こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。
今回はBIANCHIのOLTRE PROをご紹介します。
(今回の写真は全て以前当店でご納車させて頂いたお客様のOLTRE PROで、在庫分のOLTRE PROとはタイヤ、チューブ、サドルが異なります。予めご了承下さい。)
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サイズ→57(市場でもかなり貴重なサイズです!175~182cmくらいの方にお乗り頂けるかと思います!)
見せかけじゃない、科学に裏付けされた性能
BIANCHIと言えばユーザー層を問わず、人気なブランドです。
特にOLTREシリーズは指名購入が非常に多く、マニアの方はBIANCHIのなかでどのOLTREにするか考える方も少なくはないです。
(写真:OLTRE COMP)
(写真:OLTRE XR4)
今回ご紹介するOLTRE PROは過去のモデルとは違い、市場のベンチマーク的存在である北米社製エアロロードと対抗するために自社のエンジニアを大幅に入れ替えてゼロから開発した意欲作となっています。
風洞実験やFEA、CFD解析など、最新の技術を用いて最適化されたフレーム形状は真の速さをもたらすでしょう。
可視化できるエアロ性能
新型OLTREといえば昨今のエアロロードのなかでは特に個性的なデザインをしています。
まずヴォルテックスジェネレーター(ハンドル中央の大きい穴)はライダーの大腿あたりに発生する負圧領域に整流性の高い乱気流を送る効果がります。
ヴォルテックスジェネレーターはハンドルがベタ下げの状態で効果が最大化されます。
現状世界最速をマークしている某ドイツブランドのバイクも同じような形状を採用しているので、空力的には最適解に近い形状なのかもしれません。
次に本モデル最大の特徴とも言えるエアディフレクター、もはや説明は必要ないでしょう。
前述したヴォルテックスジェネレーターもそうですが、新型OLTREは空気抵抗が最大化する前面を大幅に改修していることが分かります。
前面の空気抵抗を抑えることでステアリングモーメント(横風でハンドルがもっていかれる感じ)への悪影響を最小限にします。
他にもエアロが細部に宿っています。
(補足:RP9やIZALCO MAXなどには可視化できる独自のギミックを搭載していません)
カウンターヴェイルを搭載
伝家の宝刀ともいえるカウンターヴェイルは路面からの振動を最大で80%カットします。
振動除去ギミックを搭載しているにも関わらず、フレームの重量が965gと非常に軽量です。
‘‘COMP‘‘ではなく、‘‘PRO‘‘を選ぶべきポイント
新型OLTREシリーズは上から順にRC→PRO→COMPがありますが、COMPだけフレームの形状が簡略化されています。(コストダウンのため)
(写真:OLTRE COMPのシートステー~シートチューブ接続部)
形状が異なるのがお分かり頂けたかと思います。
(写真:OLTRE PROのシートステー~シートチューブ接続部)
さらにCOMPには肝心なカウンターヴェイルとエアディフレクター、ヴォルテックスジェネレーターが非搭載となっています。
PROとCOMPの値段差は税込み価格で374,000円の差がありますが、フレームやパーツスペックの違いなどを考慮するとPROの方がお得で満足度も高いと思います。
コンポーネントはSHIMANO ULTEGRA(油圧ディスクブレーキ+電動式2×12段変速)
コンポーネントはSHIMANOのULTEGRAです。
ULTEGRAの内部構造はDURA-ACEと同じで素材にカーボンを使っているか否かの違いだけです。
つまり理論上は変速性能はULTEGRAとDURA-ACEはほぼ同じということになります。
ですが105は独立した構造でULTEGRAに比べて性能面と拡張性に致命的な差があるので、せっかくDi2にするなら私はULTEGRAをお勧めします。
フルクラムのエンジニアが開発したオリジナルホイール
ホイールは(BIANCHIオリジナルの)REPRTO CORSAのRC50を採用しています。
リムハイトは50mmで内リム幅は21mm(←個人的に超重要ポイント)、重量は1590gで即戦力のスペックとなっています。
ホイールブランドのフルクラムの元エンジニアが開発していて信頼も高いです。
その他
※実際にアッセンブルされているタイヤはPIRELLIのP ZERO RACE SL TLR 28C(インナーチューブ入り)になります。
※実際にアッセンブルされているサドルはfi`zi:kのANTARES R1になります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
気になる方はお問い合わせ下さい。
ワイズロード船橋店でお待ちしております。