マイナー車体と言ったらとっても失礼ではありますが、メジャーブランドではないのに、非常に優れた設計と有名な方が実績を上げているあの車体に乗ってきました。
GHISALLO GE-110
ご存じない方このバイク是非覚えて帰ってください。
今後注目の何でもできる系のロードバイクです。
グラベルロードではないけど少しだけ太いタイヤが入る安定志向の設計と良く走る高剛性なフレームは今後のスタンダードなロードバイクの形になるのではないでしょうか?
ギザロというブランドをご存じでしょうか?
イタリアのサイクリストの聖地から名前を取った、、、、、日本のブランドです!!FUKAYAさんという自転車用品の卸しを行っている会社でアサゾーでもよく注文を出しているお付き合いのある会社さんです。
そこのオリジナルブランドは手の届く価格帯も勿論ですが、まさに「こういうので良いんだよ」というスペックのバイクを手掛けているのが特徴です。
DEDA DCRなどのフル内装規格にも対応
※純正はオリジナルのヘッドセットとステムを標準装備です。
純正のヘッドセットはDEDAではありませんが、試乗車はヘッドセットごとDEDAのDCR規格に変更されていました。
最近では一般的なフル内装1.5のヘッドセットと互換のあるフレーム規格を採用しています。
その為、ケーブル類をフル内装もしくはヘッドパーツからの半内装どちらかが可能となっており、ヘッドパーツ自体を交換することで最新のステアリングパーツを存分に使う事ができます。
メリットとしては、ケーブルが露出しない分フロントバッグやライトなどハンドル回りに荷物を付けやすいという事でしょうか。
速さという面でも多少はありますが、実用面でケーブルがハンドルの下でピロピロしないので空間を自由に使えハンドルバッグやステムバッグなどの取付が容易になります。
ロングライドやブルべでそういったアイテムを使う方もいると思いますのでメリットとしてとらえてもいいと思います。
インプレッション
というわけで乗ってみた感想です。
一番は、普通に速いという感想です。今時のディスクロードらしい低重心でグイグイ加速する感じと、剛性面も柔らかいという感じは全然なく、バランスの良さというのを感じるいいバイクに仕上がっている印象でした。
フレーム重量も850gと中々軽量なのもあって加速も気持ちよかったですね。
最近流行りのオールラウンドロード的なモノにエンデュランスロードの要素をつぎ込んで、多数のダボ穴を開ける事でグラベルロード的な面も併せ持つ何でもできるバイクの出来上がりです。
個人的にこの日一番最初に乗ったのがこのバイクでしたが、私が二台目バイクに欲しいスペックでずっと気になっていたのが真っ先に乗りに行った理由です。
安心しました。走行性能はメジャーブランドに引けを取らない高次元な仕上がりでした!!!
1秒を争うわけじゃないけど、一日のライドで重いツール缶をダウンチューブの下に装備して、ジェルやモバイルバッテリーをトップチューブにつけて、快適に一日を走り続けるという方にこそふさわしいバイクだと思います。
快適性を考えた薄いシートステー
意外と推進力があるなと感じるバックの作り
スプリントや本気のヒルクライムで一発の高出力を受け止めるタイプではないですが、20kmぐらいあるような大きな峠道を越えたり、サイクリングロード80km延々と走ったり、そういう地味なシーンで気持ちよく走れる設計だと思いました。
このフレームが¥253,000‐税込でカーボン製で専用のハンドル、ステム、シートポストがそれぞれついてくるなんてお買い得すぎますね!!
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