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【お客様の一台】『超軽量アルミフレーム』に『デュラエースDi2』を移植!カーボンに負けないハイスペック仕様に!【チャーリー店本日の作業日記】
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- 【池袋チャーリー店】田中 義臣 24年03月10日
チャーリー店本日の作業はフレーム載せ替え。
今お使いのバイクから、新しくお買い上げいただいたフレームにまるっとパーツを移植します。
今回組み立てるフレームは、アルミモデル中最高クラスの軽さと重量剛性比を誇る“カーボンキラー”、キャノンデール『CAAD13ディスク』。
『EFサイクリング』のチームレプリカカラーです!
さっそく組み立て!
今回移植するパーツは、先代の『デュラエースDi2』。
2×11速、油圧ディスク仕様の『R9170』シリーズです。
キャノンデール含め“BB30規格のフレームあるある”なんですが、BBやクランクシャフトが剥き出しのため内装ケーブルと接触しないように対策をしないといけません。
写真のように、ブレーキホースはアルミのクリップでBBシェル下部に固定されていますが、Di2用のエレクトリックワイヤを固定する場所がないので・・・
プラ板を切ってこんなものを用意します。
実はこれ、タイヤのパッケージ。
柔軟性があり、耐油性、耐水性共に高いポリプロピレン製なのでBBの中に入れるのにピッタリです。
専用パーツなどは用意されていないので、ありもので工夫していかなければいけません。
これをくるっと丸めてBBシェル内に入れてあげると、適度な反発力でケーブルを外壁に押し付け、垂れ下がってクランクシャフトに接触するのを防いでくれます。
このフレームの場合、STIに繋がるエレクトリックケーブルは、ブレーキホースと同じ穴から取り出します。
ケーブルが剥き出しだとフレームのふちにこすれて摩耗していくことも考えられるので、熱収縮チューブでホースと纏めてしまいます。
近年流行りのケーブルフル内装や無線コンポではありませんが、ホースとケーブルをうまくまとめてあげることでスッキリ仕上がります。
ハンドルも、穴の開いていない普通のアルミバーですが、二股ジャンクションケーブルを使うことで最小限の露出に収まりました。
バッテリーは、シートポスト内に収納します。
CAAD13は、先代のスーパーシックスと共通の専用シートポストを採用。
かつてはこのポスト専用のバッテリーホルダーが販売されていましたが、すでに生産終了して手に入らないので、一般的な丸ポスト用のホルダーを半分だけ使います。
専用ポストは柔軟性を高めるため、通常の丸ポストよりずっと細く作られているので、これでガッチリとまります。
いよいよ完成!
手頃な価格ながら高性能なフレームに、ハイエンドパーツを奢ることでカーボンにも全く引けを取らないバイクに仕上がりました!
元々お乗りいただいていたバイクもキャノンデールなので、パワーメーター付きの『ホログラムSiSL2クランク』や『ホログラムノット64ホイール』などのオリジナルパーツも統一感バッチリ。
パーツを載せ替えるにあたってブレーキフルードも交換、電動パーツのファームウェアも最新に更新し、簡易清掃も行ったのでまた快適にライドを楽しむことが出来るはずです。
この度はご依頼いただきありがとうございました!またのご来店をお待ちしております。
フレーム載せ替えのご依頼はぜひ池袋チャーリー店まで!