとめましょう!
手信号
右折
右折は右腕をまっすぐ伸ばす、もしくは左腕を曲げる
左折
左腕をまっすぐ伸ばす、もしくは右腕を曲げる
このように、右左折は進行方向に腕を伸ばすか、逆の手を曲げることで意思表示をします。
どちらを採用するかは人により分かれると思いますが、右手も左手もハンドルから離せるなら進行方向に腕を伸ばすのが周りに伝わりやすく、こっちの手を放した方が安定するというのがあるなら離しやすい方で使い分けるのが良いかと思います。
難しいところではあると思いますが、右手で手信号をすると追い抜きの車に接触する可能性がありますし、左側は車から見にくいというデメリットがそれぞれあるように感じております。
私としましては、以前紹介したリアビューレーダーを使えば後続車の接近もわかるので、安全に手信号できます。是非併用してみてください!
事故を未然に防ぐ!後方レーダーのご紹介【GARMIN VARIA RTL515】 | Y's Road 宇都宮店 じてんしゃの杜 (ysroad.co.jp)
停車・徐行
停車は右腕を斜め下に出します。
車で言うところのブレーキランプの役割ですね。止まりたい、スピードを落としたいときにこのようにします。これにより、不意な追突を減らすことができます。
最後に
いかがでしょうか。
サイクリスト同士でハンドサインというのもあったりしますが、あれは仲間内での指示という側面が強く、周りの車への意思表示というのは少ないように思います。安全に走るためには正しく、周りに伝わる方が良いと思いますので、公的なものを覚えましょう。
私は千葉を離れてからは人と走る機会がなくなってしまいましたが、人と走るときは正しい手信号と仲間内のハンドサインを両方おこなっていました。全員が正しい手信号を把握しているのが理想ですが、正しい=全員が把握しているというわけではないので、併用することで間違いは起きないと思います。
ちょっと忙しいですが、車への意思表示と仲間内の指示を分けて扱うという感覚でやっています。
また、咄嗟の時にはどうしても手信号をしている暇もない状況も生まれると思いますので、声で伝えるということも忘れないようにしましょう。
最近は骨伝導イヤホンもありますし、無料でグループ通話ができるアプリもたくさん出ているので、大人数のライドでも後続まで指示が出せて、千切れたとしても止まるように先行車に伝えることもできるので、文明の利器も活用してください。
ヒルクライムで息切れがハァハァ聞こえてくるのには目をつぶってください(笑)
骨伝導イヤホンは宇都宮店には在庫しておりませんが、ワイズロードオンラインよりお買い求めいただけます。下記リンクをチェック!
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栃木の事故率についてと、事故を防ぐアイテムのご紹介をしております。是非読んでみてください!