こんにちは!
久々のスタッフライドブログとなります。
はじめに・・・
私事ですが、グラベルライドをバラ完で組む予定があります。
(今後、組み立て工程のブログも上げていくので要チェックで!)
そこで、宮城県のグラベル開拓を行うべく・・・
店長よりシクロクロス(CX)バイクをお借りしました!
TREK Crockett
目的地
泉ヶ岳を経由して大崎市に出て石巻の海岸沿いまで走り、石巻周辺を散策し来た道を帰る長距離ライド
距離は200km~250km程度を想定
しかし・・・
目的地を大幅に変更!
理由は後程。
まぁ、冬なので季節を考えれば行けないのは明白だった気もします。
装備品
200kmを超える距離を走るときはフレームバッグと走るな所に応じてボトルの数を変えます。
今回はボトルを2本!
冬場なので1本でも足りるのですが、山岳地帯(人気のない所)を走るので飲料水不足を回避するためです。
ちなみに、1本はスポーツドリンクでもう、1本は水が入っています。水は”飲む”以外の用途でも活用できるので損はないです
スタート
スタートはお店から!
日が出る前のスタート。
寒くて、暗い、これに衝きます、
しっかりライトも点灯させ出発!
序盤は幸先がよく順調でした。
日が出てきた辺り(開始30分程)から雪が降り始めました。雪が降るのは想定内でしたが、泉ヶ岳に近づくに連れて路面も白くなっていきました。
朝日が綺麗に見える開けた場所で1枚
雪も降っていて光に照らされて雪がキラキラしていました。
写真ではわかりにくいですが!
地元の方は毎年見る風景だと思いますが、関東民からしたら雪の中走る事すらないのでとても新鮮味がありました。
泉ヶ岳に行く前に七北田ダムのダム湖1週をしてから行くことにしました。
とても、自由人ですね!
びふぉー
あふたー
先週は雪ひとつない最高のグラベルゾーンだったのに・・・
雪が相当積もっていました。「1週間でここまでかわるのか?!」
驚きです。
ダム湖1週スタート
積雪量は10㎝ぐらいですかね。
くるぶしまですっぽり埋まりました。
トラクションも時々逃げる時もありましたが意外と進みました。
が・・・
グラベル地帯の雪上ライドという事もあり、まったく漕いでも滑って進まない様に!
ここでまず1回目の自然に負けました!
考えの甘さがここででましたね。悔しい。
なくなく、。
自分が走った軌跡だけ雪の上に残り、引き返しました。
学び
ファットバイクが走るには適しているコト!
一度バイクから降りてしまうとペダルにクリートがハマらない!(雪が詰まってかなり焦る)
起動修正し泉ヶ岳へ
(内心既に積雪で登れない可能性はあることは覚悟していました。が、、、登りたい気持ちが勝っていました。)
道中はひたすら銀世界です。
とても、自分にとっては新鮮ですね!
交通量も少ないので「世界に自分1人かも」じょうたいで怖い気持ちとワクワク感で満たされておりました。
ボトルの水がシャーベットに「めちゃめちゃ冷たい」!
泉ヶ岳のふもとに到着
かなり側道に雪が積もっていましたが路面(車道)はアスファルトが見えていたので一安心です。
歩道は歩けないくらい積もっていました。
木々から落ちた雪で積雪量がまったく違います。
路面凍結も心配していましたが大丈夫そうでした。
徐々に登るに連れて・・・
アスファルトが見えなくなくなりました。
心が折れかけ追い打ちをかけたのは、交通量が多い!!
ひっきりなしで登る自動車が多い。もはや自動車に関してはチェーンまで付けてました。
スキー場が解禁された直後だったので多いのでしょうか?!
トンネルをくぐったら・・・
さらに銀世界!
道はなくアスファルトは自動車が通った軌跡しかなく縁石を走れる状況ではなく、歩道も積雪が多すぎで車輪が回らず。
ここで2回目の自然に負けました!
交通量が少なければ行っていたと思いますが、安全第一バイクも真っすぐ走れないので引き返しました。
引き返すのはいいのですが、下りが怖すぎる問題。
自動車の様にスタットレスでもチェーンが付いているわけでもないので、ヒヤヒヤでした。
過去1番安心できない下りでした。
とりあえずふもとまで・・・
こんな状況なので、今日は終わりにして帰るか、どこか別の目的地を探すか2択でした。
あまい考えですけど
北上すれば雪の影響が出る!
海側を南下すれば走れる!
と思い立ち海へ!(単純ですよね)
お店に一度戻りパシャリ
(冒頭に乗せた写真)
再度海へ向かいました。
途中まで交通量はありますが、サイクリングロードに入ってしまえば幅はさほど広くはないですが走りやすです。時間帯によっては歩行者が多く『爆走』は厳禁です!
難なく、海岸まで到着。
スタッフ金城、心の言葉・・・「高低差!」
心の言葉ではないですね声に出して言ってましたね。
この数時間で『雪が降っていた銀世界』と『晴天の海岸線』を目にして、同じ日の光景とはとても思えなかったです!1人で笑っちゃいました。
同じ地域でここまで高低差があるのかと思いました!
海は見えませんが、沿岸に沿ってサイクリン道路が!
幅はかなり狭いので譲り合いの精神で!
半日で気温差が激しかったのでやっぱり、お腹を下しました。
汗で冷えた体にシャーベットになった飲料は厳禁ですね。
かな痛くなりながらもサイクリング道路を抜けて閖上大橋を渡り
『かわまちてらす閖上』に到着。
今回はトイレをお借りさせて頂いただけですが、お食事からカフェ、軽食など様々なお店があります。
サイクリングラックも多く設置しているので安心です。
是非、サイクリングの際に寄ってみては?
さてさて、ライドに戻りまして道が全く分からないのでとりあえず、サイコン(Wahoo)のGPS任せに仙台空港を目指しました。
道幅も広く走りやすく、サイクリングレーンも確保されていて心配なく走れました。
仙台空港
滑走路を挟んだ反対側に到着。
離発着も少なく、小型機が多い印象です。
東京の空港のイメージが強かったですが、完全に陸地に空港があるので、こんな所からも写真が撮れました。
わかりにくいですが、滑走路の誘導灯の真下からです。
航空機が飛んでいるタイミングなら映えると思います。
航空機ファンなら収めたくなる画角ではないでしょうか?
空港を通過してとうとう行く当てがなくなってしまい、かなり右往左往してしまいましたが、距離を稼ぐにはちょうどよかったのかもしれません。
阿武隈川
なんやかんやで走っていたら土手を見つけました。
折り返し地点です。
海まで出れそうだったのでそのままサイクリング道路を走りました。
ちなみに、土手の上と下が走れそうで上は舗装されており下は、砂利道(グラベル)になっていました。
最初は上を走ってましたが、物足りなくなりグラベルへ
この決断がのちのち・・・
砂利道基調だったのが水たまりや泥に変わりみるみるバイクは汚れ、落ち葉や細かい枝をタイヤが巻き上げタイヤが泥詰まりを起こしました。
タイヤを太くすれば悪路走行に対して優位性が高くなりますが、路面の状況によっては泥詰まりの可能性もあるので、タイヤ幅のチョイスは考えさせられました。
グラベルバイクを組む上で学びがまたひとつ増えました。
あっという間に、海に到着。
道がそのまま、堤防に繋がったので堤防の上をライドしました。
さえぎるものがないので、風の影響でまったく進みませんでした。
大した距離がないのにバテバテでした。
閖上に戻り、そこからは来た道をそのまま走りました。
夕方になるとサイクリング道路も子供たちが遊んでいたり下校していたりと人道通りは多いです。
ゴール
日没にあわせてお店に到着(ゴール)しました。
まったく、当初の予定と大幅に変更がありましたが、これもサイクリングの楽しみでもありますよね!
好きな時に、好きな道を走る事ができるのが最大の魅力ではないでしょうか!
ちなみにフロントライトですが、ボントレガーの100ルーメンのライトで日の出からはフラッシュモードで常時使用していましたが、充電が切れることなく走り切れました。
カタログ値:ナイトフラッシュ7時間
[ysid 0601479512249]
走行距離153.42km
走行時間8時間13分13秒
合計時間10時間20分35秒
平均速度18km/h
平均ケイデンス70rpm
ロードバイクだと走行距離300km越えがノーマルでしたが、CXクロスライドなので、距離は思った程稼げなかったです。
ケイデンスも数値が高いのでペダルは必要以上に回している可能性があります。
1ライドごとに走りも上達し、よりライドが楽しくなり、また走りたくなるそんなアクティビティーがサイクリングです。
みなさんもサイクリング始めてみませんか??
Y’sRoad仙台泉店
TL:022-343-5210