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【ホイールを換えよう!】こんなに自転車が進化する!川崎店 平山編

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ワイズロードオンライン(通販)】石澤 貴志 24年03月11日

ワイズロードオンラインの石澤です。

ホイールは自転車の走りの中核となるパーツ。
変えることで自転車の性能や性格を激変させる効果があるのですが、意外とそのことが知られていなかったり、自転車に近い金額がかかることから二の足を踏んでいる方も多いようです。

そこで、実際にホイール交換をして走ったスタッフからの生の声をお届けするのが、今回ご紹介する記事でございます。
第3弾は、川崎店スタッフより平地から山までオールラウンドなロングライド好きのスタッフでございます。

 

川崎店 平山 昭一のWHEEL CHOICE

 

ライドプロフィール

釣りを始め山で遊ぶことを楽しんできたので、自転車を始めてからも山側を目指してのロングライドを念頭に置いています。平坦から登りまでを含むライドになることが多いため、トレーニングや機材選びもオールラウンドに対応できるような方向にしています。レースに出たことはないのですがトレーニングを行うことは好きなので、週に3〜4日は一時間ほどのトレーニングを行っています。

 

車体

今回ホイール交換をする車体は、台湾の2台巨頭の一角から、「MERIDA SCULTURA V」。
基本的に山岳性能を重視しつつも、エアロロード「REACTO」から空力のノウハウを取り込み、平地でも楽に乗れるオールラウンダーです。

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ホイール交換の動機

それまで乗ってきたリムブレーキの車体からディスクロードに乗り換えた平山。
実はこの車体、最初からホイール交換をしてしまっています。
リムブレーキモデルでは、COSMIC SL40を気に入っていました。

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新たにディスク車体を組むうえでは、自転車全体の剛性を平均的に上げた方がバランスがとれるため、SLRの方が剛性的に良いのでは?と、MAVICの営業さんからアドバイスをいただいたようです。

それ以外にチョイスのポイントになっているのはコストパフォーマンスのよさ。
加えて、川崎店でイチオシのホイールチューンナップが「ONIベアリング」。

セラミックベアリングが持つあらゆるメリットを発揮しきれるよう設計されたONIベアリングは、型番の適合するホイールにのみ装着可能。かなり早い段階で対応していたMAVICにしたのはそんな理由もありました。。

きょうのホイール

そんな目的に合わせ、平山が選んだホイールは、ディスクブレーキ用カーボンホイールのハイエンドモデル、

COSMIC SLR 45 UST

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 現行MAVICラインナップの王道モデルとでもいうべきモデルです。
ディスクブレーキ対応でリムはコースを選ばない高剛性の45mmハイト、前後で1440gという軽さで反応性にも富み、レースにもそれ以外にも幅広く使える万能モデルです。

インプレッション

 車体ごと新しくなったため、どこまでが車体の能力で、どこからがホイールの恩恵なのかは判別が難しいというのが実際のところですが、とてもバランスの良いセットアップとなり、とても満足しています。

ディスクロードはほとんどのモデルでスルーアクスルを採用しています。_1029069

この「SCULTURA V」もそうですが、スルーアクスル化で軸の剛性だけが上がっても、トータルでの剛性のバランスがとれていなければ走らない乗り物になってしまいます。
COSMIC SLRのリムは剛性が高く、ホイール全体でメリハリのある走りを実現しているため、フレームとのマッチングが確保できるのですね。

 

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太いと思われつつも、ディスクロードでは標準となりつつある28CのGP5000タイヤ、超軽量で転がりの軽さにも優れたTPUチューブでセットアップしています。
漕ぎ出しも良く、丁度良い剛性感で登りも平坦もキビキビと良く進み、踏んでいて気持ちがいいです。 

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買う前に心配していたこと、実際に買ってみたら?

剛性が高すぎない?

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よく言われる「ロングライドメインの使い方に、レースグレードのホイールは剛性が高すぎるのでは?」という疑問。
こちらはフレームとのトータルの剛性バランスが良く、乗っていて気になることはありませんでした。
むしろ先ほど挙げた、スルーアクスルも含めて極端に柔らかすぎる部位がないことから、キビキビ進む気持ちのいい運動性能のほうが強く印象に残りました。

走行感が重くなる?

 ディスクブレーキ用のホイールになることと、クリンチャーの25Cから28Cへタイヤを変更する予定だったため、走りが重くなるのではないかと懸念していました。
いざ使ってみると、SLからSLRへのアップグレードとTPUチューブにしたことも一因かと思いますが、25Cのリムブレーキからでも違和感を感じることはありませんでした。

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SCULTURA Vは近年のディスクロードらしくタイヤクリアランスが極めて広く、最大限に活用すればタイヤ側でショック吸収性を担わせることが可能です。
逆に転がり抵抗が増えるのでは?という心配もしてしまいますが、実はタイヤの幅は、広げても単純に走りが重くなるわけではないのです(空気圧やリム幅などの影響を複雑に受けます)。

ブレーキフィールが変わりすぎない?

これまでリムブレーキ用カーボンホイール、COSMIC SL 40を愛用してきたのですが、ディスクブレーキ化で極端にブレーキ力が上がり、ブレーキのタッチの変化が起きてしまうのではないかと心配していました。

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いざ乗ってみるとさほど違和感を感じていないため、逆にMAVICのリムブレーキの効きが良かったことが実感できました。
MAVICはブレーキ性能に限らず、「ユーザーが安心して使えないものは製品化しない」というモットーがあるのですが、それがリムブレーキからディスクブレーキへの移行もスムースにしてくれたのです。

なお、今回ご紹介した平山のバイクは、川崎店のブログでも詳細をご紹介しております。

あなたのバイクカスタムの参考に、ぜひご覧くださいませ。

ホイール換えると走りが変わる!

 自転車を買ったとき、きっとあなたはこだわり抜いて一台を選び、それから乗り始めたはず。
そんなお気に入りの自転車の能力をさらに進化させる一番効果的なアイテムがホイールです。

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「山登りを軽やかにこなしたい」
「平地を高速で駆け抜けたい」
「乗り心地をよくして長距離を疲れず走りたい」など・・・
どんなホイールがあなたにぴったりなのか、併せて何を換えればいいのかは、こちらのホイール大全をご覧いただければばっちり!
さらに深くホイールのことを知りたいときは、店舗スタッフに、お店やチャット窓口で質問しましょう。

 

 

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