こんにちは、広島店の山崎です。
SCOTTのエアロバイク「FOIL RC30」が1台入荷しました~
SCOTT FOIL RC30
価格:¥770,000-inTax
Sサイズ
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風を切り裂くエアロフレーム
SCOTTのFOIL RCは、今主流であるエアロオールラウンドとは異なり、完全なエアロバイクとして展開されるモデルです。同社TTバイク「PLASMA」を基に設計されており、横から見ると太いですが前から見るととても薄い、形状をしています。特に、UCIの規定を最大限活かしたフロントフォークや、モーターが入っているのかと疑う程の大きさのBB周り、タイヤラインぎりぎりのシートチューブ等は、如何にもTTバイクらしい造形と言えるでしょう。
またフレームだけでなく、ハンドルやシートポスト等搭載されるパーツも含めてエアロダイナミクスを考えられており、純正スペックで限りなく空力に最適化しています。
パワーライダーも納得の剛性
当然、剛性が高く入力したパワーを逃がさないレーシーな乗り味をしています。フレーム形状上、横より縦剛性が強く、シッティングで坦々とペダリングに集中すると、それに応える様に加速し続けます。
また横剛性もしっかりしているので、3%程の登り基調のコースでダンシングしながら加速する事も容易に行えます。
パワーを加えてから推進力に変わるまでのタイムラグが殆ど無いので、出遅れたくない場面で差を付ける事が可能でしょう。
下位グレードもグランツールクラス
UCIワールドツアーカテゴリーで活躍する「チームDSM・フェルメニッヒ」は、フラッグシップであるFOIL RC10に乗ります。
RC30は価格的に下位グレードとなりますが、違いは搭載されているパーツのみ。実はRC30のフレームは、RC10と全く同じなのです。
一般的に下位グレードとなれば、兄貴分からの技術流用+フレームマテリアルの調整やジオメトリーの変更を行う事で、一般ユーザー寄りのバイクに調整されている物が殆どです。
しかしながらRC30は、価格を抑えながらも、実際にプロチームが求める速さをより身近に体感する事が出来る、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。
明日レースでも対応するスペック
純正スペックでも十分に戦えるRC30。まずハンドル周りはエアロダイナミクスを考えられたアルミステムとアルミハンドルで構成されます。
コンポーネントも105電動12速をフル搭載。切羽詰まったスプリント時も確実に変速を行えます。
唯一のカスタム余地
強いて挙げるのであれば、ホイールです。純正スペックではフレームの足枷になっている感じが否めないので、奮発してカーボンホイールをインストールしたいところですね。
個人的には、最新トレンドを抑えつつ安価にまとめた「ルンハイパー」やチームDSMと同じく「WH-R9270 C60」が似合うと思います。
如何でしょうか。見た目のインパクトが絶大なエアロバイクは、見るだけでで所有欲爆上がりですね。誰とも被らない、1台をお探しの方は是非候補に入れてみて下さい。
ご来店お待ちしております~