電動変速システムDi2へのアップグレードを承りました
Di2に変えたいと思っている方いると思いますので変更に何が必要かも交えてご紹介♪
流用できるパーツ
元々付いていたコンポーネントはR8000使い回せるパーツは、「ブレーキ」・「クランク」・「スプロケ」・「チェーン」これ以外はDi2専用の部品が必要になります。
※変速段数の異なるグレード(今回の場合10段以下のコンポ)を使用している場合はブレーキ以外も交換が必要。また、チェーンも再度繋ぎ直す場合は強度が下がるため交換をおすすめします。
左:ワイヤー変速タイプ/右:電動変速タイプ
Di2のレバーはさらに小ぶりになり、手のフィット感が高まります。 また変速動作はボタン操作となるのでレバー全体を内側に押し込む必要がなく角度がついていないものとなっています。
チェーンは再度繋ぎ直すため、一旦外してついでに洗浄!ペットボトルにディグリーザーを入れてシャカシャカするとピカピカにできます。
今回の組み方はステムの下にジャンクションを配置して内装するスタンダードな方法。
今回の組み方でDi2化に必要なもの
STIレバー
FD(フロントディレイラー)/RD(リアディレイラー)
バッテリー(※画像のものは内装用)
バッテリーホルダー(バッテリーをシートポスト内に保持するためのもの)
充電器(専用の充電器が必要になります)
ジャンクションA(ハンドル周りのケーブルを集約します)
ジャンクションB(レバーと変速機やバッテリーを繋ぐ中心部的な役割を果たしています)
ワイヤレスユニット(必須ではないがアプリを通して設定などをするのに必要なので一緒につけておいた方が良い)
エレクトリックワイヤー
レバーからジャンクションAで2本、ジャンクションAからワイヤレスユニットで1本、ワイヤレスユニットからジャンクションBで1本、ジャンクションBからバッテリー・RD・FDで3本の計7本を使用。(ケーブルの長さはフレームサイズなどにより異なり組付け前に確認が必要)
ケーブルタイ(フレーム内の音鳴りを防ぐものです)
Di2用フレームパーツ(フレームそれぞれの専用品になります)
以上が必要なものになり、費用はおおよそ15万~20万円くらい(※R8050系アルデグラの場合)
電動変速(Di2)にすることのメリット
Di2は電子制御なのでワイヤーの伸びなどの微調整が必要なくなります。メンテナンスも楽になりますし、操作感もスイッチ式でストレスなく行えますので一度使うと機械式に戻れないという方が多数です!
何よりもハンドル周りもスッキリして見た目にもカッコいい!
フレームによって組み方が異なりますので気になるかたは一度ご相談ください!
カスタム作業やオーバーホール等随時受け付けてます!