こんにちは。名古屋本館の佐藤です。
少しずつ暖かい日が増えてきました。春に向けてメンテナンスやパーツ交換で自分の愛車をカスタムしている方も多いかと思います。
ワタクシも長らく使用していたグラベルキングSSのタイヤがかなり減ってきてしまったので、今回は以前から気になっていたHUTCHINSONのセミスリックタイヤに交換してみることにしました。
HUTCHINSON OVERIDE
HUTCHINSON OVERIDE TT ブラック 700X35
¥5,500(税込)
[ysid 3248382070748]
HUTCHINSON OVERIDE TLR HARD SKIN 700X38
¥7,920(税込)
[ysid 3248382078225]
今回はこの2種類を乗り比べてみようと思います。
タイヤは今回もセミスリック。真ん中だけブロックが無いタイプです。
私の場合ロードバイクは普段の通勤やちょっとした街乗りに使うことがほとんどなので(たまに何ヵ月もかけて国外を走りに行ってしまう癖もありますが)このセミスリックタイプを愛用しております。
ちなみに国内、国外問わず舗装路メインで自転車旅をする際にもこのセミスリックは非常に相性が良いと思います。
天気の悪い日に撮影をしたのでどんよりとした写真になっています。が、これはこれで渋みがあって悪くないですね。
上の写真はブラウンの『OVERIDE TLR HARD SKIN 38C』、下の写真は『OVERIDE TT 35C』になります。
私のRALEIGHは一応クラブグリーンというカラーですがほぼ黒なので、タイヤも黒にするとかなり締まって見えていい感じです。
サドルとバーテープが茶色なのでブラウンタイプもクラシカルな雰囲気でこちらも個人的にはかなり気に入っております。
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OVERIDE TTとOVERIDE TLR HARD SKINの違い
乗り比べた感想としてはOVERIDE TTは段差でのクッション性がハードスキンと比べて優れている印象です。
OVERIDE TTは振動を丁寧に吸収してくれるような感覚で気持ちよく走ることが出来ます。
OVERIDE TLR HARD SKINはというと、こちらは耐パンク性向上のために一層硬い層を設けている分乗り心地としてはOVERIDE TTよりも振動を感じてしまいますが、タイヤが変形しにくいため転がりは良く平坦な場所ではスピードが落ちにくいように感じました。
また35C(写真上)と38C(写真下)ではセンタースリックのひし形の大きさが若干異なる(35Cのが凹凸が小さい)ため、よりスピードを出したいという方には35Cが良いかと思います。
まとめると街乗り、舗装路メインで気持ちよく乗りたいという方には『OVERIDE TT』、耐パンク性能重視のロングライドやアドベンチャーライドで使用したい方には『OVERIDE TLR HARD SKIN』がオススメです。
ちなみに以前私の使用していたグラベルキングSSはどちらかというと『OVERIDE TLR HARD SKIN』に近い乗り心地でした。
タイヤの着脱
そしてなんといってもこちらのタイヤは着脱がとても楽!新品のタイヤは特に固いので取り付けが困難で、いざ新しいタイヤを履かせようと思ってもめちゃくちゃ時間がかかってしまうこともよくあります。
しかしこちらのタイヤは少し力を加えるとスルっと装着できてしまいます。タイヤ交換が初めてという方、握力に自信がない方にも非常に使いやすいかと思います。
最後に
サイドはひし形のブロックタイプなのでグラベルの見た目のゴツさを残しつつも、舗装路では格段に走りやすさが向上するところもセミスリックの魅力です。
グラベルロードを購入すると、もともと履いているタイヤはブロックタイプのものがほとんどです。もちろんブロックタイプのタイヤはグリップ力があったりパンクのリスクも減ったりと良い面もありますが、舗装路での快適性を追求するのであればまず初めにタイヤを変えてみると格段にスピードが出るようになりますよ。
是非タイヤ交換の参考にしてみて下さい。
佐藤でした。
ちなみにこちらのHUTCHINSONはOVERIDE以外にも本格的なオフロード用タイヤが揃っております。
詳しくは下記のリンクにある別のブログをご覧ください