上野本館の大槻です。
MAXXISのハイエンドロードタイヤ「HIGH ROAD SL TR 25C」を使ってみたので、使用感をお伝えできればと思います!
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MAXXIS High Road SL TR
マキシスの最軽量ロードレーシング タイヤ「ハイロード SL TR」。「ハイロード」に採用されているハイパーコンパウンドをさらに進化させ、さらに12%の転がり抵抗低減を実現したハイパー-Sコンパウンドを採用したレーススペック タイヤのチューブレスバージョンです。
トレッド面のセンター部分は抵抗の少ない形状、サイド部はグリップしやすくなるような工夫がされています。
タイプ | 価格 | サイズ | 重量 |
チューブレスレディ | ¥12,100(税込) | 700 x 25C(25-622) | 265g |
クリンチャー | ¥10,780(税込) | 700 x 25C(25-622) | 170g |
クリンチャー | ¥10,780(税込) | 700 x 28C(28-622) | 180g |
使用スペック
タイヤはMAXXIS HIGH ROAD SL TR 25C
ホイールはBONTRAGER RSL 51 TLR DISC
25C 28Cでの使用に最適化されたBONTRAGER RSLホイールは内幅23mmと太め
使ってみて
はめる前に計測。
公表値が265gに対して275gと272g。気持ち増ですがチューブレスタイヤは比較的重量があるものなので気にしません。
はめるときは硬めですが比較的はめやすい印象。寄せてタイヤレバーを刺して少しこじればすんなりはまってくれました。
一番懸念していたビードが上がらない問題ですが、今回のタイヤはコンプレッサーを使わずにフロアポンプのみで上がってくれました!
シーラントは特にメーカー指定が無いので今回はスタンズのタイヤシーラントを前後約30ml入れて使用開始。
いざ乗ってみて
25C特有の漕ぎ出しの軽さとコーナーの「ベタっと」張り付くようなタイヤの喰いつきの良さを実感しました。これはチューブレス25Cで低圧運用できる最大の恩恵ではないでしょうか!
コンパウンドのおかげなのかロードノイズが少ない気がしました。Sコーナーのような切り返しでも荷重が抜けてしまうようなことも無く好印象です。
余談ですがチューブレスタイヤとホイールに相性があり、使用には問題がなくともエア抜けが著しいものがあったりします。今回のBONTRAGERホイール×MAXXISタイヤの組み合わせはエア抜けも比較的緩やかで、ビードが上がらないなどの問題もなく組み付けする事が出来ました。
普段は28Cのチューブレスタイヤを使っていますが、それと比べると25Cチューブレスはかなりレーシーな印象。少ない力での加速や操りやすさの反面、路面の情報が直に伝わってくるので少し疲れやすい気がしました。チューブレスは空気圧の調整が効きやすいので乗りながら良い塩梅を探る必要がありそうです。
まとめ
25Cの良さとチューブレスの良さを合わせ持ったこのタイヤは特にレースユーザーやホビーライダーに使ってもらいたいと思いました。反応性の良さとコーナーの安定感は確実にアドバンテージになると思います!
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