チェーン伸びチェック
こんにちは、池袋チャーリー店上山です。
今回のお話はチェーンの伸びチェックになります。
自転車店にメンテナンスに出して「チェーンも伸びてきてるから交換だよー」
と言われたことがある方も多いと思います
いまいち何が伸びてダメなのかよくわからないといった方も多いのではないでしょうか?
ご自身でできるチェック工具も取り扱っておりますのでぜひ適した交換時期を見極めて気持ち良くサイクリングをしましょう。
伸びとは?
まずはこの分解からチェーンには
外プレート
内プレート
コマ
ピン
この4つのパーツから構成されています。
この構成されているパーツ達を組み合わせて我々は前に進む力を得ています。
内プレートだけ必要なものを通してみるとこんな感じ
外プレートに関して省略しているのはピンが圧入されいてこすれて削れるといったことがピンに対してはないからです。
内プレートとピン
内プレートとコマ
どちらも動きものですので削れて行くことが想定されます。
どれくらい削れる?
ピンはノギスで見ても正直わからなかったです。
目に見えてへこんでいる場所も…上山はそんなに目が良くないですが。
ただ削れていないとも言えないような感じですね
コマ部分真ん中に色がついた線が入っていると思いますが
それがもともとの径ですね
ノギスで測ってみるとおおよそ5㎜ぴったりくらい
削れているであろうヘリ部分飛んで行ってしまうので上から押さえます。
段差になっているので引っ掛かって奥まで行かない感じです。
5.2㎜
このコマ部分だけで0.2㎜もガタが出ていることになります。
内プレートの新品と比べてみないとわかりませんね
明らかに削れているのがわかったのがコマだったのですが
内プレートのピンやコマと当たる部分も同じく削れて言っていることが考えられます。
そしてどこが伸びているのかという疑問には
ピンの周りがガタついて伸びているというのが正解でしょう。
外プレートや内プレートは伸びないと思われます。
どうやって判断する?
そこはチェーンチェッカーを使いましょう。
㎞数でしっかりとメンテナンスして4~5,000㎞くらいといった話や雨も乗るなら2,000㎞などなどの話を信じて交換もよいですが
多くのブランドから一発で判断できる器具が発売しておりますのでそれに頼るのが良いでしょう。
基本はどれも一緒でひっかけて刺し込んで行けばOK
どこまで入ったかで伸び具合を判断してもらえればよいです。
[ysid 4580366344094]
[ysid 4524667988496]
[ysid 4715575882567]
ちなみに上山が使っているのはこれです
[ysid 4935012309758]
くるっと回して長さをチェックできるのでたのしいのでお気に入りです。
0.25手前になっているのが新品のチェーンで
0.75手前の奴は先日交換したチェーンですね
赤いゾーンに入ったら交換時期となってきますが少し早めに交換しています。
最後に
チェーンの交換はできなくても伸びのチェックまではご自身で行って交換時期の判断を下せるようになるとよいですね。
人それぞれの走行シチュエーションでチェーンの摩耗具合は変わっていきますのでそれぞれに合った交換時期というものがあります。
・いつも一緒に走っている人が変えたから交換や
・自転車屋さんに言われたから交換
といったことになってしまわないようにしましょう。
チェーンの伸びをそのままほっておくと今度はスプロケットやチェーンリングも減ってきてしまいます。
チェーンの比ではない価格になっていきますので是非お早めに交換をおすすめします。
ご案内は上山翔でした。