当ブログをお読みの皆様こんにちは!
神楽坂店の藤平です。
当店では現在元試乗車のアウトレット特価販売があります。
販売に向けて車体のチェックをしている中で
空気圧をメーカー適正にしたところ
タイヤに異常な変形が発生。
タイヤにコブのような物が出来てしまっています。
内部のカーカス(※)の繊維が切れており
(※タイヤの形状を成型している繊維)
強度が低くなっているので圧力に負けて
膨らんでしまうんですね。
この症状はピンチカットと呼ばれるもので
自動車業界では割とメジャーな症例ですが
自転車で発生するのはちょっと珍しいですね。
段差などを上る際にタイヤが潰れきってしまい
タイヤ内部のカーカスを破損する事で発生します。
発生した場合タイヤ交換以外の選択肢はありません。
経年劣化や低空気圧走行などでタイヤのサイドが傷んでいると
発生率が増加するので普段からしっかりと空気を入れましょう。
今回の車体は三年以上経っているタイヤなので
走行距離は低いですが経年劣化で
カーカスの傷みが出ていたのかもしれません。
ピンチカットの場合、走行していても振動などの異常は無く
目視以外ではほぼ発見されないのが怖いポイント。
フロントタイヤであれば走行中に気付きやすいですが
リアだと全く気が付かない事もあると思います。
車体の目視点検は重要だなぁと思うのでした。
納車前整備で初期不良が発覚した場合について
納車前整備で初期不良が発覚した場合、
同一商品をメーカーから手配いたしますが、
世界的なスポーツバイク需要の高まりにより
メーカー問わず品薄状態が続いております。
そのため同一商品の手配に数日~数か月かかる場合がございます。
長期間の場合は、商品変更やキャンセルを承ります。
また、小キズ等の乗車に支障の無い初期不良に関しては、
若干のお値引きでご対応させていただく場合がございます。
万一の際は、大変ご迷惑をお掛けしますが
何卒よろしくお願い申し上げます。
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