これまでのBORA WTOもエアロ性能と剛性のバランスは素晴らしかったですが、圧倒的に軽量化されて新登場のNEW BORA WTO入荷しました!!
3月に当店で試乗会を開催する予定です。正式に決まりましたらまた告知いたします。
軽さは旧ULTRA越え
BORA WTOの新型が発表されましたが、内幅23mmというワイドリムについて皆さんはどうお考えでしょうか?先代のBORAは内幅が19mmとスタンダードな幅となります。25c28cのタイヤを使う条件であれば適正な幅となります。
ところが、空力の最適化、路面抵抗の最適化など様々考慮していくときにワイドリムによる恩恵が大きいと各社リムの幅を広げている現状を受けて、ついにカンパニョーロもワイドリムホイールを手掛ける事となりました。
勿論、同じサイズのタイヤを付けると更に太くなるのでご自身のフレームクリアランスが対応しているのか確認が必要になります。
[ysid 8053340455360]
リムの仕上げはULTRAと同様
先に紹介しているBORA ULTRA WTOと同様のリムの仕上げにより軽量化を果たした新型BORA WTO。軽量化により旧BORA ULTRA WTOの重量よりも軽くなっているというのが驚愕の事実。
このBORA WTO 45のカタログ重量が1405gいう事でカップアンドコーンのハブを採用しているにもかかわらずものすごく軽い仕上がりとなります。
(撮影の為手に取りましたが明らかに軽かったです、、、)
この軽さはもうセカンドグレードとは言えないぐらいの(そもそもBORAにセカンドって印象無いけど)高スペックホイールとなります。
基本はULTRAと変わらない仕様となりますが、スポークニップルが一般的なタイプになるので細かい所を言うと空力は劣ります。
加えていうならば、ULTRAはスポークが21本と減らしてきた中、こちらのBORA WTOは従来通りの24本スポークとなります。
個人的には耐久性など考えると24本の方が安心なのでいいですが、空力や軽量化などスポーク本数を減らすメリットはとても大きいのでレース用としてはULTRAがやはり魅力的です。ホイールその物の剛性は元々リムブレーキでも21本なので問題ないと思います。
ベアリングはUSB
ウルトラスムースベアリングの略称ですが、セラミックベアリングのハブです。カップアンドコーンの構造により縦方向の力にも横方向の力にも強く、下りコーナーでの差が出るハイスペックなハブシステムとなります。カップアンドコーンの良い所で定期的なメンテナンスで常にいい状態を維持する事ができます。
最上位CULTベアリングは更にボールレースにコーティングを施す事でグリスレスで安定して使える究極のベアリングとなります。
このBORA WTOも将来的にCULT化する事も可能なので定期メンテナンスやハブOHなど受ける際にご相談ください。フルセットパーツ代で7万円ぐらいです。
個人的にどっちが欲しいかと聞かれたら実はこのBORA WTOの方を選択すると思います。
勿論、速く走る事が目的であればULTRA一択ですが、私の様に体重があったり色々な場面で使う事を想像するとBORA WTO良いなと思っちゃいます。勿論買ったらそのうちCULT化しますが。
商品詳細
CAMPAGNOLO
BORA WTO 45
BORA WTO(ボーラ WTO)
タイヤタイプ:2-WAY FIT(クリンチャー / チューブレス)
タイヤサイズ:700C(2-WAY FIT)
重量(リムハイト):1,370g(35mm)、1,405g(45mm)、1,460g(60mm)
リムマテリアル:UDハイストレングス・カーボンファイバー、H.U.L.C.、C-LUXフィニッシュ
リム幅:28.4mm
インナー・リム幅:23mm
ブレーキ・システム:ディスクブレーキ
ブレーキ規格:AFS™(センターロック)
アクスル:HH12-100(フロント) / HH12-142(リア)
スポーク:ステンレス、ダブル・バテッド 1.5mm、エアロストレート・プル F/24 R/24、G3スポークパターン
ニップル:アルミニウム、Aero Mo-Mag、セルフロック
フロントハブ:アルミ製
リアハブ:アルミ製
ベアリング:USBセラミック・ベアリング
その他:チューブレスバルブ、タイヤレバー、ホイールバッグ、N3Wアダプターキット *N3W仕様のみ
税込定価:¥469,700
新型はリム幅が非常に広い為28cギリギリのフレームではもしかしたらクリアランスが不足する可能性もございます。
旧型ホイールもまだご購入いただけますのでご相談お待ちいたしております。
(リムブレーキの頃のナローリムが手に入らなくなる状況にだんだん似てきていますね。)