横浜ワールドポーターズ店松野です。
コスパ◎で人気なSHIMANOのカーボンホイール!セカンドグレードのULTEGRA R8170の中でも最もリムハイトが高いC60が入荷しました!
SHIMANO WH-R8170-C60-TL
販売価格(前後):¥228,618(税込)
リムハイト:60mm
リム幅(外/内):28/21mm
カタログ重量:F 738g + R 911g = 1649g
[ysid 4550170891459]
[ysid 4550170891497]
ラインナップ中最もハイトが高く、重量よりも空力性能を重視したC60が前後とも入荷しました!
DURA-ACEとはカーボン素材、ハブ、スポーク形状が異なるため重量は僅かに重たくなりますが空力性能はほぼ同じ。平坦メインのライドやトライアスロンに良さそうなディープリムホイールです。
リムハイトが高く空力性能が高い反面、重量が重ためで横風にも弱くなります。風が強い日や体重が軽い方ではシビアなバイクコントロールが要求されます。
体重があり脚力にも自信があり、登りはノリと勢いで行っちゃう方なら常用もオススメです(笑)
上の写真では真っ黒に見えてしまっているのですが、おとなしめのロゴがちゃんとあります。
耐久性の高いハブ
ベアリングの構造はDURA-ACEも変わらずSHIMANO伝統のカップ&コーンに防水/防塵性の高いシール構造です。カンパなどに比べると回転がねっとりとしているのですが、メンテナンス頻度が低いうえにベアリングのボールが大きいので長寿命です。
大きな違いはリアハブとフリーホイールの構造です。DURA-ACEでは他のSHIMANOホイールと異なり、ハブ体とフリーボディーを別々のベアリングで支える形式です。カンパ/フルクラムやMAVIC(ID360)、DTなどの SHIMANO以外ほとんどこの形式で、過去のDURA-ACEホイールであるWH-7800もそうでした。余談ですがSHIMANOのMTBハブでも一部この形式です。
ULTEGRAでは今までのSHIMANOハブ構造。ハブ体にフリーボディーを強固に固定し、ハブ体左側とフリーボディー外側の二つのベアリングで支える構造です。
DURA-ACEでは回転を軽くするためにハブボディーに非接触式シールのベアリングが採用されており、少し傷みやすいという欠点がありますがULTEGRはしっかり頑丈!
最近ではカタログ重量をケチるためにアルミ製のフリーボディ―が多くなっているのですが、どんなに踏んでも食い込まないスチール製を採用!回転体の中心部分なので多少重量があっても走りへの影響は少なく、耐久性を重視した設計です。
クリンチャー運用もOK!
最近のTLR対応カーボンリムではチューブを入れてクリンチャーでも使える…のですが、チューブレスで低圧で運用することを前提に最高空気圧が6bar未満というのも少なくありません。25cタイヤを6bar未満では体重やタイヤによってはちょっと厳しいですね。
このホイールはもちろんTLR対応なのですが、リムの許容空気圧が7.5bar/109psiと最近のチューブレス対応のカーボンリムにしては高めなので25cタイヤでクリンチャーでの運用も問題なく出来ます!
リムハイトが高く重量があるため、軽量クリンチャー+TPUチューブで運用するのもアリかもしれませんね!試しにMAGENE EXAR TPUの75mmバルブを差し込んでみましたがバルブの長さは丁度いい感じです。
しかし一つ注意があります。EXAR TPUはバルブ根本が約6.5mmとわずかに太い為、取り外す際に抜きにくくなってしまいました。バルブホールに入り込んだリムテープをカッター等で切り抜くといいかもしれません!