セラミックスピードのBBを使っている石川です。この高級ベアリングに関しては違いを実感するのでやめられませんな。すでにお持ちの方はメンテナンスを公式が動画や記事で公開しているのでそちらを参考にやってみましょう!
ベアリング クリーニング&メンテナンス
私の持ってるのは古い販売形式のシリンジに10g入って売ってた頃の専用グリスです。ドライコンディションのTT用高速系グリスを使ってみました。寿命はワンレースという決戦用グリスなので、短い距離のTTレースやトラックレースでの使用を推奨されています。
普段の使用には向かないのですが実験的に入れてみました。
ちなみにですが、前回から入れていますが、確かにグリス自体の寿命が短いですね。数か月使ってから開けましたが結構乾いている感じでした。確かに日常使用はお勧めできないですね。雨期になったら使うのやめます。
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今回通常クリーニングという定期的に行うメンテナンスを行いましたがベアリングを車体に取付したまま行う簡易的なモノを行いました。
詳しくはこちらに資料があるのでアクセスしてください。
内容としてはクランクを外して、ベアリングのシールを外して、クリーニングして、専用グリースを適量入れて、戻す。という感じ。用意するものが色々とあるので事前に揃えてから行ってください。
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様々なBB規格に対応したモデルがラインナップ!
セラミックスピードはその品質、精度の高さだけではなく、多くのBBラインナップがあるブランドということも魅力です。例えば最新のT47スレッドBBも各種取り揃えていたりとあなたのフレームとクランクどんな組み合わせにも応えてくれます!
更にはセラミックスピードのBBにはスタンダードモデルとコーテッドモデルがありますが、長期間使う想定であれば断然コーテッドモデルがおススメです!!
「COATEDモデルはCERAMICSPEED独自のベアリングレースを覆う金属層を施し、STANDARDベアリングよりも摩擦抵抗をさらに低減して抵抗を極限まで減少させます。
ベアリングが水や泥、脱脂剤等で汚れてしまう恐れがあっても、COATEDモデルを選択すれば腐食による抵抗の増加やベアリング不具合のリスクはごくわずかです。」
というように、抵抗減という目的も勿論ですが、耐久性の向上がこういった高級なカスタムパーツにおいてはうれしい要素です。
通常のセラミックベアリングをBBにしたものとセラミックスピードが自社で組み立てている高品質なパーツの違いはずばり製品の精度にあると思います。
最近は特に圧入をするBBが多いのでスリーブ側圧入時に歪んだりすることでベアリングに圧がかかってしまったり、ベアリングの寸法がクランクとの寸法の公差などを配慮した作りにしなければならず、24mm、30mmと言っていても小数点以下の寸法がどの程度シビアに煮詰められているかという点も重要になってくると思います。
その辺高級な専門ブランドという事もあり、設計的にも、その設計を再現する製品の品質としても圧倒的に高いセラミックスピードは確実にあなたの走りに違いを生み出してくれる事でしょう!
BBだけでなくその他のパーツもラインナップ!
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駆動系の事なら俺に任せろと言わんばかりのラインナップですが、注目はやはりオーバーサイズプーリー(通称ビッグプーリー)です。エアロダイナミクスも追求した最速を実現するモデルもこのようにラインナップされていますし、
バランスを重視した定番の形も当然ございます!
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BBはSRAMの独自規格のDUBに対応したモデルも現在在庫があります。
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皆さんも駆動系回転系の最上級カスタマイズにセラミックスピードを入れてみませんか?
耐久性信頼性も高く、その回転性能は製品精度の高さ由来でグリスがどうこうという話でもありません。精度が高いから耐久性も高くメンテナンスも行いやすいという素晴らしい事ですよ!
クランクが1分間に80回転するとしたら一日五時間のサイクリングで24,000回転という仕事をするパーツです。セラミックスピードは確かに高級なパーツではありますが、それだけの仕事をする部品だと考えると必要な投資とも言えるでしょう。
私はBBを一度使っただけですが、すでに虜になってしまっています。
ある程度車体の性能にこだわって組んでいる方はご検討ください!
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