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自転車には免許がないので、老若男女問わず誰でも手軽に乗れます。ですが当然のことながら、自転車にも道交法違反はあります。免許がない分、教習所のようなものもないため、自力で勉強しなければなりません。自転車に乗る以上、知らなかったでは許してもらえません。このような違反を3年以内に2回してしまいますと、6000円を支払って3時間の講習を受けることになります。これを受けないと5万円以下の罰金を払わないといけなくなります。今回は意外と知られていない?自転車の道交法についてご紹介します。
イヤホン、ヘッドホン
ヘッドホンで音楽を聴きながら自転車に乗るのは危険です。が、自治体によって違いがあります。
この地域は片耳だけならOKだからとサイクリングしていたら禁止区域に入ってしまい、警察に止められてしまった…なんてことをするくらいならイヤホンをしない方が得策だと思います。最近は静かな電気自動車が増えて、イヤホンをしていなくても車の接近に気付けないこともあるくらいなので、ちゃんと聞こえた方が良いかと思います。
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こちらのような骨伝導イヤホンで耳をふさがず、周囲の環境音がしっかりと聞こえるイヤホンもございます。スマホとペアリングして、みんなで通話しながらでも、一人で音楽を聴きながらでも走れるスグレモノです。しかし音量注意ですね。
ながらスマホ
スマホの操作をしながらの走行は違反です。
たまにイヤホンをしながらスマホを操作している方もいらっしゃいますが、視覚と聴覚を封じて走っていて事故らないか、見ている方が心配になってしまいます。
また、スマホを手に持たず、スマホホルダーを使用していたとしても、画面の注視は違反の対象になりますので、ご注意です。
飲酒運転
車では厳罰化が進んでいる飲酒運転。自転車も例外ではありません。
お酒を飲んで自転車に乗るのは非常に危険です。私は飲酒運転どころか、酒に酔うとまっすぐ歩くことすらできなくなるので、外ではあまり飲まないようにしているくらいです。「自分は酒に強いから大丈夫」ではなく、お酒を飲んだら歩いて帰るか、交通機関を使いましょう。
傘を差しながらの走行
これは未だに見かけることも多く、みんながやっていると大丈夫だと思われがちですが違反です。
雨でブレーキの制動力が落ちている中、片手運転で操作性も悪く、ブレーキも片手だけになり、傘で見通しも悪い。ものすごい悪循環です。一時期はハンドルにつける傘ホルダーなんかもありましたが、視界の悪さが変わらずにすぐに規制されました。
雨の日に自転車に乗る際は、合羽などのレインウェアを着用して走りましょう。
並走
友達と話しながら横一列で走って遊びに行く。そんな青春の一ページも実は道交法違反です。
自転車で友達と出かけるときは縦一列になり、きっちり車間距離を取りながら走りましょう。
二人乗り
これも青春の一ページですね。今よりうるさくなかった時代には長い長い下り坂をブレーキいっぱい握りしめて二人乗りでゆっくりゆっくり下っていったり、よりかかる君から伝わる確かなぬくもりを感じながら彼女を送っていく歌詞が多かったりもしましたが、今となっては道交法違反です、、
そんな青春の一ページに憧れはものすごくわかりますが、それで大切な人にケガをさせてしまったら、最悪命を落としてしまったら、後悔してもしきれません。サイクリングを一緒に楽しむなら自転車は一人一台用意しましょう。
逆走
自転車は常に車道の左側を走ります。ですがたまに、というかよく、というか毎日ってレベルで向こうから逆走してくる人がいます。
車だと逆走はとんでもないことだということはわかると思いますが、それは自転車も同じです。後ろから追い越されるのが怖いから見えるように逆走するんだ!という意見も聞いたことありますが、それ以外のリスクが極高なので、車道の左側を走りましょう。
信号無視
「短い信号のためにわざわざ停まるのは面倒!車来てないし、さっと渡れば大丈夫!」
その気持ちは痛いほどわかりますが、かなり危険です。私も車に乗るようになり、幾度となく信号無視に出くわします。私のブログを見たことある方はたびたび見るフレーズだと思いますが、事故ったときにケガをするのは生身の自転車の方です。危険な目に遭わないように、横着しないようにしてください。
一時停止
一時停止、守っていますか?
私も自転車に乗ってるときに一時停止を意識するようになったのは大人になってからですが、この一時停止は車だけに向けたものではありません。見通しが悪いところ、優先道路に入るときなどに見かける一時停止ですが、自転車も従わなければなりません。
二段階右折不履行
自転車は二段階右折が基本です。車と同じく右折レーンに入って信号待ちしている姿も何度か見かけたことはありますが、車がバンバン通る中、右折レーンに車線変更するのは真似できないです…自転車は二段階右折が基本です。信号を直進してから向きを変えてまた信号待ち、という流れになります。
誤解されがちなのですが、原付の二段階右折禁止の標識は自転車には関係ありませんので気を付けましょう。
いかがでしょうか。
スマホなどは社会問題にもなっていたりで知っている方も多いと思いますが、中には知らなかったということもあるかと思います。
私も意識して走るようにしておりますが、そうするだけでかなり安全に走れていると思います。このブログを見て少しでも興味をもっていただけたら幸いです。ルールを守って、楽しくサイクリング!