参戦!茨城CX大洗ステージ!
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です
2023/1/29に開催された茨城CX大洗ステージに参加してきました!
一昨年は流行り病で、昨年は開催当日の津波警報でまさかのキャンセルとなった為、3年越しで今年が初開催!
さすがに自走参加は諦める距離だったので水戸駅まで輪行し、ウォームアップがてら大洗まで走行
朝9時くらいの到着となりました。(※上記画像は帰路で撮影。タクシーがガルパン柄でニッコリ)
レースレポート
出走クラスはMenElite2という事で午後。
昼試走にてコースをチェックしたところ、休み所のほぼ無い踏みっぱなしの高速コース
部分部分に高めの段差などテクニックが必要な所はありましたが、そこで出来る差よりもストレートでの脚力の方が重要そうでした。
個人的にはあまり得意ではないコースレイアウトに「2周で体力が切れるな」という予感もありつつスタートグリッドへ
ゼッケンは18番という事で3列目
愛知で開催されていた別レースへの遠征組が多い影響か、思いのほか若い番号ですがそもそも出走人数も普段の3分の2程度の43人
いつも通り真ん中あたりですね。
1コーナーが左向きだったためイン側の左グリッドを選択
それなりのスタートを決め12位くらいの位置でレースを展開します。
基本的に高速レイアウトの大洗ですが、例外としてコースの一部に砂浜の区間があります。
難易度は低い為そこまで速度は落ちませんが、乗車スキルやセッティングの差が出やすいポイント
他の選手がほとんど使わないイン側のラインに入れた事と、インサート使用による低空気圧で4人ほど追い越せ、一周目の砂浜で8位までジャンプアップ
そのまま2周目の終わりくらいまでは順位をキープ出来ていたのですが、三周目に入った時点で予想通り燃料切れ
ずるずると後退し14位ほどまでダウン
残り三周は襲い来る腰痛と後方から迫るライダー達に耐えるのみ・・・のつもりだったんですが、意外な事にほとんどのライダー達が同じようにタレてきてあまり順位が落ちません。
得意セクションの違う選手と抜きつ抜かれつイチャイチャしながら周回を消化します。
メカトラブルや体力切れなどで脱落していくライダーを地味に追い越しつつゴール
混走のカテゴリが複数あった為順位を見失っていましたが、終わってみればまさかの10位でした。
タイヤインサートはいいぞ。
苦手なレイアウトのコースながら良い順位を取れた要因として、砂浜区間で明らかに他選手よりもアドバンテージがあった事が挙げられます。
砂が速い理由はいくつもありますが、一番効いていたのは空気圧セッティングと走行ラインです。
空気圧設定は前後1.2~1.3Barとかなり低め
以前ならば腰砕けな乗車感とビード外れの恐怖から攻める事を躊躇するであろうセッティングですが、今回より導入したインサートのおかげで不安感は全く無し。
取付後まともにテスト出来ておらずぶっつけ本番での投入でしたが、試走時に空気圧を落としてビックリしました。
砂浜入り口の段差のあるラインをクリア出来た事で他のライダーより優位なライン取りを出来た事も大きなポイント
インサートがある程度のリム打ちを回避、低減してくれる為安心して段差に挑戦出来ました。
大洗ステージはパンクやホイール破損が続出していましたが、インサートという「転ばぬ先の杖」による安心感のおかげでコーナーでもキャンバーセクションでも砂でも普段より攻めた動きが出来ました。
重量増によるデメリットもほとんど感じませんでしたし、チューブレスを使用するユーザーには積極的にオススメしていきたいですね。
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今回はVittoria社のインサートでしたが、他の有力メーカーからもどんどんリリースされている為いつか比較してみたいです。
インサートをしっかり使う予定だったCX東京については手首を怪我してしまったので出場が危ぶまれる状態ですが、もしかするとタイヤインサートの追加インプレッションを投稿出来るかもしれません。
オフロードを走ったら洗車しよう(洗車道)
ドライコンディションのレースだった大洗ですが、朝方凍っていた水たまりが溶け出し思いのほかマシンが汚れました。
海沿いという事もあり塩分が含まれている可能性も高く、放置すればチェーンなどの錆びが心配されます
寒い季節なので億劫かもしれませんが必ず洗車しましょう。
水あり洗車のノウハウについてはコチラをご覧ください。
最近は洗車専門のお店もあるそうで、環境的に洗車が難しい方は頼ってみるのも良いかもしれませんね。