当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
スポーツバイクのほとんどに付いているシステム
それが変速ですね。
低速から高速まで満遍なくこなす為に必要なギア比を
走行中に切り替えられる優れ物です。
そんな変速システムの動作を司るのは
細い金属製のワイヤー。
(※電動など例外有)
使用の中で何度も曲がる為
金属疲労で切れてしまう事も多いんですね。
特にシフトレバー内部はワイヤーの疲労が溜まりやすく
ワイヤー切れでは定番の破損個所。
最近のスポーツバイクに採用されている
手元変速のシフトレバーは
先人達の努力により小型、軽量な造り。
その分内部はみっちりとパーツが詰まっているので
内部で何かあるとメンテナンスが難しいんです。
レバー内部でワイヤー切れが起きてしまうと
ワイヤーの一部が取れなくなってしまい
シフトレバーごとの交換になってしまう事も。
そうなるとパーツ代も作業工賃もかなり高くなってしまいます。
こちらは神楽坂店に持ち込まれた車体から外したワイヤー
やはりレバー内部で引っかかっていた為救出は難航しましたが
今回は運良く外す事が出来ました。
レバー側の形状により難易度が違いますが
ドロップハンドル用のシフト、ブレーキ一体型レバーだと
構造上結構な確率で助かりません。
金額としてもフラットバー用パーツに比べ高い物なので
こまめなワイヤー交換がオススメですね。
シフター内部でワイヤーがほつれ始めると
変速操作が重くなるなど違和感が出ます。
そのまま使用を続けると段々と変速が決まらなくなり
ワイヤーが切れます。
初期段階である「変速が重くなった」時点であれば
救出出来る可能性が高いので
そういった症状を感じたら
すぐに自転車店にご相談下さい。
納車前整備で初期不良が発覚した場合について
納車前整備で初期不良が発覚した場合、
同一商品をメーカーから手配いたしますが、
世界的なスポーツバイク需要の高まりにより
メーカー問わず品薄状態が続いております。
そのため同一商品の手配に数日~数か月かかる場合がございます。
長期間の場合は、商品変更やキャンセルを承ります。
また、小キズ等の乗車に支障の無い初期不良に関しては、
若干のお値引きでご対応させていただく場合がございます。
万一の際は、大変ご迷惑をお掛けしますが
何卒よろしくお願い申し上げます。
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